Snowdrop:唐獅子牡丹 -姫コ-


● 唐獅子牡丹 虎に竹 ●
それは人から人へと風土の中で伝えられてきた言葉遊び。
聞いた記憶はないのに馴染むのは、DNAレベルで継がれいく
四季を感じる気持ちに似た、大切ななにかだと思うのです。



   牡丹に唐獅子竹に虎 → 「虎」
   虎を踏まえて和藤内 → 「藤内/内藤」
   内藤様は下がり藤 → 「ふじ」
   富士見西行うしろ向き → 「むき」
   むき身はまぐりばかはしら → 「はしら」
   柱は二階と縁の下 → 「下」
   下谷上野の山かづら → 「かつら」
   桂文治は噺家で → 「で」
   でんでん太鼓に笙の笛 → 「え」



この夏、「牡丹に唐獅子竹に虎」の意味を探しに京都へ参りました。      * 唐獅子牡丹を探す旅 Blog


かつては「深見草」の名で親しまれた牡丹。
この秋、いつもよりすこし自身を深く見つめてみませんか。

唐獅子牡丹 -Snowdrop-

唐獅子牡丹

「百花の王」牡丹を思うとき、派手なバーンとしたイメージがありました。今回、「牡丹に唐獅子」の話を知って獰猛な獅子をも包み込む、やわらかな優しい強さを感じそれを表現したいと思いました。


花びらの醸された今では見れないふんわりとした色合いは江戸縮緬です。その大輪の添えとなる葉の緑は瑞々しさと、陽の力を受けとめ蓄える深い養分の緑。 そんなイメージとなる縮緬地が見つからず、化学染料ですが自分で染めた生地を使用しました。
ちなみに今回は 186回 つまんでいます。


百獣の王、獅子の拠り所となる牡丹。それは静かに咲き誇るとても可憐な一輪花でした。

ワークショップのお知らせ

牡丹の花びら1枚1枚は小さな絹の布を、折ってつまんで重ねて作られています。 江戸期に生まれたこの繊細な技術を今のライフスタイルに合わせ使えたら- 知ってほしい伝統技術を、アートで美味しい和みカフェ zozoi さんでお伝えします。
この冬をあったかく彩るアクセサリーをつまみ細工で作ってみませんか。


* 野庵 つまみ細工の会 - Feather day - 


つまみ細工とは

江戸時代中期、薄地の布を正方形に小さく切り、これを摘んで折りたたみ、組み合わせる手芸が大変流行りました。(女官や大奥などでもてはやされていたとか。)日本古来の繊細さや細やかさを活かした つまみ は、丁寧な同じ作業の繰り返しのなかで花や鳥を生んでいきました。今なお、七五三や成人式などのハレの日に欠かせない髪飾りのひとつです。
また、古より象牙・鼈甲・螺鈿、すばらしいハレの日用の簪がございますが、つまみは豊富な色と模様、そして値段も手ごろなことで、七五三の簪からと幅広い用途で、様々な階級層に愛されてきたすばらしい伝統工藝です。

Snowdrop / 唐獅子牡丹

Product No.
Hi-0801001
Size
横幅最大10 × 15cm
 (かんざし部 長さ 10 cm)
Weight
約 25 g

こちらの作品はお嫁入りいたしました。

姫コ ラインアップ

天宇受賣命/アメノウズメ・つまみ細工(- 姫コ -)

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ジャンル:お誂え/かんざし
高天原に溢れるほどの希望と幸福を運んだ女神様を丁寧につまみ細工の世界に映しました。

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菊理媛神/くくりひめのかみ・つまみ細工(- 姫コ -)

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ジャンル:お誂え/かんざし
四季極つる月、締めくくりのお披露目にふさわしい神様を知りました。新しい年も小さな小さな積み重ねを見過ごさないよう励みたいと思います。

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宇迦之御魂神/うかのみたまのかみ・つまみ細工(- 姫コ -)

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ジャンル:お誂え/首飾り/かんざし
お米一粒一粒にこめられた祈りや願い。そのさきには秋の稲穂たなびく豊かな田園風景がありました。

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風神/志那都比古神・つまみ細工(- 姫コ -)

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ジャンル:お誂え/ブローチ・帯留
風はすべてを運ぶやわらかな化石だそうです。なにものにもとらわれない風の神は懐かしい記憶も率いて流れていきます。

