2014年1月16日 (木)

地元女性の底力*築200年熊谷家住宅@石見銀山

冬至の日のイベントご報告は動画と一緒に ^^; オソクテゴメンナサイ

まずはこの年始め
世界遺産に登録された石見銀山遺跡へ
行ってきた日のことを忘れないうちに

大森の趣き深い町並みは
お散歩カメラにオススメですょ

(写真はクリックすると大きくなります)


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家の戸には正月のおしたく飾り

青竹の花入れに餅花や千両

飾り方が統一されていたので
町内で配慮されたのかな

古い町並みをぐっと引き立たせる
すてきな室礼です


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雪が散らつく日

風情ある佇まいに橙と千両の赤の実が
とても印象的でした


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この日のお目当ては熊谷家(くまがいけ)

ここは銀山とともに栄えた
江戸時代からの豪商の家

大きく染め抜かれた三つ松紋の藍染暖簾は
新春の凍てつく冬空をさらに清しく
際立たせていました

(この暖簾はここでかつては布団として
 使われていたとか!)


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まず通していただいた来客用の奥の間

ここは大名家の役人の接待など
とりわけ大切な来賓の間だったとか

現在でもここは大田市の迎賓館として
ユネスコの賓客を迎えて市長主催の夕食会等
行っているそう


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臨んだ庭の蔵は鼠漆喰仕上げ

当時、女人禁制の蔵からは
祭具や神事に使う道具が
仕舞われていたそうです


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襖には見事な雲立涌文様

これは復元ではなく当時のものだとか 

むっはぁ  うっとり

「その座椅子はここの布で
 私たちが作ったの。」

説明をしてくださる方に好奇心から
たくさんの質問をしたときに
お役所仕事ではないリアル感ある返答を
いただきました

実際、調査の現場にいないと
出てこない言葉

この古民家の復元と再興に尽力された
方々のお一人でした


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ここは素人の地元の女性が
小泉和子氏(昭和の暮らし博物館館長)の指導のもと
荷の整理、清掃から調査、復元し現在の形にまで
持ってこられた場所でした

 家財運びだしから展示品ができるまで


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毬 
「家財調査から展示まで全部、
 やられたんですか?」

「そう。地元の女が集まってね ^^
 3年かかっちゃいました。」

にこやかにおっしゃられたけれど
古民家のお掃除をすこしは知っていたので
その作業量は想像を超える大変さ、、

蔵にはかつて酒造業をやっていた展示

これも専門的知識をひとつひとつ
学び調べパネルにしていったとか


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小さなコーナーひとつとっても
当時の日常の息遣いが感じられ
細やかでとても見ごたえがある展示でした

お酒ってこうやって包まれていたんだねぇ

昔パッケージマニアとしては
たまらないっ


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大事に飾られた古民具


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蔵から出てきた揃えの茶椀たち


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見事に布で手造りされたフードサンプル

【お花見弁当】

箱寿司、煮染め、卵焼き、簀(す)巻きカマボコ、焼き鮭
鶏炒り煮、天ぷら、飾り切みかん

どのように使われたかも含めて
大森地域の行事食を聞き取り
郷土料理の復元につとめたとか


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祭礼・法事の日のご飯も展示されているので
すごく興味深かったです


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芯は発泡スチロールのお饅頭

器は料理が入ってこそ!

女性ならではのこだわりを感じ入りました


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圧巻は太い梁のお台所

ここも現役で使われているとか!


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小学生の食育の場として
薪割り、料理の下ごしらえ、竈でのご飯作り
後始末まで行っているそうです

大人も5名以上で体験学習できるって☆
やりたいですー


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熊谷家で使われていた道具を使って
かつて、人の手で行われていた
すべての家事を

ある意味とてつもなく贅沢です


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井戸も現役!


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水まわりの使い勝手を考えられた
シンプルな美しさ

ショールームのような
お飾りでないリアルな場


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「魚箱」

リアル過ぎるお魚も発泡スチロールと
みかんネットからの手造りでした


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ワラでできた蓑(みの)や笠

これあったかいのかな?
でも防水、ムリだよね?!

雪がすぐに払い落とせるらしい!


