彩 イロドルトイフコト : 子 (ね) -月成-

新しき年のはじめにかくしこそ 千歳をかねて楽しきをつめ


        古今和歌集   大歌所御歌


歌の意味は敢えて載せません。新しい年の到来を祝う、清々しい寿ぎの空気を感じませんか。
これからも野庵の楽しきにお付き合いいただければ幸いです。


十二支に出てくる十二の獣は仏教界では菩薩の化身といわれます。 12ヶ月に一獣ずつ衆生済度(しゅじょうさいど)に人天界を奔走する愛しきもの達。
小さな生命を慈しむ気持ちは古来から変わらないもの

太郎冠者


¥16,500  (税込 ¥17,325-)

次郎冠者


¥28,000- (税込¥29,400-)

この作品は

裏面には宝相華(ほうそうげ)を象った 打ち出の小槌 と千手観世音菩薩の梵字。千本の手とその手に目を持つ観世音菩薩は、ねずみ年生まれの守り本尊です。


手に持つ小判は1年の福を具象化したもの。やさしく打ち出の小槌を振ると、足元に幸せが広がります。



 ・ 太郎冠者足元 裏面
 ・ 次郎冠者足元 裏面

十二支について

十二支は「地支(ちし)」とも言われ,かつては方位・時刻・年月の呼び名に広く利用されていました。いつのまにか、その区分けになじみやすいよう十二獣が当てはめられたのです。たとえば子(ね)は北の方角を指し、時の支点である午後11-1時を「子の刻」と呼びます。
中国・東南アジア・東ヨーロッパにまで広がる十二支の概念。割り当てられる動物はその培われる文化によって少しづつ変化していきます。ただ、ネズミだけはどこの国でもトップバッター。生活に密接していた証かもしれません。


やんちゃなこの仔たちは帯締めを通したときにはじめて、小首をかしげ魂がはいります。12年を巡って末長く可愛がっていただけますように。

お届けは

次郎冠者に関しましては、1点1点銀のほっかむりを作りかぶせてのお嫁入りとなります。お手元に届くまでに2週間ほどいただく場合がありますことを、ご了承ください。


 ● ご質問・お問合せは info@a-yarn.com  まで


また、お手元へは 【京都 鈴木松風堂さんの和紙箱】 または桐箱にいれ、季節の香、帯締(日本製・正絹)とともにお届け致します。


お客様のそばにいつも四季の美しさがありますように。

彩 イロドルトイフコト / 子 (ね)

Product No.
I-071201
Size
横最大 3 cm × 縦最大 1.5 cm
Weight (重さ)
太郎冠者 12g /次郎冠者 13g
Material (素材)
SV 950

月成 ラインアップ

初鶏(Hatsudori)・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留 初鶏
2017年の人天界を奔走する愛しき十二支の獣は「酉」。高く高く舞いあがり、緋の空から蘇る不死鳥を夢見ます。

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磨申(Masaru)・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留 磨申
2016年の人天界を奔走する愛しき十二支の獣は「猿」。愛嬌抜群にお客様と難事を乗り越えてくれる可愛い仔をお届け致します。

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Swallowtail・根付 (-月成-)

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ジャンル:根付 Swallowtail
「高々と蝶越ゆる谷の深さかな」峡谷で町でどこにいても、ふと蝶を見つけたときの小さな嬉しさを、身近な根付にしてお届け致します。 

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白牡丹 Bai Mudan・帯留/根付 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
「福の神、やどらせたまふ牡丹かな」小さな小さな百花の王、晴れやか日に添えてみてください。

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虫篭(むしかご)・根付 (-月成-)

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ジャンル:根付 虫篭
「一寸の虫にも五分の魂」。体半分にいつも熱い心意気を胸に抱くみなさまへ、同じハートを秘めた月成氏からのエールをお届けします!

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海松橿姫・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留 海松橿姫
野庵の立ち上げとともにお披露目となった礎となる作品です。権力者に土蜘蛛と呼ばれた気高く強い姫を想います。

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日左午/Hisago ・帯留 (月成)

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ジャンル:帯留 日左午/ひさご
月成ワールドの瓢箪から来年の干支の「駒」が翔けぬけていきました。新年に飛び出すほどの未来と皆様の健康と息災を願い心をこめて制作された作品です。

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眠り般若 ・ 帯留/根付 (月成)

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ジャンル:帯留 眠り般若
穏やかであれ、激しくあれ。どうか寂々の闇の向こうで笑っていられますように。

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渦賀巳/Kagami ・帯留 (月成)

198110

ジャンル:帯留 渦賀巳/かがみ
蛇は脱皮することから再生を象徴し、巳の年は新しい自分に生まれ変わる変革年とか。変わる未来への一歩の気持ちを留めおく御身守りが出来ました。

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兎錦・帯留 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留
ナニミテ跳ネル♪時空の波をふわりと跳び舞う兎。季節を越えて裏返すと躍動感溢れる金魚があらわれます。

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多果楽・帯留 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
たくさん楽しく元気良く♪花咲く未知をまず一歩 春到来で飛び出した慶び溢れる張子犬をお届けします。

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龍・干支帯留/根付 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
2012年の干支は辰。「龍となれ 雲自ずと来たる」。新しい年へたくさんの希望を込めて。

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和寅/帯留・根付  (-月成-)

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ジャンル:帯留 和寅
猛々しい虎も住処のある竹林では和やかにくつろぎます。新年、虎の巻のご利益でなにがあっても笑いに転換できる豊かな年となりますように。

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迎え兎・帯留/根付 (-月成-)

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ジャンル:帯留/根付
一緒に行こうと振り返る満月に向かう花兎。その先が知りたくて光の向こうにハィ、ジャンプ!

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九尾 ・ 帯留 根付 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 九尾
「化かされに稲むらあるく秋の暮」狐に化かされる - そんな言葉が失われるのはすこし寂しい気がします。

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灼尾 ・ 帯留 根付 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 灼尾
闇の中、チロリ垣間見える斜陽の尾。それは吉祥の兆しか妖しの火かーその作品の表情は多岐。感じる「賑」「寂」「瑞」「畏」。その炎は見る人の気持ちの陰。

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花蝶 ・ 帯留 根付 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 花蝶
散る花は水の流れに舞い、それは月光のなか、静かに春を運ぶ蝶になる。1つの帯留から春宵の物語が聞こえてきませんか。

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菅公さん/帯留・根付  (-月成-)

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ジャンル:帯留 根付
天満宮へ初参り。たくさんの臥牛は天神さまのお使い。学問の神様と親しまれる菅原道真公は、「牛乗り天神」「菅公さん」と呼ばれ今なお、日々の暮らしのなか親しまれています。

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天鼠 ・ 帯留 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 天鼠(こうもり)
天をかける鼠(ねずみ)の異名を持つコウモリ。凍てつく月光にむかい春の匂いを探して羽ばたきます。

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子・帯留 (彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 子(ね)
「子」は「孳」(ふえるの意)、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態のこと。おめでたい干支にちなんだ帯留を、大人の遊び心を加えお届けします。

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過客・帯留/根付(-月成-)

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ジャンル:帯留/根付 過客(かかく)
空に焦がれ旅を続けるカタツムリ、くるり反対側は夏の朝の空気を運ぶアサガオの花。様々な使い方が楽しめる作品です。

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海松橿姫・帯留(彩 イロドルトイフコト/月成)

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ジャンル:帯留 海松橿(みるかし)姫
野庵の礎となる作品です。月光の下、土蜘蛛姫のまっすぐな想いを現代に伝えます。

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掲載日:2007年12月26日 (水)

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