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火雷神・つまみ細工(- 姫コ -)

P2283997110s

ジャンル:お誂え/簪
何千年と畏れられつつも、慕われている雷様。黒雲のなかで、いっそう煌くそのPOWERに憧れます。

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作品リーフレット・つまみ細工(- 姫コ -)

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ジャンル:紙作品・本
12ヶ月をつまみ簪で表した作品を集めたリーフレットが出来ました。小さな小さな布から生まれる遥かな世界観が伝わりましたら幸いです。

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木花咲耶姫・つまみ細工(- 姫コ -)

P2283997110s

ジャンル:お誂え/簪
始まりはこの花/桜のように美しい女神、木花咲耶(コノハナサクヤ)姫。みなさまに春の歓びを運んでくれますように!

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月眺めのお誂え・つまみ細工簪(- 姫コ -)

P1191767110s

ジャンル:お誂え
とても小さな絹布を折ってつまんで重ねて。江戸期に生まれた繊細な技術を自分色で作りませんか?丁寧な解説書と作品がセットになったウルトラスペシャルなお届けです。

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春告姫・つまみ細工簪(- 姫コ -)

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ジャンル:かんざし
凍てつく大気の向こう側で静かに芽吹く花のように。寿ぎの日のための一挿しをお届けいたします。

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愛姫・組かんざし(- 姫コ -)

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ジャンル:かんざし
やわらかに日々自分の花を慈しめる女性となりますよう。記憶に残る特別な日のための花簪を提案します。

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Ape’nipek ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
焔関連最後の作品はアイヌの言葉で「炎の光」。自身のなかの焔に気がついたら、思いきり飛び立てますように。

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葉がくれの花 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
口に出すとそれだけで色褪せる気がして、この花色は私だけが知っている色。葉がくれに見える花びらの向こうでいつかの君に逢いたい。

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Days ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
3月、いつものおはようの日々は当たり前じゃなくなって。もうすぐ始まる生活と新しい出逢い。一人で進むのはすこしこわくて、でも楽しみで嬉しい。新しい生活が始まるすべての人へー

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丹楓 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
野庵2008年の秋最後の作品は、つまみ簪「丹楓」。冷えが増すほどに楓は熱を帯びた緋色に辺りを染める。君を思いて此処に何ぞ極まらんー 真実は山深い里の紅葉が包みます。

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唐獅子牡丹 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
「牡丹に唐獅子」 百獣の王、獅子の拠り所となる牡丹。それはやわらかく静かに咲き散るとても可憐な花でした。

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花野 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
秋のちいさな花が咲きほころぶ野 「花野」。 花は春の季語ですが 「花野」 は秋の季語. この言葉から秋は足元の小さな草花がとくに慈しまれていたことを感じます。

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燦 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
秋に花火大会があるのをご存じですか?それは全国の花火師達が技術を競う特別な夜。 夏の残り香を1本のかんざしから感じてください。

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きんとと ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
大手町 打ち水プロジェクトの展示でひときわ目立った大振りのつまみ簪 きんとと。簪は挿して初めて映えるものだと実感した作品です。

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水柳ノ花 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

ジャンル:かんざし
水が生み出す無限の音と、柳が生み出す風の音1本のつまみ簪にふうわり水の香りを含ませてみました。

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巴 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
五月は端午の節句月。想い人とともに戦場を駆けぬけた凛々しい女武者のイメージをつまみ細工の簪にこめてみました。

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菜々葉 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
道端の色鮮やかに咲く菜の花を見て、土や川が歓びほころんでいるような感じがしませんか。生命力あふれる楽しく陽気な春を1本の簪にこめてみました。

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花丸 ・ つまみ簪 (-姫コ-)

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ジャンル:かんざし
春山は淡冶(たんや)にして笑ふが如し- 山々の間からこぼれ見える薄紅色は見ているだけで浮き立ちます。そんな春の山景色を1本の簪に託します。

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お誂え (-姫コ-)

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ジャンル:お誂え
瑞々しい感性と確かな実力。可愛らしすぎずデニムにも使え、Japan を感じる姫コさんの作品。お届けまでの時間がお客様だけの宝物となりますよう、野庵が尽力いたします。

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掲載日:2008年10月30日 (木)

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