ACAC
今、このタイミングで夏休みのことを書きますね。
ちょっとあっためてました。
森の中に安藤建築があってそこに
自然と共生した野外アートがあるよ
仲良しさんにそう聞いて、青森駅から車で40分!
国際芸術センター青森 (ACAC) へ。
AOMORI CONTEMPORARY ART CENTER の略だそう、、
緑深い山の中 あたりは市内より少し気温が下がる
緑と土のにおい ここは空が広くて近い
しばし迷子(笑 どこから入るのか本当にわからんかた …
建物デーンでいらっしゃ~い っていうのじゃなくて
アートの森への導入部がちゃんとあるってこと
気持ちの準備 ワクワクしてきたっ
エントランスを抜けると水の気配
妖精王 オべロンが出てきそうな円形中庭の野外劇場
建物の人工直線は取り囲む森の木々がやわらかに包んで
風に揺れる水の波紋だけが動いていた
静寂でとても心地いい空間が広がる
あ ここ 来れて良かった そう思った瞬間
点在する野外アートはただ静かに佇む
四季に応じその背景を変える
自然と対峙する存在感 んーっ すごぃ
この日は夏の匂いのなかお出迎え
ここは創作棟 ACACの特色は、アーティスト・イン・レジデンス
敷地内に宿泊棟があって国内外のアーティストが滞在して
集中制作を行う設備が整っていることが一番大きなプログラム
ある程度の期間、時間や余計なものにとらわれずに作品作りをする
日本の公的機関 やるなぁ
森に点在する作品はブロンズとかの彫刻とかじゃなくて
この大地や森と一緒に四季にあわせ時を経て朽ちていく
主にそんな作品が地元の素材をもとに作られているということ
だれか コンニチワ してきそうな間
普通、作品までに矢印があったり道が整備されていたりするでしょ
ここはないん 不安になるほどの緑の中に点在
遭難したらスゲかっこ悪ぃ あぁぁ お水もう1本買っとけばよかった
そんな意味不明なことを思いながらドキドキしてました
ちなみに私の方向音痴っぷりはひどくて
地図を回しても位置関係が把握できない人です…
不安に泣きそうになりながら進むとね
こんなステキな空間が待っていてくれたりする訳で
やばぃ 楽しすぎでしょ
耳に残るのは虫の音と自分が踏む草の音
小さな虫もこの自然共生の環の重要なメンバーで、
私は入れてもらってる 侵入者にならないよう注意
この押しつけがましくない空間
それは自然のなか静かに佇む安藤建築の力
ベネッセハウス 天保山 星の子館 地中美術館
色々行って感じたことがあって
安藤さんの建築は緑のなかが一番きれいに見えると思う
その削がれた無駄のない存在感は豊かな森を背景に溶け込む
それはもう言葉にならないほどきれいで心地いい
静けさを打ち破るようにやんちゃなウサギさんが飛び出してきた☆
ここに来た記憶は、彼らの見えないそしてだれも奪えない財産になる
偏見のない幼少時に、豊かなものに触れあう
大事 だいじ
安藤忠雄氏はかつてプロボクサーやったん
ボクシングはスポーツの名をかりて人を打つでしょ
自分をかけて人と本気で対峙する それは怖くないはずがない、、
私は建築は専門じゃないしよくわからない
きれぃ いて気持ちいい そんな感じ(笑
氏の生き方のプロフィールから作品を追いかけだした
安藤建築には包容力があって
その世界観に包まれるといつもドキドキ 感動する
それは作品に力があるから それだけは確か
作品に対峙する力 その精神力の強さに憧れる
隙のない圧倒する直線 絶妙な光彩 それは繊細で優雅
お家に帰って資料を見直していたら野外アートの
いくつかの作品を見逃してることが発覚…
今度来る楽しみできたー♪ ウホホイッ
最近のコメント