茶杓の銘を書いてくださる書家さんのこと
【 時季の茶杓 】 の最大の特徴はお客様もご一緒に
そのすてきなアイデアは今回お世話になる
書家さんからいただきました。
「茶杓の銘は、その作者又は所持者が自分の思うところや
感ずるところから名前をつけるのが本来...」
そぅ、茶杓の銘は想いが映される
表装を気にして、私はとても大切なことを見落としていました。
今回、どなたかにお願いすることが決まったとき
茶道にきちんと向かい合っている方に
お願いしようと思いました。
茶杓はお道具だから。
字が上手とかそういうの以上にお点前を通じて、
茶の心に触れている人が良いなぁって。
私が通っている茶道のお教室の大先輩の
Sさんにお願いしました。
Sさんは学生のお茶会まで面白がって覗かれる
やわらかな方で、一緒に色んな機会をいただいてます(人)
野庵の活動をとても理解してくださっていて
最初の野庵の印を作ってくださった方でもあります。
2007年 歌留多の会のこと (末尾に登場)
野庵のイベントの大きな看板や「受付」「東司」「入り口」等の
張り紙にいたるまで、イベント時には必ずSさんの手が入っていて
いまや雰囲気作りの底力
この茶杓の依頼をした際、まず辞退されてしまいました (><;
それぐらい 銘 を書く行為は大変で。
ただ、この時点では銘は野庵とSさんで付けようと
思っていたのですが。
色んなやり取りと説明のあと、電話で
「手紙を書きます。電話より手紙で伝えます。」
と言われ、はっきりお断りされるかと
ビビりまくりながら待っていたら、
冒頭のすてきな提案をいただきました。
見守ってもらってるなあって、どうやったら
お返しできるのかなって考えます。
時季の茶杓は今から四季を通じてお披露目となります。
たくさんの人の手と気持ちを添えてのお届け、
どうぞお手許に届いてからも、たくさんのお話が加わって
一緒に楽しんでいただければ嬉しいです ^ ^
いつか桜や紅葉のころに、一緒に野点でもできれば
シアワセですねぇ
--
あ。
Sさんの本職は某お寺さんでいろんなものに
書を書かれています。
卒塔婆とかにいたるまでっ
なんでもござれ 達筆このうえない方でしょ
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