2010年10月13日 (水)

国内初!空港内ミュージアムショップに深堀金魚☆

風邪から復活!ご心配おかけしました
諸々キャンセルほんとごめんなさい(人)

お知らせバンバンいきますねー

本日、羽田空港の国際化にともない
空港では国内初の美術館がオープンするとか

名前は 「Discovery Museum (ディスカバリー・ミュージアム)」。

この度、この美術館のミュージアムショップに、深堀隆介氏の
作品が展示販売されることとなりました 

  * お知らせ詳細


Mus


ミュージアムのある第2ターミナル増築部
なんだかとっても面しろそぅ ♪

商業ゾーンのコンセプトは

The Art of Hospitality  おもてなしをアートの領域に

デザインチェアとテーブルが世界中から集められたりと
ファニチャーフェチな毬詠としては、早く遊びにいきたーい (笑


Dead_2


美術館もね、1作品に対してきちんと特注ソファを用意して
ゆったり観る姿勢を提案しているとか

タイトルを見て注釈を見て次っ→そして次って
見るのもいいのだけれど

全部見れなくてもね
自分がふるふる心地良いと思う作品の前で
ゆっくり感じて豊かになって
そやって旅立てるのってすごい良い


Sky


そして!
大空を流れる金魚手拭 「星造 ほしのみやつこ
やっと販売できるように


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制作話はね、今度ゆっくり
染めも写真も、深堀さんがこだわられた
やさしい色が出てきてくれなくて困った

そしてそして(笑

【火 星 夜 のセット】 が10月末日まで
かなりおもとめやすくなっています☆

3種セット価格 ¥6000- (税込 ¥6300-) 


Set_2


このコたちは深堀さんの世界観そのままに
遥かな空を渡っていく
私がひっくりかえっても辿り着けない場所に行けて
わたしたちの夢を運ぶ

気に入ってもらえるといいねぇ
がんばれ!


Cloud


飛行機関連の画像を探してたら2年間、
海外に行ってないことに気がついた!

来年は出たいなぁ

 ご参照までに

● 深堀隆介Blog 金色の鮒 

● 羽田経済新聞

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2010年3月 9日 (火)

京都めぐりん 

先日、京都におりました。

お目当ては相国寺さん(の中にある承天閣美術館

御所をつっきりたくて 丸田 丸太町で下車


Kyoto6


御所はとても好きな場所


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承天閣美術館は常設展示で若冲作品にあえる美術館

六曲一双の「群鶏蔬菜図」
今回はこのコに会いたくて(笑

青物問屋だった若冲が野菜と一緒に
鶏を12パターン描いていて

伸びやかでおおらかなこういう鶏、とてもいいー
野菜やコケッコへの愛しさがつたわってくる

私は極彩色の若冲作品より水墨のほうが好き
極彩色のは取り込まれるよね、緊張感でいっぱいになる

MIHOで開催されていた「若冲ワンダーランド」
静岡・千葉と巡るみたいで今年またこのコに
会えるのかなってちょっと期待


Kyoto7


若冲 大書院障壁画 葡萄小禽図 (リンク先一番末尾の画像)

床の間が当時の趣を伝えるようにきちんと再現されていて

空間の対に小鳥が飛んでいて葡萄の蔦の空白にはぁはぁ
障壁画も屏風も実用の空間で見るのが一番しっくりくる

墨のかすれ具合や濃淡、紙の滲みから伝わる質感
くらくらきてしびれっぱなし O(≧▽≦)O


Jakutyuu


余韻そのままに梅園に移動
この日は満月 

ゆっくり流れる夕方に 逢魔ヶ時 って言葉を思い出した
花冷えのころの京都、なんかすごかったな


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きっとココはまるょと教えてくれた場所

● 然花抄院


Kyoto1


ギャラリーがあってカフェがあって併設shopの雑貨は
本で見てチェックしてあった窯元さんの。


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この日はファイバーアートの作家さん
石田智子さんの展示をやっていて

● 而生其心 にしょうごしん

京都に来るたびにここに来ちゃうな
そんな場所が増えました


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ここで買ったカステラ 1日しか日持ちがしない
理由は食べてわかった

 * 紙焼きカステラ 然 *

うますぎるっ☆

機会があったら是非ご賞味を!