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新聞紙の中には茶葉が干されていて


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別間でゆっくりいただきました◎

土地独自の風味のあるあったかいお茶
あたたかなコタツ

張り替えられた障子、小さな盆栽
コタツの座布団まできっと手作り

広くて大きな豪商の古民家で
おばあちゃんちに来たような
ゆったりした空気が流れているのは
お母さんたちの沢山の心遣いがあるから

素晴らしい古民家再生の活用を
魅せていただきました


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重要文化財 熊谷住宅

守る女性は 『家の女たち』 という名称で
今も熊谷家の来館者への説明から
建物の維持管理まで活躍されています

熊谷住宅 

● 公式HP http://kumagai.city.ohda.lg.jp/

● Facebook https://www.facebook.com/kumagaike.ienoonnatachi


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オマケ

女中部屋に貼られた写真

誰かまったくわからないw


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「断捨離」という言葉が流行っているようですが
捨てられないものはやっぱりあって

物がない時代、大切に使われた道具

その精神まで包み込むように
大事に大事に復元された熊谷家

年のはじめ、2014年念頭に置くべきことを
教わった気がしました◎


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2012年5月30日 (水)

深堀隆介さんのアトリエに行ってまいりました☆

5月の青葉が薫るころ
深堀隆介さんのアトリヘに行った日のこと


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氏のアトリエは金魚養画場、お陽さまと風が流れる場所

金風丸の使用イメージにピッタリで、
まずは使っている写真をパシャンパシャン

● 団扇型 季節のカード 「金風丸」

これからのこと等、色々伺ってまいりましたょ~!


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「この後ろもね、見えないんですけど、凝ってるんです。」

自作の木縁も漆塗り

新作のお披露目が本当に待ち遠しいですね 


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これはね、池の袋なんです


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池袋西武さんでの展示だからねー、これスゴイんですょ

ほら、見てくださいっ!

みなさん、この続きは是非7月の西武池袋での展示でご覧いただければ!
ただ今、とても楽しそうに準備されていらっしゃいます  *^ ^*


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人の眼を気にしだすとブレだします

新作のこのコには眼があって
こっちを凝視してるんです

誰に気がつかれなくても良いんですけど
そういう作品なんです

安穏とすることなく新しい風に挑む姿勢、
新作は圧倒的に美しくただひたすら感動して、
そして勇気をいただいた時間でした


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関西のお客様っ☆
とっておきすぺしゃるな作品が今夏、公開販売されます!
(ヒントはこの画像)

直接ご覧いただける機会があまりないだけに
よろしければ庵のメールマガジンへご登録ください

 野庵 メールマガジン

販売日程等、詳細がわかり次第、
お知らせしております ^ ^


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打ち合わせはパンケーキで有名なお店へ

深堀さんは健康のため、日々ウォーキングをしているそう

バナナパンケーキの後ろで最後まで
ポーズを取ってくださいましたw パシャ


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深堀さん監修の金魚手拭でつくる甚平が大好評で ^ ^

● 金魚手拭でつくる甚平

いゃ、だって相当キュートですよ

モデルになってくれた彼(当時2歳6ヶ月)は
深堀家のご長男です


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こちらは毬詠の甥っこ

1歳5ヶ月の坊やが着用するとこんな感じ

出目金が風にめくれるシーンが撮りたくて
めちゃくちゃ頑張って走ってもらいました ^ ^;


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おばあちゃん(毬詠ママン)にこの写真を見せるとね

「まぁぁぁぁああ☆なんて可愛らしい
 もう目が疲れるから、孫の分お仕立てしてもらおかな」

ご注文いただきました らっき

手縫いにチャレンジいただけるお客様

手拭甚平ページ 真ん中あたり
  和裁師さくらさん発! 「子供用甚平」の作り方 

ダウンロードしてみてくださいね

肌着を中に着て、長い間楽しんでもらえたら
とっても嬉しいなぁ


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甚平ベイビちゃんは可愛さが際立って
撮影場所では面白いほど人気者


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ミラクル金魚マジック☆

さくらさん主導のBlogで製作過程を写真で公開してまいります

縫い方等、できあがりまで
しっかりがっつりフォローいたしますので
(ご質問等はそちらでまとめて回答致しますね)

とっておきの夏のおしたくを
はじめてみませんか。

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2012年5月22日 (火)

伯兆さんと奈良☆シェルボタンを探す旅 番外編

奈良ゲストハウスでの打ち合わせ風景

風鈴が鳴って5月の風が気持ちよい日

「毬詠さん、今日中にこれ大体決めちゃわないと!」

伯兆さんはしっかりされていて、とっても頼りになります


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この日は2人とも鹿靴下(笑

奈良ですからねっ


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鹿にもちゃんと会ってきました!


