
Spring snow - 伯兆 -
春の陽ざしの中、最後にふうわり降る班雪(まだらゆき)は、あっというまに溶け消えた
すべてを覆った白銀の花が静かにほどけ大地にかえるとき 雪はキラキラの雨になり、いつかまた森の緑を抱くだろう
見過ごしがちな小さな四季の流れを大切に継いでいきたいと思います
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この作品は
「大地にかえりゆく雪の色」、それは銀や白ではないなぁと、控えめななか圧倒的な存在感がある黒漆を使用しております。また、溶けいく雪のキラキラ感をやわらかな花の匂いを運ぶ春の雨のイメージと重ねています。
季節から季節への移り変わりはすこし切なく、愛おしいですよね。 その花冷えの空気感を感じていただければ嬉しいです。
● お届けは ●
発送の際は桐箱に入れ季節の香を添えて、大切にお手許へお届けしております。
* 野庵 桐ノお箱のこと -
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伯兆さん 近況!
2010年5月6月10月、立て続けにとてもステキな本に取り上げていただきました!工房での作業風景も掲載さてておりますので、是非お手にとって見てみてください。
* お誂え手帖 ふだん使いのかわいいもの編 掲載詳細
* はじめての和のオーダーメイド 掲載詳細
* てしごとのしおり 掲載詳細
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■ 蒔絵の帯留めができるまで
光の強さによって、見る角度によって煌きが変わる貝。伯兆さんは天然の「鮑(あわび)」を使用しています。貝は桃色に煌いた次の瞬間、緑海色にみえることもしばしば。
継がれゆく職人の技術を、お手隙時にゆっくり覗いてみませんか。
→ 蒔絵 白熱実況中継 -
帯留 / Spring snow
- Product No.
- M-090301
- Size
- 直径 4.5 cm
- Weight
- 約 12 g
- Material
- 国産ケヤキ地 漆
- Price
- 送料込¥24,000- (税込¥25,200-)
伯兆 ラインアップ
わたつみの珠 for 茶散歩(- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:ボタン
たゆたう海からの贈り物に、受け継がれる美しい日本を重ねます。この夏の装いに、深く豊かな自然の色を添えてみませんか。
菊慈童 (伯兆 / hakutyou)
主から最後にもらった一節を忘れないよう菊の葉に書き写す。それは紀元前の頃から菊慈童が大切にしている約束の言葉。
花襲 (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
山あいを、数千の桜が襲(かさ)なり空気を紅色に染める夜。春のバンビは静かに花を踏み闇にまじります。
時季の茶杓・春(- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:お誂え
舞う春の影を夢に追い、言の葉に800年の花の色をとどめた歌人がいました。
美しい日本のお道具に春を留めます。
鯉乗リ童子 滝登レ(伯兆 / hakutyou)
ジャンル:帯留
パワー溢れる金太郎さんと鯉は蒼天の彼方を夢見ます。なにかに挑むお客様へ目標成就を切に願いお納めいたします。
秋蒔絵ボタン (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:ボタン
澄んだ群青色の宵の空にあかあかと月がのぼる。それはこの秋、湖の国で見た景色。物語のキーワードは福フクの「ふ」。心にぽっと残る、言葉のお福分けを楽しんでみました。
眠り福助(伯兆 / hakutyou)
ジャンル:帯留
ほのぐらい八幡さまのお堀端。さやかな星合いの空にくっきりと草木の影が揺れる宵。「天の海に月の船浮け桂楫(かつらかじ) かけて漕ぐ見ゆ月人荘子(つきひとをとこ)」.
竜田姫 (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
時とともに深まる冷気、極彩色に埋もれ月を眺める夜。落ち葉を踏む音、秋立つ匂い。
「紅葉狩り」という言葉を知ったのは大人になってからでした。
2012夏蒔絵ボタン (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:ボタン
はじめて海を見たあの嬉しさを、柳風のなかの小さな夏を、手のひらにのせて君に贈ります。
来 rai (- 伯兆 / hakutyou -)

