「春夏冬二升五合」は本当はね
野庵 2012秋の展示「春夏冬 二升五合」
無事終了致しました。
最後まで楽しにぎやかな場を
本当にありがとうございます。
ギャラリー入り口にはおなじみ野庵大暖簾
(この写真は尾賀商店翠さんが撮影してくださいました!)
ギャラリーの2階を琵琶湖の秋を思う空間にしたいと、
今回は葦(ヨシ)と向き合ってみました。
自然素材はねー(><;)
虫とかムシとか蟲とか、なにかにカブレルんです、、
設営前1週間は、熱や発疹でなかなか作業が進まず★
でも色々学習したので次はもっとPOWER UP して
葦(ヨシ)に挑みます マケナイ
「春夏冬二升五合 アキナイ マスマスハンジョウ」
この言葉の妙に関心を寄せてくださるお客様が
とても沢山いらっしゃって嬉しかったです ^^
きれいで読み方に気がつくと深みが増しますね
ちょっと遡って夏の終わりごろ、
江湖さんに看板となって掲げる字を
書いていただくことをお願いしておりました。
「書けましたよー」の言葉に向かってみると。
色んな書体で書かれた十数枚の
「マスマスハンジョウ」が☆きゃあ
江湖さんとあっという間に
「野庵なら、これですよね!」 と一致して
今回のタイトル文字が決定致しました。
響く字はそれぞれ違うのですね
会期中、江湖さんの書いてくださった
すべての「春夏冬二升五合」は尾賀商店で販売しておりました。
今から野庵HPで特設ページを設け、販売致します ^^b
年末のとっておきお届けモノにオススメです◎
アキナイをされている方はやはり特に熱心に
お好みの筆使いを選んでいかれました。
清々しい商売繁盛が巡ってきそうですよね
「春夏冬二升五合」
実は茶の湯の世界では、ストレートに
「はるなつふゆ にしょうごんごう」と読みます。
秋に収穫したお米を、残りの3シーズン(冬・春・夏)
一人二升五合でまかない、あるモノ、限られたモノを
大切に慈しみ、やりくりして生活する教えだそう。
(↓古代米や赤米を扱う尾賀商店「すいらん」さん、
撤収のお手伝い最中に選んでくださいました。)
会期中の江湖さんとの「書(笑)の会」はとても好評で
ご参加のお客さまのBlogの感想を読むと改めて
胸があつくなる、良い時間のワークショップとなりました。
(↓ WS終了直後の美波ちゃん ^^ 満面っ)
私は日曜日にはとさんと参加するので
後日、報告いたしますね!
近江で出逢った人々はその土地や風土と向き合い
生活している方がすごく多くて。
大事にされているものを想うと、「春夏冬二升五合」
この言葉の意味がなんだかとても響きました。
野庵秋の展示は終了しましたが、
照明作家 村井賢治さんのアトリエでやっている
はとさんの原画展とびわこビエンナーレは4日まで開催中。
村井さんがビエンナーレでつくった
「手紙をかくため」の場
そこで買える村井さんのLetter Setで
今日はお礼状を書きます ^^
カード・便箋・シール付 ¥1000
庵のお客様、欲しいかな
この雰囲気を伝えたいなぁ
そしてそして近江のエッセンスを詰め込んで
2012秋はと便もいよいよご予約開始いたします!
湖の国でいただいたご縁が末広がりますように ^^
楽しかったなぁ
WSの様子や撤収等、番外編もUPしていきます ^^
みなさま、どうぞ秋の良い週末をお過ごしください!
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