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初夏の奈良、東大寺あたりをお散歩カメラ


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土塀に新緑が映えるこの時季の奈良
とても気持ちいい風が吹いていました


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毬詠 「私、瓦に萌えるんです★」

伯兆 「私は外灯ですね♪」

奈良はマニアックにも楽しめます


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今回お世話になったボタン屋さんは貝ボタン以外にも
沢山のボタンを扱っていて

もしかしたら違う切り口でまた世界が広がるかなって
とても楽しみなのでした


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伯兆さんからお土産いただきました!

直近、5月末に集まるミーティングで
おすそ分けするねー


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こういうの、とても好き

中まできちんと凝っててステキすぎ


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遠足、本当にお疲れさまでした!


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また、懲りずに遊んでくださいね

(道に迷いまくって余分に疲れさせた毬詠でした、、ごめんなさい)

--

ただ今、初夏蒔絵作品充実中
すぐお届けできます☆


夏の薫りを運ぶツバメさん、変わらない日本の夏モヨウ

来 rai


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今は鹿が生まれる時季、バンビちゃんの可愛さったらないですょ

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コレクター多数☆その気持ち、とてもわかります

夏蒔絵ボタン


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素材が本物だからこそのレトロきれいな愛らしさ
麻の葉や粋な着物に敢えてオススメします!

ぶりきん


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伯兆さんと奈良☆シェルボタンを探す旅

野庵のTOPフラッシュが夏モヨウに変わりましたょ!

2枚目にご注目、蒔絵師伯兆さんの金魚さんです!

貝の流れるようなきらめきが本当に美しくて
1枚の写真に全体を入れ込めなかったんです (><)

全貌は次のTOPフラッシュでw


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↑ このキラキラはあわびの貝片です ↑

貝でもっともっと世界観が広げれたら
色んな伯兆さんが楽しめるなぁって

そう思い探していたらこんなステキな素材に出逢えました
これ、なにかわかります?

貝でできたボタン、シェルボタンです


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この貝が実は奈良の地場産業と知り、
2人でたらった遠足に行ってまいりました!

その日、待ち合わせ場所の駅に着くと

あれ、、ヤギ ?


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「奈良と言えばヤギさんなんですね~♪」

ぃや、、ちがっ


久しぶりにお逢いした伯兆さんは
相変わらずラブリーでした


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まずはお互いの貝商品を広げてご挨拶です

「貝という素材を活かしてますねぇ」
「すてきなデザインですね!」

お褒めいただきましたょ☆


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そして沢山の貝ボタンにかなり惹きこまれました

毬詠 「このボタン、すっごい可愛いですね!」
伯兆 「蒔絵、要らないですよね、、」

伯兆さんは意外にクールです、はぃ


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奈良は海はないけれど、当時は川から
神戸→大阪→奈良 へと技術と一緒に
遠い南の貝が運ばれてきたそうです


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野庵が探していたのは直径4cmほどの貝ボタン

この大きさなら髪飾りにも帯留めにも使いやすいかなって

貝ボタンは貝殻をくり抜きます
頭ではわかっていても、ちょっと想像がついていませんでした


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自然素材の貝殻、その曲線面のなかの
平らな部分をくり抜く

最初に問い合わせをしたときは

「難しいですね、でもやってみましょう!」と、
挑んでくださいました


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手前からボタンの素材となる黒蝶貝・白蝶貝・茶蝶貝

本真珠はアワビ貝やアコヤ貝から産まれます

黒蝶貝の珠は黒真珠、白蝶貝の珠は南洋真珠
茶蝶貝から産まれた珠はマベ真珠と呼ばれます


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養殖真珠の母貝となる貝から真珠を取り出した後
貝殻は貝ボタンの台となります

