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2012年1月10日 (火)

日本最古の神社で炎を切り出す斎行

「大和の正月はご神火で明ける」

1月1日の午前1時、日本で最も古いといわれる神社で
古式にのっとり火を起こし、炎を切り出す神事があります

そんな面白いことを教えてもらったので
年迎えは大神(おおみわ)神社にいました


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神殿奥からぽぅっと浮かび上がる
切り出されたご神火


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3本の大松明に炎が分かれる

拝殿前でわぁっと歓声があがった瞬間


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あっという間に視界のなかを大きな炎が
過ぎっていきました


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繞道祭(にょうどうさい)

道、繞(めぐ)る祭り 

氏子の若者が大松明の火柱をかつぐ


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ここから三輪山麓に鎮座する摂末社18社を
走って巡拝するとか

人と炎が呼吸をするようにシンクロして
大気に火の粉が舞い上がる

鳥肌が立った瞬間


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寒気と街灯のない奈良の細い道に
炎が浮かび上がる


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大松明と小松明が鬼火のように揺れて
闇に溶けていく様はこのうえなく非日常で


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祝粛と舞いあがる炎に惹き込まれました


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こういうことやって良いんだ

とか

思っちゃった(笑

私も担いで走りたひ


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道々に落ちる火のかけら


Fire


火を追いかける消防団のおっちゃま


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大神神社は本殿を持たない三輪山自体をご神体として
仰ぎ見る原始神道

新しい年に最初に見た炎は太古の匂いがした


Nyo


年始には奈良が大好きな仲良しさんが
ゲストハウスに滞在するから
お土産話に火の欠片を持ち帰りました

今年はどんな炎が見れるだろ


Fire_2


まずは
「だれも怪我をしませんように」と
祈願してきましたょ~(人)


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