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2011年11月29日 (火)

1日1組限定☆森の宿泊 サリモス(どぶろく製造所)

大分県竹田で泊まったのは森のリストランテ サリモス

Sarimos15


雨の中、着いたのは7時前とか
でも、真っ暗

星も月もなくて、夜は闇だってことを思い出す

ここで採れたものを食べさせてくれるサリモスさん
すぐご飯にしていただいた

一皿目 鹿さん

やわらかか~


Sarimos1_2


写真に写ってるドリンクはどぶろく

赤酵母使用

サリモスさんは農家をやっていて

農薬、化学肥料、除草剤を使わない、安心・安全な合鴨農法の自家米で、
山麓の天然水で仕込んだ優しいどぶろく (ここのお水がまた美味しい

大分県どぶろく特区1号認定でネットでも販売されています


Sarimos


水・森・田畑・食・文化

農業を土台に『食べること=生きること』を
楽しんでいるお母さんの手作りご飯

テーブルコーディネートの葉っぱの使い方に私たちは大興奮


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お母さんはすごく前向きで元気
あたらしいことを取り入れるのに貪欲

でもとってもやわらか

酵母のお話からお嫁入りのお話
ヨーロッパ農業視察団への参加のこと

変な虚栄も派手さもない
地道なスゴさに感動した


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しっとりアチアチおからコロッケ
つなぎはヤマイモでほこほこ

一品一品がとても丁寧な味


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〆は朝捕れたイノシシ

さぞや走り回ってたのね、、の歯ごたえ

「いただきます」 の意味をきちんと味わう

宿泊は1組、でも10人以上泊まれるから
今度みんなでここで謝肉祭したいな


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ころころギンナンと栗ごはん

もうお腹一杯なのに、食べてしまぅ

お漬物まで完食しました (人)


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暖炉、大好き

お父さんが薪を割って補充してくれるの ほほほ 

初登場 お父さん

木のはぜる音 炎の匂い 

暖炉の前はすごく落ち着く


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翌朝、雨ざーざー

銃弾の音がした

獣が田畑を荒らさないように、定期的に空砲を撃つそう

私たちの非日常とここでの日常


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秋の森の匂い

雨なのが悔しぃ~


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晴れていたらふかふか落ち葉の中
照り葉を激写していたはず (笑

人も家も見えないテラスはさいこーだ


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朝ごはん、いとすばらし

今度、暖炉の灰でこんにゃく作りをする約束をした

キノコ取りもしたぃんです!


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外にはピザ焼き釜付の(!)別の宿泊棟がある

団体さんでこれるな

むふ


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お母さんはネットが苦手

どうやってこの記事を見てもらおう

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豊後竹田の町のキャンドルナイト準備編

竹田にこの時季に来たのは 竹楽 を見るため
その日は町に3万本の竹灯篭の灯りが揺らめく

里山保全百年計画のプロジェクトのひとつ


Pict284


保土ヶ谷公園のキャンドルナイトに関わらせてもらってから
竹林の保護と再生については特に意識するようになりました

京都あたりのきれいなイメージの竹林は
相当手がかかっていてね、、

竹は毎年刈らなければならないのです

こうやって利用されるのってすばらしいな


Tikuraku2_2


町中のお店で変り種も発見!

竹楽は住んでいる人がすごく楽しみにしていて
それぞれいろんな形で参加していました


Tikuraku


明日から3日間開催のお祭り
天気予報はアメモヨウ

準備もなんとなく不安げ


Junbi


町中のいたるところで待機中

すごいなぁ

竹ってほんと重くてね (よみがえる夏の記憶、、)
この写真に写ってるだけ準備するのも、もすごい大変なんです


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風情のあるトンネル

お祭り map を見ると、ここも見所のひとつ
雨でもこの中なら大丈夫だろうなぁ


Tonnneru


トンネルの向こうでソフトクリームがはたはた★


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知らない土地の匂いにどきどき
ここはお餅屋さんの匂い(笑

