2nd_ctitle_yoroko

帯留 : 玉穂 -gyokusui-

菊咲けり 陶淵明(とうえんめい)の 菊咲けり

山口青邨
 
南朝宋代に活躍した詩人 陶淵明はその日の酒代にも困る日常の中
酒盃に菊の花びらを浮かべ楽しんだとか

   菊を采(と)る 東籬(とうり)の下 悠然として南山を見る

市中に近い田園に隠居し、心の持ちよう一つでいかなる場所でも
山野辺境になると説き、のちに詩聖と称されました。 
自然を慈しみ、酒と詩を楽しみ、晴耕雨読の暮らしを楽しんだ
おおらかなその心持ちを、山口青邨は1ひらの菊にみたのでしょうかー

菊 咲けり:作品詳細

3838300


【正面】


3854300_2


【裏】

この作品は一点ものです。


購入する


Product No.
G-080901
Size
最大 4.8 cm× 2.9cm
Weight
約 20g
Material(素材)
SV 950
Price
送料込
¥28,000- (税込¥29,400-)

飾り職 玉穂の作品について

3826200

玉穂氏は、京都でご活躍の仏具師さん。本職の合間をぬって氏が本当に創りたいものがカタチになったときだけ、作品を庵に納めてくださいます。ですので基本的に現品1点ものでのお取扱いとなります。また、だからこそ採算度外視で制作されるため、同じものを創るときは同じお値段では作れません。以上、2点をご了承ください。

● お誂えに関してはこちら


精緻な彫りは…

3825200

通常、銀板を機械でプレスした銀製品は、至るところで見かけます。
玉穂さんの作品はすべて手作業。氏が踏破した9つの彫り技術はいままで神域への奉納品のみに披露されていました。その精緻な技術は氏でしか創りだせない世界を築きあげます。仕上がりの差は歴然。

● 技術詳細

人生をともに歩める、自分史に残る作品をお届けします。



お届けには

200365

発送の際は鈴木松風堂製の和紙箱に入れ、季節の香と共に皆様のお手許へお届けしております。


玉穂 ラインアップ

火の花 ・ 帯留 (-玉穂-)

3413110

ジャンル:帯留
神域の、追随なき精緻さは圧倒的な存在感で夜空を彩る火の花を咲かせます。 この夏は一度だけ、みなさまにとって、煌きあふれる夏でありますように。

→詳細はこちら



春望 (-玉穂-)

63481101

ジャンル:帯留
飾り職 玉穂が創る春の帯留めは、咲きほころぶ匂いとともに花冷えの空気まで伝え心がしんとした。1200年も前、遥かなる春を乞い綴った人がいました。

→詳細はこちら



秋二つ・帯留 (-玉穂-)

Sqp8070701110

ジャンル:帯留
去(い)けよ三千里 君を送れば暮寒生ず。文豪と俳聖のおくりあう言葉の行間に、時代の息吹が散りばめられていてほぅっと溜息ひとつ。

→詳細はこちら



福良雀 ・ 帯留 (-玉穂-)

Apc109877110s

ジャンル:帯留
「木に草に麦に先ず見る初日かな」ふっくら顔の雀さんに美味しい願い事を託します。新しい年も豊かな四季の恵みに感謝する日々でありますように。

→詳細はこちら



獅子 ・ 帯留 (-玉穂-)

60110

ジャンル:帯留
仏具師であるからこそでしょうか。飾り職 玉穂氏のつくる神獣は不思議な幽雅な世界に惹きこみます。

→詳細はこちら



櫻紋 ・ 帯留 (-玉穂-)

254110

ジャンル:帯留
春 山あいでは花霞が漂い、あたりは薄紅色に包まれる。桜の気に覆われ花と一体化するような、流れ舞う春を帯に留めてみませんか。

→詳細はこちら



咲耶 さがり ・ 根付 (-玉穂-)

110r153735

ジャンル:根付
霞立つ宵、静かに木の花(桜の花)はほころんで咲くのだとか。日本の美しい「春」をいつも身につけられるよう小さなアイテムでお届けします。

→詳細はこちら



初氷 / 帯留 (-玉穂-)

878110

ジャンル:帯留
足もとから冷気立つ朝、外はましろの息で砂糖菓子をまぶしたような霜紅葉たち。その冬はじめて水が凍ることを「初氷/こほり初(そ)む」と言いました。

→詳細はこちら



楓渓 / 帯留 (-玉穂-)