とても美しい再利用だなぁ


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貝殻をくり抜く


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そうすると外郭はザラザラ


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内側もラウンド状態


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表裏、磨きをかけ形を整えます

1つ1つが持つ違う景色


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黒蝶貝の特徴はダークな深みのある黒からグレーの神秘的な諧調、
そのなかで緑や赤の虹色が輝いて、その1個にしかない光沢が見れる。

茶蝶貝の特徴は淡く柔らかな虹茶色の光沢、
それは海にもぐってたゆたう水面のようで、ため息がでるほど。


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シェルボタン1つ1つの表情とそれぞれの美しさ

伯兆さん、ただ今絶賛貝ボタンとにらめっこ中

「夏のおしたく シェルボタンの会」

季節のお楽しみがまたひとつ
増えましたら嬉しいです☆


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金魚さん、ちょっとチラ見せ

かなりメタボな感じが愛しぃ (笑


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次は 「伯兆さんと奈良★番外編」 !

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2011年10月24日 (月)

銀閣寺秋の特別拝観と喜み家の豆かん

ちょっと怪我をしておとなしくしてるここ数日

ここは動けないのなら、、と
秋の遠足のBlogを書いていきまっす!

最近のお昼ご飯に八百三(やおさん) ゆず味噌登場
そう、京都に行ってきました


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お目当ては東山慈照寺の特別拝観

ここのお庭がとても好きです

白砂の向月台は年々高くなってきているとか
本来はもっと低いものだったそう、、

昔とはどれぐらい違ってきているんだろ

波紋を表現した端正な銀沙灘は開門中に
均すと説明されました

一回でいいから見て(やって)みたいなぁって ψ(`∇´)ψ


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ここには蕪村さんの描いた襖絵があります

一茶先生より芭蕉先生より与謝蕪村が好き

俳句はおおらかでのびのび
とても気持ちが良いですよね◎

時間の流れや四季の陽射しをこんなすてきな表現で
気がつかせてくれる

春の海 ひねもすのたりのたりかな

菜の花や 月は東に日は西に

今なら このあたりでしょうか ↓

山は暮れて 野は黄昏(たそがれ)の薄(すすき)かな


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銀閣寺形手水鉢

キューブ形だっ Σ(`0´*)

お茶室の意匠や露地の鑑賞を学ぶと、
この辺りの楽しさももっと深まるのでしょうか


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ただ、うんちくに明け暮れる方がたまにいて、、

いわれや背景もとても大切ですが、
私はまずは自分が見つけたファーストインプレッションじゃないかなって

アンテナが感知したら自分で探して学ぶと思うから

いずれにせよ、「これすてき」がたくさん感じれたら良いですね

蕪村先生が描いた「飲中八仙人図」はとても朗らかで、楽しそうで

泥酔して歩けなくなったおじいちゃんのほっぺの色も残っていて
筆のかすれから時代を超えた美しいが確かにあって
泣きが入るほど心がふるえました 

その10分後には
お庭でスーパーキノコ見つけて、大喜び ↑ 


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奥にある義政公の書斎は(最古の書院造)陰翳がすばらしくて
その奥の「弄清亭」(お香席)の襖絵がまた鮮烈な色彩で

なにより印象的だったのは水の音

湧き水と滝から流れ出る水の音が室内に静かに響く
壮大な演出に胸がいっぱいになった

特別拝観は高いと思われがちですが
私はオススメします☆


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銀閣寺さんのお庭は広くて勾配があってけっこう大変

ただ、今も使われる湧き水があって苔が美しくて
とても丹精に手入れが行き届いてるお庭だなぁって感じいる


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胸がいっぱいになってお腹がすいたので
豆かん屋さんへ行きました

● 豆かん 喜み家


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釣りしのぶ、よいな 

風情があって、来年は奈良にも置きたいグリーンのひとつ


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ここの豆かん、すごいですねっ

黒蜜がめちゃめちゃ美味しい
さらりくどくなくて、きちんとした豆の食感が楽しめて
ほわっとやわらかな塩味

あっという間になくなっちゃった


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一緒にお散歩してくれた仲良しさんが
柚子味噌を買うというので「八百三」へ

商品は柚子味噌だけ、、

(すごいお商売だな、うらやましい)

美味しい理由はここに書いてありました (笑

● 京都 グルメ情報


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魯山人さんが味に感銘して、店内にある看板の文字を書いたとか