そんなが写っている写真が撮れたらさいこーだ  


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そしてこのお餅屋さんの横の古民家に

はとちゃん

高松でも直島でも京都でも
行く先々で先回りして私を驚かせる

なんだか安心した、きっとここは良い町だ◎


Hatochan


竹は防虫用にすべて燻されていました

これやると毎年の使い回しがきくのかな?
おっちゃまたちに聞いてみよう


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明日の点灯を楽しみに今日はお宿へ


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今から行くお宿は地産地消
よくきく言葉だけれど、その言葉の深さを実感

お夕飯には、朝捕れたイノシシが出てきました 

--

つまみ簪姫コさんの極上の新作がUP

春告姫


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一点もの即売です。

姫コさんは今から かまわぬ代官山店 での実演 とかで大忙し
今日流すメールマガジンに詳細を掲載しますので、よろしければ
ご登録くださいませ。

 野庵 メールマガジン

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豊後竹田へ行ってきました(大分県)

なんどめかの九州

でもこんなちっさい飛行機は生まれてはじめてでちょっと驚きました

今、エアは早めの予約で九州だと1万円きりますよね↓ 
安くなったなぁ♪


1


仲良しさんと大分空港で落ち合って市内へ

2人とも忙しくて今回の旅はまったく下調べもできなくて
まず、銀行でお金をおろすとこから (笑

商店街をふらふら歩いてたら、二人とも
目が釘付けになったフレッシュジュースのお店

 ● くだものかふぇ

無添加搾りたて 美味しすぎ


2


今からどんどん山あいへ向かっていくので
ここでは(大分市)お魚を食べたいとこです

関サバ の時季ですからね

お魚屋さんが経営している居酒屋ランチで海鮮丼と関サバ丼

歯応え、鮮度 すばらし~
そして時のものだからかめたくちゃ安い! 

 ● 食堂よっちゃん


3


大分市から電車で2時間、電車の中で寝落ちて
起きたらこんな風景が

突然あらわれたこの四角くて白いものって
一体なんでしょう? とってもシュール

ご存知の方は教えてください


4


今回の旅はほぼ食べログです

安心で美味しいを追いかけていたら
今回は大分にたどり着きました


仲良しさんと久しぶりにゆっくりした時間
うだうだが楽しくてゆるゆるパシャリ

そんな時間を書いていきます

果物屋さんの柿の売り方が半端ない量でおかしい
そしてこんな何気ない風景がとても好き


Bachan


豊後竹田に到着っ!

降りて早々、色々楽しくなりました(笑


Takedastation


豊後竹田 ぶんごたけた 読めます?

ここは城下町だったとか 

有名なところでは坂の上の雲の廣瀬さんと滝廉太郎さんの出身地
列車の到着時にはホームに「荒城の月」が流れていました♪


Takedastation2


駅員さんに

「この辺で美味しい食べ物ってなんですか?」

まず聞いたこと

私たちの旅は思い出すといつもなにかオカシイ、、


Takedastation3


この辺りはとり天が有名


Tenmusu


そしてシイタケももちろん有名なんだけど
梨も美味しい

これ ↓ お茶のお稽古にお干菓子がわりに
持って行ったら何気に残されてたなぁ、、


Drynasi


あとは かぼす の産地!

思わずパッケージ買いしたかぼすこ


Kabosuko


次は駅から降りて竹田の町へ →
なんとはとちゃんがいた形跡がっ  

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2011年11月27日 (日)

伯兆さんの作品入荷☆12月の展示情報更新

大変お待たせいたしましたっ

伯兆さんの作品が届きましたよ~!

本日から秋の作品は検品後ばくばくお届けです →


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このコたち ↓ ↑ は今なら1つづつ、
今すぐお届け可能です。

ご興味惹いたお客様は要チェックです!