Kyoto


京都は早朝か夜が好き


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すこし寒い春を満喫して東京に戻ったら、
桜のころ一緒にワークショップを開催させていただく
ぺたこさんから新作の帯留めが届いていました。

● 4月4日 野庵 お針箱の会 半衿編

まぁ まぁ 

なんてかわいいんっー


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この日、ぺたこさんの新作お披露目即売会もあります。
楽しみな楽しみな春の1日♪

「ちょっと半衿のこと」等、新着の記事があがっています。

お手隙時に覗いてみてくださいっ

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2008年10月23日 (木)

*危険アートスポット* 養老天命反転地 (@岐阜)

歯が痛くて仕事にならず・・・
ちょっと気分転換に旅日記UPしまーす。

仲良しさんと 養老天命反転地 に行ってきました。

そこはアートスポットなのに怪我人が続出するって。
私も彼女も運動能力レベルは ・・・  

明らかに可笑しな建造物が見えてるんだけど
入り口に辿りつくまでも、まごつく私たち。


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他では見たことがないような注意書きがあって・・・

  樹木の植えてある穴には入らないでください(『出られなくなります』)

  景色も十分に楽しんでいただけると『思いますが』、
  足元に十分注意してください。

  突風が吹くときがありますので、注意してください。

だんだん笑ってられなくなる 。。;


Yourou


チケット販売所にはさらなる呼びかけ。

ヘルメットを無料貸出するアートスポット!!!


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* サブタイトル 心のテーマパーク *

ここは現代美術家荒川修作氏と、詩人のマドリン・ギンズ氏が手がけた
知覚を再構築するためのアートプロジェクト。

平らな場所がまったくないとか。 (トイレすらっ!)


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最初に岩山があって、、

  【 昆虫山脈 】 にトライ!

この一番最初の時点で、お友達は
身軽なオサル を再認識したかと (笑

毬詠、鈍くさいしスタミナも継続力もないけど
機械体操やってたから平衡感覚はあるんだっ ヽ@(o・ェ・o)@ノ


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傾斜が激しくて迷路のような造りの建物へ

ここは 【極限で似るものの家】
パンフレットを見ると使用法が書いてあった。

  * 中に入ってバランスを失うような気がしたら、
    自分の名前を叫んでみること。他の人の名前でもよい。

  * 思わぬことが起ったら、そこで立ち止まり、
    20秒ほどかけて (もっと考え尽くすために) よりよい姿勢をとること。

なんじゃそりゃ…   (他、たくさん羅列  →使用法詳細

公共の施設なのにちょっとメタボリックさんにはつらい通路幅。


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確かに、、 お名前があちこちで叫ばれてました。
自分の名前じゃなくて子供の。

    「***!!  ***ちゃーん!!」

    「どこにいるのー? 次、行くよー!!」

なんだかすべてがオカシイ 笑えなくなってくる・・・


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あの傾斜の向こうにテーマパークの全貌が。
2人して本気モード全開  (じゃないと危ない。)


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見晴らしがとてもよい風を感じる場所 

   で

こんなにココロが落ち着かない場所は初めて(笑


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背景の大自然とアートがこんなにも美しいのに気持ちがザワザワ。
(なんだ、、あのカメムシのような建造物はっ!)


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とりあえず向かいます → 細い通路を元気よく! → 


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そう。 あのカメムシの体内通路。
とても細いのに一方通行じゃなかった、、
(ということは だ。)

→ あ →

   行き止まった ↑ 


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なんとなくわかった   ここはすごい場所だ

順路とかないし、さっき書いた意味不明な使用法しかなくて。

達成感 とかもてないしまったく意図されてない(笑


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公共の場所だから安全が大前提  とか
効率的に、こう楽しんだら良い 

そういう先入観というか概念がひっくりかえされます。
だって本当に危ない


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頭を切りかえるとね、

決められた道がないって すごく楽しくて
カメラもってはしゃぎまくってました。

私はこういう場所、好きかも。


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子供が元気にあちこち走りまくっていて。
小さい頃って意味不明な場所、大好きでしょ。

ドキドキでワクワク 

   これなに? 考えるより突撃~!! みたいな ☆


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上から滑り落ちてきた子がいて
お母さん、大慌てっ ( Д) ゚ ゚


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一応、途中に脱出口がある。
そして要所要所で心配そうに見守ってくれる警備員さんもいる。


