2014年4月24日 (木)
2013年5月28日 (火)
南相馬の山田神社 春の例祭*当日
4月23日、晴天
宮司 森さんのお社も桜が見ごろでした。
由佳さんと晴子さんの榊にも花。
佳き日に巫女の姿で踊りを奉納します。
うららかな2度目の春祭り。
昨夜の『翠の里』大宴会メンバーと
森幸彦さんのおかあさん。
氏子さんの車、関係者の車。
土地柄かトラックやバンが多いねって(笑
以前にはなかった小さなお地蔵様。
この日、桜のぽっぽさん もお祓いです。
売り上げの¥400を山田神社に寄付する
ぽっぽてぬぐいプロジェクト。
おかげさまで3色目の色を
お披露目することができました。
山田神社のまだ蕾をつけない
桜の若樹を想って、
桜餅色のやわらかカラーは、
はとさんらしいと好評です。
参列者は氏子さん含め、
50名を超えた人が集いました。
二本松市休石の「小沢石材本店」さんから
「教育勅語」の石碑が寄贈されました。
その石碑もお披露目です。
裏には
「祈り雄々しく ただ一心に 平やかに 安らかに 豊かな故郷」とか。
祝詞
ぽっぽ手ぬぐい 即売会。
この日、臨時災害放送局 南相馬ひばりエフエムで
コーナーを持つ小説家の柳美里さんも参列してくださいました。
千葉県からフルート奏者天田透さん
平安時代の遺跡の出土品から再現した竹笛の演奏を奉納。
アレンジされた 神楽 「悠久の舞」。
魂をして遊戯を作(な)さ使(し) め
満面の鬢(びん) 恐らくは斜めならん
春風十万里 何れの処か 花を見ざる
(良寛)
踊りや音は場に華を降らせますね。
お祝いの日の春風の音は格別でした。
たくさんの方のご尽力を
このお祭りの日に知りました。
私の名も書いてくださっていて。
奉納 という言葉が自分になかなか
落ちてこなかった。
そのプロジェクトは考えるだけで楽しくて、
大好きな人の顔を見に行く旅だったから。
自分らしいスタンスで、それが続いていけば
そういうのが良いなと思っています。
悲しい記憶も楽しい記憶もまた土地に宿る。
その通過点の1日を、拙ながらここに伝えます。
山田神社の桜の苗木は
来年は蕾をつけるでしょうか。
新しい楽しみがまたひとつ。
今、想うことは福島に思い浮かべる顔が1人でもいると
他所(よそ)の話じゃなくなってくるのになって。
どうして避けて通る話になったのかー
仮定次第で、安全かどうか確定しえない場所で
それでもその土地から離れられない
沢山の想いや理由を垣間見る。
情報を取捨選択して自分が望む場所で
楽しく生きる、豊かで強い人にたくさん出逢いました。
私もそうありたい。
この記事で、山田神社をすこしでも気にかけて
いただけましたらとても嬉しいです。
例祭は1年に1度、4月23日
ご興味惹きましたら、どうぞ春の佳き日を
感じにいらしてください。
空の青、萌える緑、
言祝ぎの色に溢れる神官と巫女の衣装
土地を愛し、場に集い、手を合わせる人々
波音の響く浜に日本の美しい春の風景がありました。
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この日の様子は下記でもご覧いただけます。
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