伯兆さんと奈良☆シェルボタンを探す旅
野庵のTOPフラッシュが夏モヨウに変わりましたょ!
2枚目にご注目、蒔絵師伯兆さんの金魚さんです!
貝の流れるようなきらめきが本当に美しくて
1枚の写真に全体を入れ込めなかったんです (><)
全貌は次のTOPフラッシュでw
↑ このキラキラはあわびの貝片です ↑
貝でもっともっと世界観が広げれたら
色んな伯兆さんが楽しめるなぁって
そう思い探していたらこんなステキな素材に出逢えました
これ、なにかわかります?
貝でできたボタン、シェルボタンです
この貝が実は奈良の地場産業と知り、
2人でたらった遠足に行ってまいりました!
その日、待ち合わせ場所の駅に着くと
あれ、、ヤギ ?
「奈良と言えばヤギさんなんですね~♪」
ぃや、、ちがっ
久しぶりにお逢いした伯兆さんは
相変わらずラブリーでした
まずはお互いの貝商品を広げてご挨拶です
「貝という素材を活かしてますねぇ」
「すてきなデザインですね!」
お褒めいただきましたょ☆
そして沢山の貝ボタンにかなり惹きこまれました
毬詠 「このボタン、すっごい可愛いですね!」
伯兆 「蒔絵、要らないですよね、、」
伯兆さんは意外にクールです、はぃ
奈良は海はないけれど、当時は川から
神戸→大阪→奈良 へと技術と一緒に
遠い南の貝が運ばれてきたそうです
野庵が探していたのは直径4cmほどの貝ボタン
この大きさなら髪飾りにも帯留めにも使いやすいかなって
貝ボタンは貝殻をくり抜きます
頭ではわかっていても、ちょっと想像がついていませんでした
自然素材の貝殻、その曲線面のなかの
平らな部分をくり抜く
最初に問い合わせをしたときは
「難しいですね、でもやってみましょう!」と、
挑んでくださいました
手前からボタンの素材となる黒蝶貝・白蝶貝・茶蝶貝
本真珠はアワビ貝やアコヤ貝から産まれます
黒蝶貝の珠は黒真珠、白蝶貝の珠は南洋真珠
茶蝶貝から産まれた珠はマベ真珠と呼ばれます
養殖真珠の母貝となる貝から真珠を取り出した後
貝殻は貝ボタンの台となります
とても美しい再利用だなぁ
貝殻をくり抜く
そうすると外郭はザラザラ
内側もラウンド状態
表裏、磨きをかけ形を整えます
1つ1つが持つ違う景色
黒蝶貝の特徴はダークな深みのある黒からグレーの神秘的な諧調、
そのなかで緑や赤の虹色が輝いて、その1個にしかない光沢が見れる。
茶蝶貝の特徴は淡く柔らかな虹茶色の光沢、
それは海にもぐってたゆたう水面のようで、ため息がでるほど。
シェルボタン1つ1つの表情とそれぞれの美しさ
伯兆さん、ただ今絶賛貝ボタンとにらめっこ中
「夏のおしたく シェルボタンの会」
季節のお楽しみがまたひとつ
増えましたら嬉しいです☆
金魚さん、ちょっとチラ見せ
かなりメタボな感じが愛しぃ (笑
次は 「伯兆さんと奈良★番外編」 !
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