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今、あんまりこんな場所ないから1回は良いかもデス。

1回みんなでここで 本気鬼ごっこ したぃ。
すっごい賞品かけて(笑  多分怪我人続出するけど。。


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出口 (そして Goal って感じはない)付近で
座り込む、大人の表情がなんだか印象的で。

みんなものすごく疲れていた。


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ここはオフィス。
最後にここができるまでの映像を見た。

やっぱりなんでこんな場所を造ったのか、納得したかったのかも。

            まったくわかりませんでしたが・・・


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養老天命反転地の外は広がる芝生。

この日は小雨模様だったんだけど
芝生はいいねー  元気に転げまわる子がいて。

大きなお兄さんが彼女の元へ一目散に走ってったのが
印象的でした(笑


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なんだか妙な疲れ方、したょね・・・

2人ともケガなく脱出できてなにより。
毬詠は途中で1回頭ぶつけた、、

最後にmasumiちゃんと死体ごっこ♪


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芝生でひっくり返るって、今あんまなぃ。
空は曇天でしたが気持ち良かったです。

(カメラに映るのが嬉しくてずっと転げまわる子供が後ろに入ってる・・・)


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養老天命反転地  

そこは常軌を超えた壮大なアート空間でした。

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2008年10月 1日 (水)

ACAC 

今、このタイミングで夏休みのことを書きますね。
ちょっとあっためてました。

森の中に安藤建築があってそこに
  自然と共生した野外アートがあるよ

仲良しさんにそう聞いて、青森駅から車で40分!
国際芸術センター青森 (ACAC) へ。
AOMORI CONTEMPORARY ART CENTER の略だそう、、

緑深い山の中 あたりは市内より少し気温が下がる
緑と土のにおい ここは空が広くて近い


Acac


しばし迷子(笑 どこから入るのか本当にわからんかた …

建物デーンでいらっしゃ~い っていうのじゃなくて
アートの森への導入部がちゃんとあるってこと

気持ちの準備    ワクワクしてきたっ 


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エントランスを抜けると水の気配
妖精王 オべロンが出てきそうな円形中庭の野外劇場

建物の人工直線は取り囲む森の木々がやわらかに包んで
風に揺れる水の波紋だけが動いていた
静寂でとても心地いい空間が広がる

あ    ここ 来れて良かった  そう思った瞬間


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点在する野外アートはただ静かに佇む  

四季に応じその背景を変える
  自然と対峙する存在感    んーっ  すごぃ    

この日は夏の匂いのなかお出迎え


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ここは創作棟  ACACの特色は、アーティスト・イン・レジデンス

敷地内に宿泊棟があって国内外のアーティストが滞在して
集中制作を行う設備が整っていることが一番大きなプログラム

ある程度の期間、時間や余計なものにとらわれずに作品作りをする   

    日本の公的機関 やるなぁ
 

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森に点在する作品はブロンズとかの彫刻とかじゃなくて
この大地や森と一緒に四季にあわせ時を経て朽ちていく
主にそんな作品が地元の素材をもとに作られているということ

  だれか コンニチワ してきそうな間


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普通、作品までに矢印があったり道が整備されていたりするでしょ
ここはないん  不安になるほどの緑の中に点在

   遭難したらスゲかっこ悪ぃ   あぁぁ お水もう1本買っとけばよかった

そんな意味不明なことを思いながらドキドキしてました

ちなみに私の方向音痴っぷりはひどくて 
地図を回しても位置関係が把握できない人です…


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不安に泣きそうになりながら進むとね
こんなステキな空間が待っていてくれたりする訳で

やばぃ  楽しすぎでしょ


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耳に残るのは虫の音と自分が踏む草の音 

小さな虫もこの自然共生の環の重要なメンバーで、
私は入れてもらってる  侵入者にならないよう注意
 

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この押しつけがましくない空間
それは自然のなか静かに佇む安藤建築の力
  ベネッセハウス  天保山  星の子館  地中美術館 

色々行って感じたことがあって
安藤さんの建築は緑のなかが一番きれいに見えると思う

その削がれた無駄のない存在感は豊かな森を背景に溶け込む
それはもう言葉にならないほどきれいで心地いい


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静けさを打ち破るようにやんちゃなウサギさんが飛び出してきた☆
ここに来た記憶は、彼らの見えないそしてだれも奪えない財産になる