 ● 庚ノ寅     ● むつのはな     ● 秋蒔絵ボタン     ● 冬蒔絵ボタン


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伯兆さんからの請求書

か、かわいい

野庵の作家さんはいずれもこういう心遣いが行き届いていて

本当に学びます


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伯兆さんの新しい作品は12月なら下記で逢えますょ~ 
展示詳細は 野庵お知らせ こちら まで。 

 ちゃらっpoco 「手仕事てくてく展」
 http://www.charappoco.com/

★日時★
2011年12月7日(水)~12月11日(日)

・・・・

 空から舞い降りた贈り物展
 http://32mame.com/

2011年12月1日(木)~5日(月)

--

ファン待望!HilokoさんのBagがあがっています☆
収納袋にまで その心づくしにマイリマシタ


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● 臥龍梅


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初詣や冬のお出かけにぴったりです

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2011年11月25日 (金)

仲良しさんのお包みワークショップのお知らせ(トリノホツカムリ)

HilokoさんのBagについてくるコサージュの制作等で
お世話になっている用賀の 和ギャラリーいなむら さん で
イベントがあるので、ご紹介させていただきますね。

このBag&コサージュは今晩中にお披露目です☆


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「トリノホツカムリ Vol.5」 ~ 『贈』~gift~

「贈」をテーマに、和小物&創作雑貨の展示即売会
今回は素敵なゲスト作家さん3名をお招きしております!

2011/12/1(木)~12/6(火)

場所  和ぎゃらりー いなむら  東急田園都市線「用賀駅」北口徒歩5分
世田谷区用賀4-30-13/03-3707-5460


Tori


ここで、コトホギ屋でお世話になっている彩詠さんが
和紙を使った お包みワークショップ を開催します。

12/3(土)14時~15時 (受講料1000円+手ぬぐい代)

岐阜出身の彼女は和紙への知識はモチロン
和の世界のしきたりにとても詳しい

野庵&コトホギ屋の良きお包みアドバイザーでもあります *^ ^*


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こんなのとか 色々 ←

和紙とマスキングテープを使った 気持ちの伝わるお包みワークショップ

以下、彩詠さんの言葉を載せますね。

ご興味惹きましたら是非足をお運びください。


Ws


伝統的な折り紙の基本を紙にちょっとアレンジをして。
上の白いポチ袋は、来年の干支・辰にちなんで、
ワタクシ彩詠オリジナルのポチ袋「龍のコ」

これらを1時間でやる、盛りだくさんなワークショップです。
ぜひぜひ 皆さま、ご参加くださいませ。

お申し込みは、下記和ギャラリーいなむら まで。

お申し込みメールの際には、
・氏名
・連絡先アドレス
・電話番号
を必ず明記くださいませ。

定員(6名)になり次第、締め切らせて頂きます。

■ 和ギャラリーいなむら
  電話番号 03-3707-5460 
  お電話でのお申し込みは、営業時間内にお願いします。(12:00~18:00)
  メールアドレス jin@ishii-mitsuzo.com        担当・大泉

ワークショップ内容についてのお問い合わせは、下記アドレス彩詠宛まで。
 sakae_asano@a☆yahoo.co.jp


O0428028611624439462


「包む」ということは、着物と一緒でちょっとした基本があります。
そこを押さえると、相手にきちんと気持ちが伝わります。
何気なく今まで見ているものにも、ちゃんとした意味があったり。

大切に、相手を思い選んだ物を、
自分で相手を想いながら包むこと。

包む時間や空気が、相手にも伝わります。

榮堂のお教室案内をお送りすると、大切に、
届いた嬉しさとびっくりした気持ちと一緒に来てくださいます。

何気ないご案内にも、お手紙を添え、案内状と一緒に
お包みしてから投函しています。

クリスマスに、お歳暮に、お正月のお年賀に、
すぐ使えるワークショップです♪

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2011年11月24日 (木)

大分県☆朝イチのジュースでよろこびダンス

まずは忘れないうちに!

2012はとさんカレンダー☆明日まで

うるしのこぼしさんが入ってる冬はと便


2011winterhatobin


USAJIROさんカレンダーも明日まで


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今、九州旅行写真をまとめています!

