
行灯型: 型 カタアリキ -Hiloko-
戸口から 青水無月の月夜哉
芭蕉
「この花を摘むと雨が降る」 それは日本のあちこちで言い伝えられている花物語。
スミレ、ホタルブクロ、シロツメクサ、、沢山の花が「雨降り花」と呼ばれ由来もさまざま。
それは夏野に咲いた小さな花を摘まないよう、山里で語り継がれるやさしいお話のひとつ。
「水無月」は「水な月」。この「な」は、本当は「の」の意味で「水の月」の意味があると聞きました。「青水無月」は瑞々しく伸び茂る濃緑樹をイメージします。
風そよぐ緑の陰翳と水の薫り、日本の夏をぎゅっと詰めこんだ美しい鞄をお届けします。
雨降り花
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この作品は
外布は光沢のある紬から出来ています。一見すると静かな鈍色ですが、写真では光沢の加減で明るい灰色にすら見えます。
おばあちゃんほどの時を経た布、よく見ると地模様に赤と青の細いストライプ。お着物地としては、かなりハイカラな柄だったはず(笑 そのドキドキは時代を超えて着物Girlsのハートに響きます。
時代から時代へ、慈しまれバトンタッチされたこの着物地の最後の持ち主はお客様です。めぐる季節をこの鞄とともに楽しく過ごしていただけますように。 -
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このBagには
行灯鞄には「季節の布でつくったコサージュ」と共布でつくられた「収納袋」をお付けします。
このコサージュは東京の用賀にある 和ギャラリー「いなむら」さん で用意していただきました。華やかさを添える季節のコサージュはバレッタ仕様。お洋服時や帯飾りにもご使用いただけます。
→ コサージュ裏側画像
また、収納袋はBagをしまう時だけでなく、お出かけ時、中にふわわっと忍ばせておけば開口の際の目隠しにもなります。
もくもくの入道雲の下、一涼薫るお出かけのおしたくにオススメです! -
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Hilokoさんの作品は
アンティークの着物生地から生まれます。愛らしい柄は気に入ってたくさん着たからかイタミが激しいことも。 まだ生かせる面、一番の見せ場を丁寧に裁断し、Hilokoさんのセンスでバランスよく配置。
懐かしい縦長の台形型はHilokoさんオリジナルの行燈型、一眼レフを入れても形が歪まない確かな縫製。 「着物生地を傷めませんように」、下置き部は木製の小さなちいさな足がついています。また使いやすいよう、間口は大きく。
縫製の目一針一針に一点しか創れないからできる、使い手への気遣いがあらわれています。
お手元へは、京都の和紙専門店 【鈴木松風堂】 製の和紙箱に納めてのお届けとなります。 -
行燈型/雨降り花
- Product No.
- K-1106001
- Size
- 蓋部13×13.5cm 底部17.5×17.5 高さ21cm (持ち手含め38cm)
- Weight
- 約400g Capacity →画像参照
- 内容
- 鞄・鞄収納袋・コサージュ × 各1
Hiloko ラインアップ
薔薇 Soubi (型 カタアリキ / Hiloko)
ジャンル:鞄(大)
なにが入っているのか気になる愛らしいカタチ。深みます秋色が気になる近頃◎
Find a Rainbow
ジャンル:鞄(大)
一歩一歩。向こう側の景色が見たくて。小さな夏の風物詩に溢れるエールを沢山詰め込んでお届け致します。
妻戀/行灯鞄 (-Hiloko-)
ジャンル:鞄(大)
昔から鹿の鳴く声は侘びし哀しと詠まれますが、、あれは牡が牝をもとめる妻恋の声。時を越えて野山をたらった走るご機嫌HappyなBagをお届け致します。
野茨 Nobara (型 カタアリキ / Hiloko)
ジャンル:鞄(大)
今では出すことのできないやさしいアンティークブルー。100年前から薔薇は切ない乙女の定番アイテムだったようです。
Sipirka・シピリカ (型 カタアリキ / Hiloko)
ジャンル:鞄(大)
それは立春を迎えたころ、暁の空から大地にかえるスノーダストは冬仕舞いの極上の美しさ。
花迎え (型 カタアリキ / Hiloko)
ジャンル:鞄(大)
「新しき年の始めのうれしきは古き人どち会へるなりけり。」会う時間が心待ちな年始め。
臥龍梅 (型 カタアリキ / Hiloko)
ジャンル:鞄(大)
白雲の龍をつつむや梅の花。海を渡った梅の絵は後に世界的に有名になりました。
EVERLASTING (型 カタアリキ / Hiloko)
ジャンル:鞄(大)
深染めの紅葉のような、元気でキュートな笑顔を思い出すBagをお届けします。
雨降り花/行灯鞄 (-Hiloko-)
ジャンル:鞄(大)
との曇った夏の雨の日は格別。やわらかな風に水の薫り。雫揺れる花は深呼吸をして元気を取り戻す。
あきのひかり/行灯鞄 (-Hiloko-)
ジャンル:鞄(大)
それが片恋ならどんなに楽しかったろう。憂いの秋、人想う季節。罰された愛の形を考える夜。
水蛍/行灯鞄 (-Hiloko-)
ジャンル:鞄(大)
ふわり包まれる宵の風、水の波紋に浮かぶ虫の声。そんな心象に残る夏の香りを、鞄いっぱいに詰めました。
踏青/行灯鞄 (-Hiloko-)
ジャンル:鞄(大)
「青き踏む」寒さの残り香のなか、勢いをつけ小さな新芽が次々野に広がる。この時季の青はキッチュで元気が飛び跳ねている色。
Nero/ひょうたん鞄 (-Hiloko-)
ジャンル:鞄(大)
コロンとやわらかなまーるいライン。ネコかな?トラかな?木の葉かな?お客様と一緒にたくさんのストーリーを紡いでくれそうです。
Raccolto/行灯鞄 (-Hiloko-)