お味噌一品にまつわる逸話がなんかどでかいなっ


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ぴかつやの柚子味噌

旅に出てて出荷が遅くなったお客様へ
お土産にこの日の荷に入れておすそ分け

もちろんゲストハウスにも

まおちゃん、おおはしゃぎ 「ねぶって良いですか、これ

喜んでもらえて良かった


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あ、このお味噌は常温保存です~

冷蔵庫にうっかり入れると、かたくなって味が落ちるとか


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さて、次は京都ではとちゃんに会ったときのこと

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2011年2月21日 (月)

さわってまふ~んのお布団選び☆奈良ゲストハウス

まだまだ寒いですね~ 

週末は関西での打合せ

まずは奈良のゲストハウスに入れる
備品の買いつけとか

ここにあれを入れてこれを入れて
シュミレーションはほんと楽しぃ ↑

予算があるけん・・・
今回は我慢しての選択はほんと苦渋 ↓

古い物との出逢いは一期一会

値段と状態  どこまでメンテできるか
使い方が3つ以上、パパパっと浮かぶもの

これから勉強すること沢山だ


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春OPENのゲストハウス

肌に触れるものはなにがなんでも
心地いいものを準備したくて

タオルやシーツ、そしてお布団


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値段はピンキリ どこまで気を配れるかなぁ

そう思っていた矢先、とってもすてきな
お布団や布を扱う会社にサポートして
いただけることになりました

 『Fabric Plus (ファブリック プラス)


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名古屋から社長ご夫妻とお子様
店長さんとデザイナーさん

遠く奈良の現場で遠征会議


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毎日お洗濯することになるもの

洗うほどに繊維がこなれて
肌にきもちいいものがいいなぁ

風合いの耐久性
衛生に気を遣っていますの表現法

ひっぱって


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さわって

ちゃんと自分で感じる

あ ('▽'*)
この感覚  しあわせまふまふ~ん ♪ 


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枕・お布団・ケット・シーツカバー 

ネットで沢山みたのに実際に素材を触って
感じることってだいじだぁ

大きさ、クッション性、さらさら感

私は寝具は肌さわりが心地よくて
あたたかで軽いものが好き


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綿の良さ 綿麻の風合い 麻のへたれない素材感

春は肌寒い日とあたたかな日でふわっとくるまれて
心地いいケットが必須

夏はしゃりしゃりしてて汗を発散させてくれる
通気性の良いものを


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野庵 (yarn) は a yarn 1本の糸

素材へのこだわりと使い手の心地よさ

ファブリック プラス』 さんの大切にするところが
とてもしっくりきて、今すごく学ばせてもらっています


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野庵 奈良ゲストハウス

ほぁあと灯る灯かりは
おかえりなさいの色になるんじゃないかな


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なにもない場所ですが、眼を瞑ると余韻が残る
そんな場に育っていけばいいなぁ

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2010年12月24日 (金)

X’mas イルミネーションの撮影に行ったょー

今、神奈川県保土ヶ谷公園では野庵と大島エレク総業さん
お手伝いしたクリスマスイルミネーションが瞬いてて☆

 ● Silent flower 2010 詳細


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googleセンセに 「保土ヶ谷 イルミネーション」 で
検索をかけると、色んな人がBlogにあげてくれてる

近頃、それが日々の楽しみっ ^ ^


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撮影中もいろんな人が立ち止まって
写メや三脚持参でパシャンパシャン

そいうのはほんとうれしいねーっ♪


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zaim cafe のツリーはなんと4.8m!
実は11本のホワイトツリーの集合体

やりきってた&がんばってた


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今週末までです
お近くの方は是非ぜひ覗いてみてください◎


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photo Bash


この写真を撮ってくれて、いつも
もすごくお世話になっているBashさんが
冬至の日にご結婚されました☆

ちっちゃな手が写る幸せ写真を
心待ちに楽しみにしております~

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2010年11月 6日 (土)