半分が食べ物の写真ってどうなんだ、、


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美味しすぎて朝からヘロヘロになった 《 くだものかふぇ 》


100年柚子のミックスジュース 


よろこびすぎ(笑


ほんと美味しかった


ここ、絶対また行こう↑

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小雪 「寒く少し雪降る」

九州へ行った帰りに東京に立ち寄り
1週間ぶりの奈良です

さむ~ぃ (* *;)

日々の寒暖差になんか負けーんっ
でも、コタツ出しちゃいました

出先の直売所で送った季節の荷、到着!


Kabotya_2


土地の旬は安くて美味しくて力があるから
つい、たくさん買ってしまいます。

まずはサトイモはかき揚げに、かぼちゃご飯を
みんなでいただきました

明日から大分県の記事を書いていきまっす→
美味しくて豊かで、ステキな時間でした☆

--

11月23日 小雪 「寒く少し雪降る」
深堀隆介氏の雪中金魚を丁寧に桐箱に納めてみました。

贈り物でも自分でも使いたくなるカブセの桐箱、
かーなりスペシャル感がある冬のおしたくとなりました ↑

雪守


Yukimori


深堀氏は12月1日~、いよいよイギリスでの個展が始まります。
先日和裁士のさくらさんと氏のアトリエへ伺った際、
パーティで着物を着るからと帯の締め方をおさらい会

メールのやり取りの最後で

エゲリス がんばってきますね!
祈ってください。

では、みなさま、是非ご一緒にっ!
イノリマス(人)イノリマス

英国人に深堀氏の世界観はどう映るんだろう
帰国後のご報告が楽しみです

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2011年11月16日 (水)

お祝いの日のお箸って意味深い。

コトホギ屋から お祝いの日のお箸 をお届けできる
準備が整いました。

 ● 祝いの日の箸  

あわじ結びの5色は選ばせていただきました

祭りの炎 おめでたい金 大地 渓流 茂る大樹

野庵が大切にしている自然の色


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そしてスペシャルな鶴さん&亀さん

いずれも桐箱にいれ贈り物用にもご自宅用にも♪


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今回、恥ずかしながら祝い箸の意味を
きちんと初めて知りました

お箸一膳にこめられた日本の美しさにうっとりです

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2011年11月15日 (火)

出張から帰ったらすぐに

手を洗う

ん、、それはもちろん

ゲストハウス中のグリーンを集めて
ただいまの水遣りと状態チェック


Gr


まずは檸檬が色づいていました☆

ホットレモネードは純奈良産だなっ (笑


G3


すこし行かないときはやっぱり気になる

今の時季、昼夜の温度差が激しくて
あっというまに根がダメになることも

クッカバラは今のところがっつり元気 !


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庭はコスモスが見ごろ

「秋、終わっちゃうねぇ。」  

「冬のシフトとお休み対策はどうするんですか?!」

あったかいお茶を片手にガーデンミーティング


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おかえりなさい を、言ってくれるのは
人だけじゃないなぁって思う


G2


12月12日(月)
奈良ゲストハウスで1日だけのオープンギャラリーをします。

夕方からは、はとちゃんがはと商店を担いで店開き(笑
平日だし午後~夜までゆるゆると

詳細はメールマガジンでお知らせしますので、
よろしければご登録くださいましまし

http://www.a-yarn.com/shop/2006/09/mailmag.html

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2011年11月10日 (木)

ゆかしい日本の飾り☆京水引の工房へ行った日のこと

京水引を今度からコトホギ屋で扱える運びとなりました。

 ● 京水引の福飾り 祝い亀

水引、わかりますか?

そう、ご祝儀袋に印刷された紅白のおリボン、、
印刷されるほどに生活の中で欠かせない日本の紙リボンです


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これは 熨斗(のし)。

こういうお包みは 礼法 にのっとって準備します。

日本の伝統的なものなので、私が手がけるお包みは、
きちんと日本でつくられた 熨斗 を使いたいなぁって
探しはじめて、今回の出会いとなりました。

伊予水宝さんが所属する京都の水引工房 『水引館』 へまいりました!