偏見のない幼少時に、豊かなものに触れあう 

    大事 だいじ


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安藤忠雄氏はかつてプロボクサーやったん

ボクシングはスポーツの名をかりて人を打つでしょ 
自分をかけて人と本気で対峙する  それは怖くないはずがない、、

私は建築は専門じゃないしよくわからない
きれぃ   いて気持ちいい  そんな感じ(笑

氏の生き方のプロフィールから作品を追いかけだした
安藤建築には包容力があって
その世界観に包まれるといつもドキドキ  感動する
それは作品に力があるから  それだけは確か

作品に対峙する力 その精神力の強さに憧れる
隙のない圧倒する直線  絶妙な光彩  それは繊細で優雅  


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お家に帰って資料を見直していたら野外アートの
いくつかの作品を見逃してることが発覚…

今度来る楽しみできたー♪ ウホホイッ

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2008年4月24日 (木)

植田正治写真美術館


米子にある植田正治写真美術館へ行ってきました。

植田さんの写真はね、恵比寿にある 写美 横の壁一面とか
どこかで見たことがあると思う。
それだけ1枚1枚が深層に残る写真なん。

米子駅から不安になる程、車で走って…
広がる田園を切りとるように、コンクリの建物が☆

晴れてたら大山が水面にくっきり映るそぅ。 残念!


Cutting


見に来る人の9割が一眼持ってたほー(笑
ここは写真を撮る人にとっては、巡礼地のような場所なのかも。

   「 photo is * * *」

写真ってすごいんょ。 今の自分が全部映されるけん。
スゴイ怖ぃ

植田さんのカラー写真を初めて見た。
モノクロの印象のなかに雫が落ちて空色に広がる。

遠いけど来れてよかったなぁ


Photo_is


ちょっと自分のやり方で写真と向かい合うことに決めました。

写真雑誌とか、お教室とかやっぱまったくあわんくて。
(じっと、読んでられない 座ってられない…)
色んな意見を言ってくれる人がいてグルグルしてたけど。

いろんなやり方で、学ぶ方法はあるけんねっ


Aqua


  どんな写真が撮りたいの? って聞かれてね

今ならちゃんと言えるー

その一瞬の風と光を伝えれる  そんな写真が撮りたいすっ!

砂丘の雨もなかなか楽しめるんょ  
砂と緑の色が、水を含んだ色になる♪



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2007年10月21日 (日)

ムンク展(@国立西洋美術館)

朝、開館と同時にムンクを見に行きました。
(土日の上野の美術館の混みっぷりはおかしぃ・・・)

朝からムンクか のまれんかな・・・
と思っていたのですが。

あ 。

ムンクさん、面白い。 かなりのやんちゃさん♪ 
そんなことが判り、今回好きな作品も出来ました。

0706_munk


「叫び」とか「不安」とか、わかりやすく情緒不安定系で、
その印象ばかりが強かったのですよ。

でもね、今回、繊細なんだけど明るく力強かったり、
素晴らしく高いところまで昇華された色彩感を感じれて。

「太陽」という作品が気持ちに残った。
北欧の人たちにとっての太陽。
その空気感は白夜の国で実際に感じないとねっ。


ムンクさんが手がけたチョコレート工場や大学の壁画を
見に行こうと思う。映像で見たそれら壁画作品は彼らしい
繊細さが瑞々しくて勢いがあって、ステキな作品群でした。

  オスロ  北欧旅行ステキ~ (妄想モード スイッチオン!)
    ((o('∇'*)oドキドキo('∇')oワクワクo(*'∇')o))

毬詠、だいたい個展のときはザッとまず流し見します。
そいでもって全体の雰囲気とか、伝えたいものを感じて
アンテナが立った作品だけを集中的に見てきます。

面白かったのは「声/夏の夜」 (←想像してほしいので画像載せませ~ん)
彼のモデルに対する思い入れの深さがビシバシ感じられる。
今回、108点ある作品の中で唯一(と私は感じた)、顔がしっかり
丹念に描かれていて、彼の気持ちの中で永遠に美しい彼女と
夜の闇と月光が、鮮やかに描かれ世界観に惹きこまれた。
お相手は人妻で不倫だったとキャプションが。
でもね、絵に邪(よこしま)さがまったく感じられなくて
溜息が出るほどキレイな世界だったから、
きっと素敵な恋をしたんだろうなぁ ってそう思う。