31200

ジャンル:帯留
彩りの秋に逢いたいと願っていたら外にはX'masLEDが瞬きはじめてしまいました。野庵、暮れゆく秋をもうすこしだけ追いかけてみたいと思います。

→詳細はこちら



菓子切 鬼灯 (-玉穂-)

633110

ジャンル:食器・お誂え
夏のおもてなしの席に極上の風情を運びます。口福を分かち合える嬉しさを、対の菓子切に込めました。

→詳細はこちら



月下美人/帯留 (-玉穂-)

4110

ジャンル:帯留
年に1度、新月の夜。だれかを待つように同じ日に開花するといわれる神秘的な花。それは置いてきた記憶をたどる恋の歌かもしれません。

→詳細はこちら



華菊・髪飾り/帯留 (-玉穂-)

94110

ジャンル:帯留
秋のはつかぜを感じた日、なにとはなく整えて花野辺に出た。ひとりなら澄みわたる光を集めて髪に挿そう。

→詳細はこちら



相 ai ・ 菓子切 (-玉穂-)

493110

ジャンル:菓子切
たずね、たずね、もとめ、もとむ。万物深みましゆく時季、人だって番(つが)いのおしたくをしたくなる。

→詳細はこちら



菖蒲 ・ 帯留 (-玉穂-)

1110

ジャンル:帯留
「大なるも2、3寸に過ぎず、小なるは寸余なり」伝説のアヤメは保存の会によって今年も可憐に開花となりました。

→詳細はこちら



zippoケース ・ お誂え (-玉穂-)

110

ジャンル:お誂え
桜ほど孤独な花はないと、教えてくれた櫻守の爺さまへ。2010年も満開の桜の時季がまいりました。

→詳細はこちら



深山の桜 ・ 帯留 (-玉穂-)

C2110

ジャンル:帯留
一人一人が想う桜の影、心淵を隠すように覆う花。 【深山の桜】 をテーマに玉穂氏渾身の春をお届けします。

→詳細はこちら



東風 ・ 飾り簪/帯留 (-玉穂-)

211110_4

ジャンル:飾り簪/帯留
「-立春-はるかぜこおりをとく」。地中で健やかに芽吹きだす生命、その瑞々しさや勢いを飾り簪に留めてみました。

→詳細はこちら



薄氷 ・ 帯留 (-玉穂-)

81110

ジャンル:帯留
「-大寒-ふきのはなさく」。足元の小さな小さな芽に気づくとき、かすかな次の季節の匂いを感じます。

→詳細はこちら



SUEHIRO ・ 帯留 (-玉穂-)

0115110

ジャンル:帯留
秋の冷ややかな大気を精緻な彫が扇面に写す。溜息が出る秋の帯留が京都から届きました。

→詳細はこちら



菊 咲けり ・ 帯留 (-玉穂-)

3835110

ジャンル:帯留
秋の宵、菊の花びらを浮かべ寿を祝う一献。菊のもつ静かな華やぎを、闇を制する清冽な艶までも感じて頂ければ嬉しいです。

→詳細はこちら



咲耶 かざり簪 (-玉穂-)

4977110

ジャンル:かんざし
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ) 太古より花といえば桜をさすほど日本人のDNAのなかに息づく花。その花に、玉穂が「飾り職」と云われる所以をこめました。

→詳細はこちら



お誂え/Order (-玉穂-)

6227110

ジャンル:お誂え
虚飾を削ぎ落とし一心に作品と対峙する 飾り職 玉穂。お客様のためだけに掌(てのひら)の中の神と対話します。

→詳細はこちら



翁・帯留/コンチョ (-玉穂-)

5191110

ジャンル:帯留/根付/ボタン
その作品、清心にして風雅、鬼気のなかの静謐。玉穂から新しい年に向けての祝ぎの作品をお届けします。

→詳細はこちら



菊一輪・帯留 (-玉穂-)

22161101

ジャンル:帯留/
飾り職 玉穂が、芭蕉庵の庭に凛と立つ、一輪の野菊を想います。

→詳細はこちら



山菊・根付 (-玉穂-)

9055110

ジャンル:根付
飾り職 玉穂 千年を咲き誇る菊で皆様を仙宮へいざないます。深い秋の彩りのなか、淡い真珠が典雅の時を奏でます。

→詳細はこちら



青龍・帯留/コンチョ (-玉穂-)

5240110

ジャンル:帯留/根付/ボタン
虚飾を削ぎ落とし一心に作品と対峙する 飾り職 玉穂。この秋、掌にのる幻しの世界に魅入られてみませんか。

→詳細はこちら



掲載日:2008年9月10日 (水)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 菊 咲けり ・ 帯留 (-玉穂-):

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

yarn