Noshi


水宝さんがつくった巣籠り鶴。

それは天を仰ぎ舞うように伸びやかで
紙の持つ清(さや)けさがとても美しくて
五感で惹かれるJAPANを感じた。


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水引は紙コヨリから出来ています。

細長い紙をコヨリにするところから。

コヨリ作りはかつてはお裁縫と並んで、女学校で教わるたしなみ、
きれいなコヨリを作れることは良い女の条件にもあげられたとか、、

何でも買えて便利になって、かわりに
そういうのを知らなくなったのは寂しいなぁ


Koyori


京水引はさらに極細の糸を巻いて作られます。

糸が巻かれている分、通常の水引とはハリもコシも歴然の差
そして、水引の地の色と巻く糸色で色彩豊かな水引が


Mizuhiki


工房には糸巻き用の機械が置いてあって
京水引は、ここで作られていました。


Kikai


素材へのこだわりは造形の佇まいに影響する。

あの目を引く曲線や、緊張感であふれた直線ライン
それが時間を経てもキープするのは、水引そのものの
しなやかさと強度がとても重要だそうです。


Kikai1


工房の水引専用棚。

手で水引をつくれる熟練さんがもういないのだそう。
そして水引でなにかを作れる人も。

古来からある日本の奥ゆかしい Paper Art 。

次代への継承が今後の大きな課題となっていて
なにかすこしでもお役に立てるかな、と思案中。


Tansu


京都在住の水引職人、伊予水宝さん
この道、60年。

祇園祭や皇室への献上品も手がけられた
すばらしい手をおもちです。

「正面から撮影するときはちゃんと準備するからね、今は写さんとき」

京都のお婆ちゃまは、いくつになってもシャンとしていて
本当にステキ


Photo


近代、水引の礼法は女性の欠かせない教養、
作法として教えられたとか

こういう知識が身についている人に接すると
とても良い育ちの方だなぁと思う

今まで取りこぼしてきた「昔からの良きもの」
せっかくの機会に学んでいきたい

みなさまも是非ご一緒に☆
京都で「あわじ結び」のワークショップとか、
考えておりまする

↓ 伊予水宝さんの【祝い亀】、期間限定での販売です!


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この工房は昔からの水引屋さん。

今でも伝統にのっとった祝儀袋の表書き等も
きちんと手がけられていて。

コトホギ屋は引き出物によくお声がかかるので
冠婚葬祭でとても頼りにできる場所ができました ^ ^b やったね


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(軽いので壁にも飾れます)


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2011年11月 9日 (水)

秋は夕暮れ☆稲穂刈 (冬のお包みに使ってます!)

駅から奈良のゲストハウスまで徒歩20分

お散歩道には田んぼがあって、春夏秋と
とても気持ちいい景色をいただいてきた


Sky


そこで稲穂を刈った日のことを


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冬のお包みに 稲穂 がほしくて

朝夕と通り過ぎるときにご挨拶していた
田んぼのおじちゃんに

「稲穂、ほしいんですが、、」 と伺ってみた

「どれぐらい?」

「私が抱えれる程度なのですが。」

「ええょー、春日大社さんにも奉納してる米やで。」

「わぁぉ、ありがとうございます


Inahogari


来年は自分で育てたい

せめて自分でかかえれるだけいただいた稲穂

分別整理中

まぉ 「まりえさん!虫がいまっす!」

毬  「そりゃ、虫さんも食べるよね ( ̄▽ ̄)b」


Idsc_0007


毬  「これでおむすび、何個できるんだろうね」

まぉ 「多分ピクニック1回分?!」

毬  「( ´・ω・`)、、こんなにあるのに??」

まぉ 「稲穂1本に米何粒ついてるか数えましょう」

毬  「稲作、えらすぎなぁ

自分の目で見える範囲でしかわからない私、、

いつも買ってる 10kg のお米はどれぐらいいの量の稲穂から
できてるのかやっと理解した

米一粒には7人の神様がいる  うん、うん、いるね
本当にそう思えた日


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安心して食べること

その大切さやありがたさを感じた1年
私は来年も仲良しさんと、これうまぁぃってもふもふしてたい

「お客様にとっても、新しい年が美味しい楽しいがあふれる1年でありますように」

そんな意味を込めて、師走月のお届けのみなさんへは
きちんと包みたいなぁって思いました


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昔は貴重品だった白い紙
撚られた綿紐、そして時季を感じる飾り