タイトルに「声」ってあって、、
ムンクさんがこの作品と向かい合うとき、
作品の中で永遠にあの日の彼女と共鳴しあえるんだろな、とか
色んなことを考えて見てたら、いつの間にか長蛇の列が後ろに
続いててビックリした。

やっぱり「マドンナ」は見ごたえあったなぁ。
生々しくエロイところが、氏のやんちゃっぷり全開 で楽しくなった♪
だってマドンナの周り中、精子泳がせてるんぇ、、 
↑ここ笑うとこやんねぇ     えっ、、ちゃうの?!(ノ*゚▽゚)ノ アフォーン~

「子供部屋のための絵画」に事前に描くなと言われている情景を
(抱擁シーン)描いて、注文者にキャンセルをくらったり。
「絶望するよ、こんな仕事」と友人に知らせた小劇場の作品は
笑えるほど手が抜いてあって、愉快なエピソードを感じて、とても
ムンクさんを近く感じられた展示内容でした。


               ●○


国立西洋美術館の常設展も面白いん。

クロード・モネ 《 雪のアルジャントゥイユ
(画像なんかじゃわからんほ 是非、実際見てくだされ)

雪の色が優しくてしびれる。
今から雪景色が楽しみになりました。

そう、初雪が降るころに、庵ですてきなお知らせが
出来そうっ☆ がんばるほ~。


       

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2007年10月16日 (火)

水上に浮かぶ谷口建築 (豊田市美術館)





3日目 最終日
長良川→郡上八幡 ときて水を巡る最終日は、ざぁざぁの雨降り。

名古屋駅から三河線でドンドコドコドコ →


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向かった先は「水上の美術館」と言われる【豊田市美術館】 

谷口吉生さん、大ファンです。氏の作品に、果てしない粋を感じる。
水や直線をここまで、って程、美しく象る建物とその空間が愛しい。

 ● 東京国立博物館 法隆寺宝物館 (← ここ最近のお気に入り)

今度、「広島市環境局中工場」行きたひ。 (ゴミ処理場なんだけどね。。)


Museo


雑誌でね、この吹き抜けの風景をみたときにヤラレたの(笑
このインスタレーションを、この風景を見たかった。

建築過程でしかできない、そんな作品制作。
すばらしく贅沢な空間。

  ・ 壁一面に世界中の哲学者や思想家のお名前が。
     《分類学(応用) No.3》  ジョセフ・コスース作
     夏目漱石や織田信長、親鸞もいました 豊かに無節操 (笑
    
 ・ 3層を貫くLED電光ボードメッセージ ジェニー・ホルツァー作


Museo4


雨がこんなに似あう美術館はないんじゃないかな。
現代アートがふんだんに展開されていて
6時間以上、1人で ハァハァ してました(笑


Museo1


そう、お茶室(童子苑)面するお庭がとても美しかった。
水琴窟から流れる音が、降る雨にあっていてふわっと雨音に包まれる。

立礼席で名古屋のお抹茶とお菓子をいただきました。

ここってねー。とてもお安く借りれるのよ。
ゆうさーん、野庵で遠征茶会でもする?!


Museo2


併設のレストランやミュージアムショップは、
雰囲気も品そろえもお味もとても良かったです。
ここの図書室も大好き。

また行きたい、そんな場所が増えてとても嬉しい~♪


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2007年9月15日 (土)

クレマチスの花がないって!

クレマチスの丘なのにクレマチスの画像がな~い!」って
突っ込まれました(笑

毬詠、ちっちゃい野に咲く花 (雑草と紙ひとえ)系が好きで…
ごめんなさい。クレマチス撮ってなひ、、

実は熱中して撮ってたのはこんな感じばかりで (笑
誰にも邪魔されず隅っこでパシャパシャ。


Flower


ちっちゃくてもね 雨粒に負けないように 
ゆらゆら揺れながら さいごまでちゃんと咲く

   今日が強い陽射でなくてよかった  枯れちゃうやんね、、


Flower1


なんか、こじんまり系の健気さが好きです。
人も目立たないところで頑張ってる不器用さが愛しい。
そういうのはちゃんと伝わるし。
感じとれる自分でありたいなぁ。

「器用に見える人」がちゃちゃってこなすフリをして
頑張って取り繕ってるのも可愛いと思う (笑


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2007年9月13日 (木)