子どもホスピスにたてられたツリーハウス

この間のおやすみの日、お友達と一緒に
ツリーハウスを見てきました

夏のイベントで「光ノ庵」を手がけてくれた
三尋木崇さん

養成講座チームではじめててがけた
ツリーハウスができたとのこと


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かーなーり急勾配 (笑

ここ一番最初の足場どうやって組んだんだろ


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沢山の幹が茂るツリーハウス

くぅぅ ステキすぎっ


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着いたときはみなさん、
最後の仕上げをされていてね

声かけのタイミング 雰囲気
あー いいTEAMだったんなぁって

見てて時間の積み重ねを感じる 

心地いいTEAM が作る空間はやっぱり心地いい


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作業中は見えない結界ラインが貼られてるみたいで
なんか入れなくて周りをグルグルぱしゃぱしゃ


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その間にみんなでお昼の用意


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ピザはあっというまに焼けていく!


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この日は完成お披露目の日で

ワークに関わった人のお友達や
家族が集まっていました

森では森の遊び


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どんぐりって食べれるんね
はじめて食べたっ!


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にらめっこをして余裕マケ

このコは次に逢うときどんなふうに笑うかな♪

千葉の古民家のベイビちゃんだよ~  (>森のシェア仲間)


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ゲーム機がなかったころの遊びを
教えてもらう


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その間にも


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着々と

ごはんごはん (笑


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お腹いっぱいになったころ
ツリーハウスの中へ

ツリーハウスは生きている木が土台
木の成長に合わせてハウスも変わっていく

そこが難しくて そして面白いところ


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なんでこんなにアガルんだ~↑
本能がドキドキする

秘密基地  隠れ家  
仲良しさんと大興奮


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てっぺんに登らせてもらった


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曇り空が広くて雨の匂い

海からの風  樹々が揺れる音

木の上の非日常

降ちてくる緑の蔭につま先まで深呼吸した


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あんまり心地よくて
なかなか降りれなかったよね (笑


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創造する  リアルにつくる

バーチャルじゃなくて
手とか頭とか自分フル回転

養成講座のチームは約20人 そしてたくさんの関係者


すごいなぁ


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「九州(熊本?)、帰るょ」

そう言って日常に戻る人へ


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がっつり握手

そしてこのプロジェクトを最初から
ライフワークとして撮ってくれてるカメラが
入ってることに感動


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ここは重い病気や障害と共に生きる子どもや、
その家族を支える日本初の「子どもホスピス」予定地

ある人にとってはかけがえのない場所になるね


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すごく意味のある空間づくり

大人も子どもも笑ったり泣いたりできる場所

良い時間だったなぁ


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ビルダー養成講座は
NPO法人ジャパン・ツリーハウス・ネットワーク
開催されています


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いつか、野庵でも茶事ができる
ツリーハウスがほっしい

ねー  ほしいよねっ (笑

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2010年10月27日 (水)

晴天らららん♪秋ランチピクニック~

仲良しさんとピクニックに行きました~♪

奇跡的晴天

雨で流れに流れ、計画から4ヶ月?!


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ピクニックやBBQ、お外ご飯が大好きです

きもちいいやんねー 


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くいしんぼさんが集うので充実してる

塩豚のレンズ豆

自家製ピクルス

ポテトフライにポテトサラダ

生ハムのきゅうり巻

手羽竜田揚げ etc

ムリのない範囲で持ち寄り


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ゆうさん☆焼きたてふかふかパン


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ベースはゆるゆるなのですが

ピクニック前には

「なに着ていきますか~♪」 と女子メールが
まわってきたり

テーマを決めたり

今回は確か 「パン」 だったような(笑


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グリーンフィールドに集まる時間は
スペシャルに楽しい

秋の空 ひんやり空気


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お空 ぱしゃ


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せっかくの極上時間

みんな、なるべくならこだわりたいって思っていて

フードはもちろん、敷物やカトラリー
器とかも

そのほうがきっと面白い♪

回を重ねるごとに経験値がUP↑して
場の色彩が豊かになるんじゃないかな


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近況報告とか

新しいストールの蒔き方のレクチャーとか

はたから見てたらきっとカシマシイ ♪(((*゚▽゚))八(゚▽゚*)))♪


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ピクニックとキャンプは違うんだよね

ワーク(勤労)がないんだっけ (笑

ピクニックのこだわりを語りだすとアツイ仲良しさん

いつか満月の夜に月が眺めれる海で
優雅にお外呑みがしたいね~


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ゆうさんと笑い転げる

これ、だれに撮ってもらったんだっけ?