それらで季節のモノを包む

「そういうのってお供え=贈ることの基本ですなも。」 by Team コトホギ屋 鳴海彩詠

贈ることの基本を立ち返る、
みんなでそんな機会をいただいたなと

年の瀬のおしたくに野庵とコトホギ屋でささやかですが、
「贈る気持ち」を添え、お届けしたいと思います。

● 冬籠りのおしたく 詳細

Huyugomori


稲穂を汗だくで刈った日の空の色

ひんやり灰桃の大気が降りてくる
めちゃめちゃシアワセな時間


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秋は夕暮れ

夕日のさして山の端いと近うなりたるに
からすの寝所へ行くとて
三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり

まいて 雁などの連ねたるが 
いと小さく見ゆるはいとをかし

日入り果てて 風の音 虫の音など 
はた言ふべきにあらず

(枕草子)


--


半襟の会でお世話になったぺたコさん &
Team コトホギ屋で敏腕アドバイザーとしてお世話になっている鳴海彩詠さん
11日から開催の「TOKYO職人展 ~恋する伝統工芸~」で
空間提案の展示ディスプレイを担当されています ^ ^b

日程 11/11~11/23
場所 メトロポリタンプラザビル東武百貨店 (@池袋駅)

クリスマスやおうち女子会、お正月など5つのテーマで
個人的にかなり気になるイベントです

ご興味惹きましたら見に行ってみてください (入場無料)


   イベントHP       出展製品紹介 


Silver Wing Tree  (純銀だとか


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東京七宝


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2011年11月 8日 (火)

今日は立冬 「冬の気始めて立つ」

『冬籠(ごも)りのおしたく』、はじまりましたっ


Huyugomorinoositaku_3


今年も越谷のだるまさん、やりますよ~


Daruma


新しい年への用意はどうしてとりわけ楽しいんでしょね くふふ

あたたかな冬のおしたくはじめとなりますように♪


Candle


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2011年11月 4日 (金)

ウルワシノ福飾り☆つるさん&かめさん

「つるさん&かめさんって可愛いのすくなくて、楽しみ!」

そんなコメントをいただきました。

プレッシャー  ^ ^;

ビビリなんでちょっとチラ見せ

毬詠が惚れこんだつるさんです


Tsuru02


かめ1号☆週末にお披露目です


Kame2gou


かめ2号も続きます

ご期待に適いましたでしょうか  どきどき


Kame1gou


細部までうるわしくて、撮影していてもトキメキまくり
ラストスパート、がんばります◎

みなさま、どうぞ良い週末をお過ごしください!

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2011年11月 2日 (水)

悪い子に罰を与える黒サンタ(五七五調)

クリスマスや年末のおしたく

もう?!

そんな心持ですが、お誂えや職人ものはご予約の時

まずは第1弾

ひとつひとつ手彫りのサンタさんの登場です


16480


11月1日発売の家庭画報で赤サンタさんと白サンタさんが
なんと掲載されているようですが!



Kateigahou


私はブラックサンタに惹かれたので、コトホギ屋では
黒いコもいます☆

とある国では

悪い子には罰を与えて袋の中に放り込んじゃう黒サンタと
良い子に贈り物をする赤サンタが二人ペアになって活躍しているとか

ある意味すごぃ

子供たちのドキドキがきっと半端ない


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どんなコが手元にくるかはお楽しみで
 
撮影してても色々違ってて笑えて愛しくなるので
下尾さんはすごい楽しく作ってるんだろうなぁって
感じます

彼らが生まれてくる工房は富山は八尾の森の中
(熊が出るそうです 。。;)

冬が厳しい地域で生まれる木工製品は
なぜだかすごくあったかい どしてだろ。


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メールマガジンでもお知らせしますが

季節を彩る作品を届けたいっていつも思うので
野庵とコトホギ屋で扱う

ダルマさん と 鶴亀さん (もうすぐお披露目)

このサンタさん、そしてはとさんの2011冬はと便
Happyを運ぶこれらの縁起物アイテムは
今回、送料無料でお届けします。


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同梱すると、ほかのお品も送料がかかりません

詳しくは冬籠りのお知らせページで要チェック!
(今、一生懸命つくってまーす

第1弾は和室にもしっくりくる大人顔のサンタさんでした!