クレマチスの丘 雨でも晴れても

ヴァンジ彫刻庭園美術館、2番目のお庭は
お花と緑がとても印象的な場所。


Museo


あんまりご機嫌でいも虫ゴロゴロ状態に(笑
芝生とか湿ってるんだけど、気にならんくらい気持ちいー。

この作品、面白かった☆ 360°方向で表情が変わるん。


Museo1jpg


私はね、こう見るのが一番好きでした♪
 お、晴れてきたぞっ。


Museo2


小雨が降っていてご対面した 【 壁をよじ登る男 】
羽ばたく鳥を見て、絶望的に尻込みしてるダメな人に見えたん。
(いや、普通の人は飛べへんし…)

晴れ間が見えたときに、戻ってお顔を覗いたらふっきれた顔で
もう壁を乗り越えたかに。 (最後の画像参照
 面白いぃ~


Museo8


【竹林の中の男 】 どうみても現実逃避して彷徨ってる感120%

 「なんで泣いてるん? なんで泣いてるん? なんで泣いてるん?」って

ここでもぐるぐる。


Museo4


青空の中の彼は、顔をクッとあげて笑っていた

カメラって面白いよー。
私が感じたようにその風景を切りとって残してくれてる。


Museo3


屋外作品ってほんといぃっ~♪
刻々と変わる雄大な背景を背負って作品にいのちが宿る。

雨だからこその面白い鑑賞 (笑

水鏡に映った自分のお顔を見て

     「 今日の決め顔は左斜めねっ ! 」

って玄関チェックしてるように見えませんか (爆
(俗っぽくてすいません、、)


Museo6


実際はこんな感じ(笑


Museo5_2


芝生の上をゴロゴロしてたら、赤とんぼがハシュッってとんできて。

もう秋なんですねぇ。


Kurematis1


今度来る時は、食いしんぼな人と来よう。
ここ、とっても美味しいイタリアンがあるん☆

 ● マンジャ ペッシェ (東京のお店も大好き♪)

クレマチスの丘には、他に三つの美術館があって、多分1日楽しめます。
私は1日1こでお腹いっぱいになっちゃうので、この日はここまで。

  また 今度 =

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2007年9月12日 (水)

VANGI MUSEO (幸せの音)

次のお庭に移るには館内を抜ける。
最近美術館、あたり続き☆ 

ここの美術館、とても光彩が気持ちいい。


Art4


作品がそこにあるべき空間にポンっポンて。
とても幸せなコたちだと思う。


Art5


ほんのり薄暗くて落ち着いた空間


Art


アヴェ・マリアがきこえた。 その音が静かに気持ちに響く。
心地いいBGMに写真を撮ることをやめた。 

次はG線上のアリア  と思ったら切れて  ・・・
くるみ割り人形の花のワルツ (この曲大好き♪)

隣の空間ではウェディングの準備が。
ヴァイオリンとピアノの音あわせだったよう。

生演奏の MUSEUM WEDDING

   はぁぁぁあ 素敵すぎっ~☆

(幸せのおすそわけ いただいちゃった)


Art1


館内は窓がとても大きくとってあって
次への空間へ自然と誘われる。

「順路」 とかってとても無粋やと思うん。
見たいとこから見たらええやん。
(いつも無秩序ですいません 。。;)


Art3


ここの作品はどれも 「立つ男」 とかシンプルな題なのにとても表情豊か。
そのなかで唯ひとつ 「エレオノーラ」 と題された女性像。

豊穣な重厚感のある作品。
是非、見に行ってください。(敢えて画像は載せません。)

イタリアの名だたる教会、バティカン美術館のエントランスホール
彼の作品を見るためにイタリア行きたいなぁ。。


Art6


では明日は、つぎのお庭へ
なんだか空が明るくなって晴れてきたっ!
 

Art2


ここへの本来の目的は 【 壁をよじ登る男 】 に会うためでした。
雨の中の彼、晴天の彼

1作品でこんなに表情が変わるのかと嬉しくて周りをぐるぐる(笑
(危ない人にみえたかも・・・)


Art7

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