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2012年11月15日 (木)

最近のことと映画「希望の国」

この間、映画「希望の国」を観ました

始めからラストまで、スクリーンいっぱいに、
それぞれが大事なもの、守りたい人への想いが
溢れかえっていました

そしてそれを失ったときの、
身体が引き剥がされるほどの痛みや
しんしんと覆いかぶさる喪失感も


Kibounokuni1


荒涼の雪に覆われた被災地に、
赤い帯と浴衣で老夫婦が楽しげに舞うシーンは、
凄烈に綺麗で儚くて、優しくて愛しくて、
どうしようもなく悲しくなった

映画のなかに出てきた「一歩、一歩」は
ここで言葉にすると陳腐かもですが

小さな積み重ねの日々は、退屈な日常は
周りの奇跡的な努力のうえにあって

それぞれのささやかをみんな必死で守っていて

そいうのが生きるってことだともう知っていて


Day


「成長」とか「上に」「もっと」
もちろん大切で

ただ3.11以降、そういう言葉が
ちょっと空々しい

私事ですが先日、年の変わらない
友人の訃報をうけました

ご実家でお会いしたお父様は
「あの子は駆けぬける子だと思ってた」と
「喧嘩相手がいなくなっちゃったよ」と
「会いに来てくれてありがとうな」と
だんだんちいさくなっていって、
みんなで泣きました

世界はなにも変わらず
色んな美しいで彩られていて

元気で生きてくれてるだけで良い


Hana


折りしも自分主催の「書の会」で
字を書く時間をいただいた

江湖さんから言われた言葉
「毬詠さんの夢はなんですか-」

与えられた場に尽くす人になりたい

「尽」という字を書こうと思ったけれど
「在」という字を選びました


58480


在ること

それがもう本当に大変な時代にきてるなって

「尽」は終わりが見えていて、
「在」にはその先に希望がある気がした

福島県に思い浮かぶ笑い顔があります

色んな感想があるみたいだけれど
少しでも自分アンテナにひっかかるなら
観ておいたらいいと思いますょ


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コメント

う~ん
毬詠さんらしい、やさしい感想やなぁ…
大谷直子さんが、何度も『もう帰ろうよ!』って云うでしょ?
そのセリフに、アンクルは我々にはもう帰るところがなくなったんだって思えてきて、涙しました
どこまでも絶望しかない!というトーンが貫かれるのに、なぜか清々しい印象だけが残るのが、哀しかったです

投稿: アンクル | 2012年11月15日 (木) 23:30

アンクルさま

こんばんわ

えへへ、ぬるくてスイマセン★

なにが大切か3.11以降ずいぶん
考える機会をいただいた気がします

何を欲し、何が大切か、守れる自分のキャパ内か
「自分のことは自分でしっかりと決める」
それが豊かに生きるに、つながることなのではないかなって思います。

「絶望」ってなんでしょうね。
まだ若輩がゆえ、そしてもともとが楽観主義なので、
あんなすばらしい老夫婦なら、泥にまみれても
生きる選択肢に視線をシフトできれば
ファミリーでもっと笑う記憶ができた気がしてなりません。

「帰る」ところはお父ちゃんの背中じゃ
ダメだったのかなって。
だから「おんぶ、おんぶ」と背負われるシーンで、号泣してました。
(いゃ、終始泣きっぱなしでしたけど)

私も自分に出来ることを“する”ことだと思います。

強くありたいです。 

投稿: marie | 2012年11月16日 (金) 01:03

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