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2008年9月 9日 (火)

「牡丹に唐獅子 竹に虎」 心 拠ル所  (@南禅寺) 

夏休みの最後は京都 南禅寺さんに行った。

ここの唐獅子ちゃんと虎くん他、吉祥獣たちに逢いに。
ここね、実はそういう仔たちがいっぱいおるんょ

山門をくぐる

「絶景かな 絶景かな」 石川五右衛門の名セリフはこの山門で生まれました

    実は、、 上ったことありませんけど (笑 

登らんくてもね  春、この辺り一面は薄桜色に染まるし、
夏は青葉、秋は言葉にならないほどの緋の絨毯、
冬は寂々のましろに包まれる 


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お目当ては 大方丈 という建物。

ここにはまず 巨大 竹かっこん ししおどしがあるお部屋があって。
コーン と清々しく響く    その音の持つ緊張感に酔う
ただ一つの音で静寂の間が果てに広がっていく

  はぁぁ  心が静かになった 
 

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おった~   方丈欄間 両面透かし彫り 
この彫は左 甚五郎作  そぅ、日光東照宮の眠り猫ちゃんを彫った名工。

両面透かし彫りの表に虎 裏に竹   
そしてもう一つは表に唐獅子 裏に牡丹


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牡丹に唐獅子 竹に虎

それはよく聞く言葉

昔から襖(ふすま)絵、除魔札、刺青、着物の模様にも使われているし
獅子と神社の狛犬とは同一視されていて、台座には必ずと言っていいほど
牡丹が彫られている。

百獣の王 獅子に、百花の王 牡丹の組み合わせ

これってすごい深い意味が。
 

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無敵の獅子にも怖いものがありました。
体内を貪りやがて肉を喰らってすべてを滅ぼす、それは「獅子身中の虫」。

獅子 身中の虫  ことわざにもなってますよね。

その 虫 は牡丹の花に溜まる夜露で鎮静するので
日々、獅子は牡丹の中で眠り、牡丹の花を食すのだとか。

意識してみてみると、確かに仔獅子が牡丹の花を
くわえてたりしてる彫刻がよくあります。
牡丹の花は獅子にとって心の拠り所になるのかな。

(まんなかに虎がいるの、わかります?)


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竹に虎 も同じ様な意味があって。
無敵の虎も群れで暮らす巨体な象が怖かったのです。
ただ、大きな象は竹やぶに入れず、無理をして踏み入れると象牙が折れてしまう。
だから虎は竹やぶの中で暮らすのだそうです。

竹やぶは虎にとって安住の地だったんですね。

( この虎は南禅寺さんの「水呑みの虎 (狩野探幽筆)」 
ふすま絵なので行ったら遇えます☆ )


Tora


実はこれって仏教の説法のひとつ。

「あなたにとって、依所(よりどころ)となる安住の地はどこですか。」

あの組合せにはそんなメッセージがこめられていました。


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拠り所   お家? 居場所? 落ち着く場所?

この秋はそんなことをちょっと真面目に考えてみようかな。


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南禅寺 法堂  大きくて荘厳。
このやんちゃ顔の幡竜が天井いっぱいに描かれていて
すごい迫力でのみこまれます。


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南禅寺さんにはこのほかにも鳳凰がバッサバサ飛んでいる
天井画があるし神獣とか吉祥獣が好きな人にはオススメな場所。

これはお庭に面している欄干金具。
細部にまで南禅寺瑞龍の紋が彫られていた。

ここはね、探すと色んな獣が出てきます♪

  あにょっ! ヽ(゚∇゚(゚∇゚o(゚∇゚)o゚∇゚)゚∇゚)ノ 
  おった、ここにもおった あそこにも!


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その時の様子を一緒にいた妹はこう書いていました。

= にゃみっち日記 =

Marieそういや、あんまり関係ないけど、最近姉ちゃんが京都に来ました。

写真家ではないですが、写真を撮る仕事(?)をしているので、写真を撮っているときの真剣な目(だけ)はかっこよくて好きです。


「姉へ
他は鬱陶しいことが多いので、、あまり京都にはこないでください(ё_ё)ブヒ」

人がキラキラしている目をする時はステキあなぁと思う。

南禅寺敷地内には琵琶湖の水を京都に引き入れた疎水のアーチがあって。
赤煉瓦が独特の雰囲気で、この場所はとても好きです。


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毬詠、夏休みの自由研究発表 おわりっ!!



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コメント

多治見市国宝虎渓山に虎に牡丹の衝立があります。おかしくておかしくて.絵を描いた人の程度がわかるよな。お寺もお寺だしお坊さんもなにもおもわないのか。虎に牡丹か・・・・・。

投稿: nori-yam@ | 2009年4月22日 (水) 23:56

nori-yam@さま

こんにちわ。

実は今度岐阜へ行く際に永保寺へ立ち寄ろうかなと思っていたときに
このコメントをいただきました(笑

俄然、見に行きたくなりましたょー。
また遊びにいらしてくださぃね。

投稿: marie | 2009年4月27日 (月) 17:04

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