彩 イロドルトイフコト:菅公さん -月成-

菅公さん   菅公さん  


沢山の絵馬かかる天満宮 この時季、祈願の想いで溢れます


それは千年を超えて前のことー


   東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ


大宰府へ落ちる前夜、幼い頃から慈しんだ自邸の梅を見つつ、上の歌を詠んだ道真公。あるじを慕った梅は、道真が太宰府に着くと、一夜のうちに大宰府の道真の元へ飛来したといわれます。  


当時、明晰であったがゆえに謀られ流される道真を慕い、ともに大宰府に下りた人々がいました。 その折、反対の奥州へ流される道真夫人の文とともに、上で詠まれた庭の梅が根分けされ運ばれたそうです。 人から人へ、都からはるばる手元に届いたことをふせるために、公は「梅が飛んできた」と言いきったとか。


その梅の末裔は、今なお太宰府天満宮本殿でどの梅にも先駆け開花します。

菅公さん -彩 イロドルトイフコト-

この作品は

私が創る帯留は御身守りの意味を込めます。本来、装身具は代々受け継がれていく時のなかで 御守りの役割も担ったからです。
必勝祈願の神 天神様。なぜ「牛乗り天神」と道真公は称されたかご存知ですか。

・ 道真は乙丑の年まれ  ・ 道真には牛がよくなつき、道真もまた牛を愛育し刺客からも道真を守った  ・ 道真の遺骸は牛車に引かせ、その牛の座りこんだ場所が天啓とその場所に埋葬した

など、道真と牛にまつわる伝承が数多く存在することから、天満宮では牛を「天神様のお使い」とし臥牛の像があちこちに見られるのです。


後ろは雷・風・雨を統べる天神本来の姿と、丑年の守護本尊・虚空蔵菩薩を意味する梵字(タラーク)を配しました。


2009年、なにかひとつこの絵馬に祈願して着けてみてください。
その気持ちが帯留を超えて、お客様の御身守りになるはずです。

十二支について

十二支は「地支(ちし)」とも言われ,かつては方位・時刻・年月の呼び名に広く利用されていました。いつのまにか、その区分けになじみやすいよう十二獣が当てはめられたのです。たとえば丑(うし)は北北東の方角、「丑の刻参り」という有名な語があらわす時刻は午前1時~3時を指します。

神様の新年のご挨拶に牛は足が遅いので、失礼がないように夜明け前に出発したとか。 季節の匂いを感じ、しっかり足跡を残すには悠々とした準備が必要なのかも知れません。


愛らしい 「菅公さん」 ペーパーウェイトとしてもご使用いただけます。
12年を巡って末長く可愛がっていただけますように。

お届けは

発送の際は桐のお箱に入れ、季節の香、季節の色の根付紐(日本製・正絹)を添えてお手許へお届けしております。


この作品はお届けまでに2週間ほどいただく場合がございます。贈り物やお急ぎの際は事前にメールにてお問い合わせくださいませ。


 info@a-yarn.com


「ずっと大事に ずっと愛せる作品を」 後々のメンテナンスも野庵が責任を持って承ります。

彩 イロドルトイフコト / 菅公さん

Product No.
I-090101
Size
横最大 3.5cm × 縦最大 2.5 cm
Weight
約 24 g
Price
¥16,500(税込¥17,325)

月成 ラインアップ

初鶏(Hatsudori)・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留 初鶏
2017年の人天界を奔走する愛しき十二支の獣は「酉」。高く高く舞いあがり、緋の空から蘇る不死鳥を夢見ます。

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磨申(Masaru)・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留 磨申
2016年の人天界を奔走する愛しき十二支の獣は「猿」。愛嬌抜群にお客様と難事を乗り越えてくれる可愛い仔をお届け致します。

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Swallowtail・根付 (-月成-)

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ジャンル:根付 Swallowtail
「高々と蝶越ゆる谷の深さかな」峡谷で町でどこにいても、ふと蝶を見つけたときの小さな嬉しさを、身近な根付にしてお届け致します。 

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白牡丹 Bai Mudan・帯留/根付 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
「福の神、やどらせたまふ牡丹かな」小さな小さな百花の王、晴れやか日に添えてみてください。

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虫篭(むしかご)・根付 (-月成-)

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ジャンル:根付 虫篭
「一寸の虫にも五分の魂」。体半分にいつも熱い心意気を胸に抱くみなさまへ、同じハートを秘めた月成氏からのエールをお届けします!