ジャンル:帯留
新緑のゆれる柳 薫る風を運ぶツバメ 次の季節ははもうすぐそこに。ゆっくり夏のおしたくをはじめませんか-
時季の茶杓・雨水(- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:茶杓
記憶の中の時季を静かに呼び起こす、そんな美しい日本のお道具がありました。
時季の茶杓・小寒 (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:茶杓
茶杓の「銘」はお客様の感ずるところから。時季のご馳走となる茶杓を大切に仕上げ、お届け致します。
2011秋蒔絵ボタン (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:ボタン
"カッフェ・パウリスタ" それは大正時代、新しい時代の香りを運んだ心踊るキーワード。一杯五銭の珈琲は「悪魔の如く黒く、地獄の如く熱く、恋の如く甘い」とか。
夏蒔絵ボタン (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:ボタン
はじめて海を見たあの嬉しさを、柳風のなかの小さな夏を、手のひらにのせて君に贈ります。
ぶりきん (伯兆 / hakutyou)
ジャンル:帯留
素朴で懐かしいブリキの金魚。真夏の陽射し、素足の感触、水をかけあって遊んだ記憶- あの日の遊び心を帯のコーディネートに取り入れてみませんか。
翔龍 (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:帯留
水の香り、飛び穿つ泡しぶきのなかの小さな呼吸。吉祥獣シリーズ、完結です!
鳳凰 (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:帯留
楽しかった日の陽だまりの記憶を包み込む、そんな自分史に寄り添うようなコトホギの帯留めが出来あがりました。
玄武 (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:帯留
水辺の生き物がとりわけ愛しく見える時季。スケールは大きく天ノ川を背景に、やんちゃな仔らが駆け巡る様をお届けします。
庚ノ寅 (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:帯留
庵の竹林に十二獣のトラが迷い込んできたら、、。この1年、みなさまの傍らにいるトラはどんなお顔の仔でしょうか。
花珠 ・ かんざし (伯兆 / hakutyou)
ジャンル:かんざし
お濠が花びらで染まる山あいで、微笑み静かにまい散る簪と出逢った。それは忘れられない春の風景。
やまなし (- 伯兆 / hakutyou -)
ジャンル:帯留
天井をながれる水晶の粒、金雲母(きんうんも)のかけら、カニの兄弟のドキドキ。ここは花びらの影がしづかに砂をすべる夏の水底。
Spring snow (- 伯兆 / hakutyou -)

ジャンル:帯留
春、スノーダストがほどけ大地にかえる時、雪はまたキラキラの雨になり地上をやわらかに包むだろう。淡雪を名残惜しむ「愛四季」シリーズ最終章です。
Bambino (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
ひんやりとした朝もやのなか、駆ける小鹿に出逢う。樹齢1000年を超える巨木、響く滝の音、紅葉に埋もれる石窟仏。手つかずの秋が奈良にありました。
Aqua (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
今夏、夜空を何回見上げましたか?はくちょう座のまだむこう、夏のバンビは彼方 天の川のなかにー
Anne (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
浪漫の花が咲き乱れる大正15年、銀座・千疋屋さんにプードルがいたという記録が残っています。お着物少女たちは、さぞやドキドキときめいたのではー。
Kotan kor kamuy (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
【 コタンコロカムイ 】 それは梟(フクロウ)に顕現された静かに民を守る村護りの神のこと。北の森の奥深く、静かに冬の冷気を覆い春を待ちわぶ梟を帯に留めてみませんか。
秋蒔絵ボタン (伯兆 / hakutyou)
http://www.a-yarn.com/product/2007/10/hakutyou_1480.html
ジャンル:ボタン
豊穣の秋、実りの収穫のとき。小さな掌(てのひら)の世界から季節のかけらをお届けします。
秋蒔絵ボタン (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:ボタン
菊の着せ綿の雫にはどんな香りがするのだろう。花の匂いをしたため花に長寿を祈る-そんな雅な風習がありました。
夏蒔絵ボタン2007 (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:ボタン
夏の旅のあちこちの思い出をきりとって-。 掌(てのひら)のボタンに季節の命が宿ります。
水中花(伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
夏の朝、種から植えた朝顔におはようを言う。睡蓮鉢の金魚にも。照り返す日差しにうんざりする1日を思うけど、大切で幸せな日常風景。
喜従天降 (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
蜘蛛の織りなす糸の上、天空のあちこちに散らばりこぼれる願い珠、忘れ珠。夏の夜、遠く君へ祈る。
お誂え (-伯兆-)

ジャンル:お誂え
蒔絵師 伯兆がお客様のために創ります。世界にひとつ、自分のためだけに。野庵、尽力を尽くし最高のお品物をご用意いたします。
春蒔絵ボタン (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:ボタン
古より微細の美を追求してきた数寄者の悦びを共に感じませんか。掌(てのひら)のボタンに季節の命が宿ります。
初雀・帯留 (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
あらたまの年、奈良の庵から縁起物として「初雀」をお届けいたします。実り福を運ぶ2羽のふくら雀は神様のお使いです。
むつのはな・帯留 (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:帯留
少し昔、冬に花は望めなかったころ、雪の結晶はやわらかな凍気の花でした。今からのご予約で12月の初旬には、雪輪バンビをお届けいたします。
蒔絵ボタン (伯兆 / hakutyou)

ジャンル:ボタン
古より微細の美を追求してきた数寄者の悦びを共に感じませんか。掌(てのひら)のボタンに季節の命が宿ります。
掲載日:2009年3月11日 (水)
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