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2011年11月 1日 (火)

大和し美し☆茶せんの工房へ社会見学

これ、なにかわかりますか?


Take1


こうなっていきます


Take3


せっかく奈良にいるので奈良のモノヅクリを
見なければ!

すこし戻りますがシロツメクサの咲く頃、
奈良の高山へ遠足に行きました


Sirotumekusa


高山は日本有数の茶筅(せん)の産地なのです

駅にはこんな看板がっ


Kanban


茶筅は抹茶を点(た)てるお道具です

私はこのやわらかなフォルムが大好きで 
お茶を点てるたびになんてウツクシィ えへへとなっていて(笑


Hukadume


どうやってできるのか、ずっと知りたかったので
奈良にいる間に必ず行かねばと、ひそかに遠足計画

ゲストハウスから電車で40分 奈良は広いです~


Koubou


初めて職人さんの暖簾をくぐるときは
いつもとても緊張する


Noren


ここは25代続く茶筅作りの老舗

久保良斎さんの工房です


Kubosan


茶筅づくりを見せていただきました

(氏の茶筅作りのTV録画データーがあるのですが
You tubeにあげ方教えてくれないかしらん、、

これは穂先にあたる部位の工程の一つ、
竹の皮1枚を 0.03mm に削いでいます


Work1


茶筅は淡竹(はちく)という竹の種類で作ります

1本1本竹の硬さが違うから、経験のある手でしかできない職人の仕事

1本をまずは16等分、そこからそれぞれさらに10等分に竹を割っていきます


Take2


掌で繰り返される一定方向への連続作業

指が歪んでしまう、と手を見せてくれました

目と手は生き方が出るところ

職人の手は本当に見事だといつも思います


Hands


ここの工房は竹を扱うプロ中のプロ

美しい色んな竹のお品を作っていて、実は色々お世話になっています

(野庵Topページフラッシュの茶杓もここで用意していただきました。)


Tyashaku


他、面白いものも近々ご紹介できると思います。

お楽しみにしててください 撮影と頁作りがまにあわなぃ


Hisyaku


日本橋三越・虎屋茶寮と久保さんの茶筅は全国で活躍中

このご縁でコトホギ屋でも 茶筅 のお取り扱いを
はじめました

「茶筅は消耗品だから。」

価格帯も出来る限りおもとめやすくできないかな

そう、野庵では出来なかったこと
そういうことをコトホギ屋で学び、試し、実践していってます

どうぞよろしくご贔屓くださいまし

Kotohogiya100  

コトホギ屋 茶筅 お取扱ページ



竹という素材、そして優美なフォルム、端正さ
この道具には日本の美しいが凝縮されているなぁって

茶筅は日本で丁寧に作られたものを選びたいと
思いました

自信を持ってご紹介できるのがとても嬉しい


369pre480


お抹茶を点てるときのハレ気分は
嬉しい日本の心があらわれていて

それは日々楽しめるドキドキで


Teatime


ちょうど今、ゲストハウスのまおちゃんがお抹茶初体験

点てる練習をしている真っ最中なので Kaeka Blog に
特訓の成果があがるかも


Ohirometext


この ↑ コピーは、私が大学茶道部に入るときに
新入生勧誘看板に書いてあったテキストで、、

着物を着た男の先輩が美しい所作で点ててくれた
それがとても印象的であの日の情景はまだ憶えてる

今日はお抹茶にしようかー 

これからコトホギ屋でそんな日々を応援します☆

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