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海松橿姫・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留 海松橿姫
野庵の立ち上げとともにお披露目となった礎となる作品です。権力者に土蜘蛛と呼ばれた気高く強い姫を想います。

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日左午/Hisago ・帯留 (月成)

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ジャンル:帯留 日左午/ひさご
月成ワールドの瓢箪から来年の干支の「駒」が翔けぬけていきました。新年に飛び出すほどの未来と皆様の健康と息災を願い心をこめて制作された作品です。

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眠り般若 ・ 帯留/根付 (月成)

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ジャンル:帯留 眠り般若
穏やかであれ、激しくあれ。どうか寂々の闇の向こうで笑っていられますように。

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渦賀巳/Kagami ・帯留 (月成)

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ジャンル:帯留 渦賀巳/かがみ
蛇は脱皮することから再生を象徴し、巳の年は新しい自分に生まれ変わる変革年とか。変わる未来への一歩の気持ちを留めおく御身守りが出来ました。

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兎錦・帯留 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留
ナニミテ跳ネル♪時空の波をふわりと跳び舞う兎。季節を越えて裏返すと躍動感溢れる金魚があらわれます。

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多果楽・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
たくさん楽しく元気良く♪花咲く未知をまず一歩 春到来で飛び出した慶び溢れる張子犬をお届けします。

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龍・干支帯留/根付 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
2012年の干支は辰。「龍となれ 雲自ずと来たる」。新しい年へたくさんの希望を込めて。

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和寅/帯留・根付  (-月成-)

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ジャンル:帯留 和寅
猛々しい虎も住処のある竹林では和やかにくつろぎます。新年、虎の巻のご利益でなにがあっても笑いに転換できる豊かな年となりますように。

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迎え兎・帯留/根付 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
一緒に行こうと振り返る満月に向かう花兎。その先が知りたくて光の向こうにハィ、ジャンプ!

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九尾 ・ 帯留 根付 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 九尾
「化かされに稲むらあるく秋の暮」狐に化かされる - そんな言葉が失われるのはすこし寂しい気がします。

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灼尾 ・ 帯留 根付 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 灼尾
闇の中、チロリ垣間見える斜陽の尾。それは吉祥の兆しか妖しの火かーその作品の表情は多岐。感じる「賑」「寂」「瑞」「畏」。その炎は見る人の気持ちの陰。

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花蝶 ・ 帯留 根付 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 花蝶
散る花は水の流れに舞い、それは月光のなか、静かに春を運ぶ蝶になる。1つの帯留から春宵の物語が聞こえてきませんか。

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菅公さん/帯留・根付  (-月成-)

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ジャンル:帯留 根付
天満宮へ初参り。たくさんの臥牛は天神さまのお使い。学問の神様と親しまれる菅原道真公は、「牛乗り天神」「菅公さん」と呼ばれ今なお、日々の暮らしのなか親しまれています。

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天鼠 ・ 帯留 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 天鼠(こうもり)
天をかける鼠(ねずみ)の異名を持つコウモリ。凍てつく月光にむかい春の匂いを探して羽ばたきます。

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子・帯留 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 子(ね)
「子」は「孳」(ふえるの意)、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態のこと。おめでたい干支にちなんだ帯留を、大人の遊び心を加えお届けします。

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過客・帯留/根付(-月成-)

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ジャンル:帯留/根付 過客(かかく)
空に焦がれ旅を続けるカタツムリ、くるり反対側は夏の朝の空気を運ぶアサガオの花。様々な使い方が楽しめる作品です。

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海松橿姫・帯留(彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 海松橿(みるかし)姫
野庵の礎となる作品です。月光の下、土蜘蛛姫のまっすぐな想いを現代に伝えます。

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掲載日:2009年1月 6日 (火)

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