全部ブレブレだでっ


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芝生には色んな人がいて

マン☆ウォッチング、たのしー 

いゃ なんかおかしー (撮影してた


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みんな、げんきだっ


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さて、次はどこいくか

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2010年10月22日 (金)

奈良ゲストハウス完成引渡し☆

「ゲストハウス、ほぼほぼ完成やでー」

と、村井さんからお声がかかったので
奈良へ行ってきました

鍵を開けてどきどきどき

お星様シャンデリアが似合うお部屋にまず歓声


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和室のライトはちょっと前までは
ハンコ屋江湖さんを照らしていて

そしてここに来てくれた

お庭に面したここのお部屋は縁側もあって
静かに墨をするにはちょうどいいかも


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風と光が行きかう場所

チビッコが元気にちょこまかしても
大丈夫なようにしたいな


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食べられるお庭 にする! 

そのとおり
食べられる実がすでにお庭にたわわんっ


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このお庭はアルカイックの平島さんが
こしらえてくれた

「リンゴ(アルプスの乙女)
中国大実ナツメ
カシス
ポポー
トゲナシタラの木
びわ(茂木)
ベリーベリー(ブルーレイ&ウィマウス)
ラズベリー
ブラックベリー
シークワサー
日本青じそ・青じそ
ハーブ チャイブ ローズマリー ミント
etc...

後は数知れぬ球根から新芽が・・・
工事中もやたら、ニラとドクダミの臭いがしました


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お客様が泊まれる個室2つ リビング お庭 玄関
キッチン コンクリうちっぱなしのアトリエ トイレまで

吊るす位置、大きさ、壁に映る陰影
場に合わせてしつらえた
すべて違う形の村井賢治さんの照明 

正式なお披露目までお楽しみ


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まりえ 「白いスイッチカバーはイヤだー」

でも真鍮のスイッチカバーってめさめさ高い、予算ムリ!

塗っちゃってくれてました

ひと手間じゃすまない時間をかけてくれた
Key-menと愉快な仲間達 (人) ダイカンシャ


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この日、実は廃棄の日

不要なものをコンテナに積み込んで
もっていってもらう 

滋賀と東京で施工現場が奈良、
段取りを組んで日程調整

村井さん、ほんとありがとう


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水道 ガス 電気 色んな方面に精通してる
彼らの実務資格の数は半端じゃなくて

現場のプロってこういう人たちなんだっ
今回、とても勉強させてもらった

脱衣所とお風呂はもう売っていないタイル仕様の
かわいいつくりだったので、手を加えずそのまま利用


Guesthouse10


村井さんは梅の木まで剪定してくれて
帰っていきました (笑

野庵 奈良ゲストハウス
こんないいハコに仕上げてもらった

後は私の仕事だ

場は人が入って活きるから

彼らも遊びに来てくれるぐらいの
気持ちいい場所に仕上げねばっ


Guesthouse11


玄関の戸1枚 ドアノブひとつ 
夏のお庭の雑草取り 雨季と猛暑の土壁塗り

けんちゃん 平島君 木村君 ヒデヨシ君 

慈しんでこの場を創ってくれたみんなに
心から感謝して

奈良に行くたびに、

「そこは木村君が全部しあげた」

「平島君がよう、草取りしにきて帰っていったで」

「ペンキはヒデヨシ!」 

見えない場面を伝えてもらった

ちゃんと引き継いで、みんなへ開く場にするけん


Guesthouse5


帰り際  ドロボウさんですかっ! のヒデヨシ君 (笑

最後、お家に燻煙式殺虫剤を置いてきた

まりえ  「なぁ 煙、出てる?」
ヒデヨシ 「いや、ぜんぜん」 (笑

あかんやんっ!

奈良ゲストハウスOPENは来年の春あたり
お楽しみです~♪


Guesthouse7


このゲストハウスを手がけてくれた村井賢治さんのBlog
照明の問合せ等、連絡先も掲載されています ↓

 murai kenji blog

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奈良のゲストハウス、そこに在る豊かさや楽しさを
感じれる場・創れる場になればいいなぁと
準備を進めてまいります。

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随時お知らせしていきます。

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