ジャンル:帯留
彩る実、収穫の秋。野庵「食べられるお庭の会」発足いたしました!
Blackmoon/行灯鞄 (-Hiloko-)

ジャンル:鞄(大)
Blackmoonの夜、お月さまでは賑やかに花の宴が催されているとか。月明かりのない夜は酔ったウサギに要注意◎
ムシウコジマ/六角鞄 (-Hiloko-)

ジャンル:鞄(大)
やわらかなマリンの風を運ぶ赤白ボーダー、実はアンティークの着物生地。それはすこし前の時代にもきっと、かわいい!と大切にされた布。
Fiore/行灯鞄 (-Hiloko-)

ジャンル:鞄(大)
万葉の頃当代きっての歌詠人、大伴家持に椿の君と称された人がいました。そんな春のひだまりのような女性に憧れます。
Black snow/行灯鞄 (-Hiloko-)

ジャンル:鞄(大)
雪のなかから現れてくるもの。それは待ち望み手にすることを夢見る存在で、だけど儚く決して手に入らない-そんな人々の雪への想いが冬の切ないお話を生みました。
White snow/行灯鞄 (-Hiloko-)

ジャンル:鞄(大)
上空1500m、気温-3℃、大気中で雨が氷結しだすころ。 森に住む獣や人の身体の奥のアンテナがピンと立ちあがる。木々ををましろに包みこむ初雪をあらわした鞄が届きました。
ピンポンマム (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさん「菊尽くし」第2弾。多種ある菊のなかでとくに愛らしい菊種を、大好評の行灯型に挿してみました。
夏式部・ 行灯鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
凄烈な赤の矢羽はすこし特別な存在感。Hilokoさんから1年を通して傍においておきたい鞄が届きました。
六月のKitchen ・ 行灯鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)
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ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさんの新作、テーマはやさしい陽射しのなかのキッチン。元気カラーを取り入れて、6月も元気に過ごせますように-。
ももとせ・六角鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさんの寿ぎのカタチを表した鞄 第2弾!吉祥文様の雲文がキュートに配置されています。
あらたま・鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさんから寿ぎの鞄が届きました。神様へのお供え物に、ぴちぴち鯛も付いています。抑えられた色は冬のお出かけに相応しい雰囲気です。
豆鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさんが贈る豆鞄。愛らしいハトといっしょに風や梢の音、空と雨の物語を探しにいきませんか。
舞姫・鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさんが送る夏鞄。爽やかな蝶モチーフと優しい風合いの紬地の青が、夏のお出かけにピッタリです。
佐保姫・六角形鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさんから寿ぎのカタチを表した鞄第1弾が届きました。うららかな春風を迎えにお出かけしませんか。
豆菊・鞄 (型 カタアリキ / Hiloko)

ジャンル:鞄(大)
鞄作家 Hilokoさんがおくる秋色鞄第1弾。元気な斜めがけStyleで天高い空を背にお出かけしませんか。
掲載日:2011年6月28日 (火)
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