老舗 という言葉はね
最近のフリーペーパーってすごい充実してるねー。
駅でこんなんがあったので パラパラ
あらん 伊場仙さんがっ 人´∇`*)))
先日、深堀さんのお扇子でお世話になったばかり。
そして今も実は、秘密プロジェクト進行中。
伊場仙さんは江戸幕府御用達の老舗。化政文化のまっただなか
当時大活躍だった浮世絵師 豊国、広重、歌麿 の版元として
粋な江戸文化のソコヂカラを担った由緒あるお店(たな)。
(皆さんが知ってる有名な絵のなかには、伊場仙さんが刷った
「伊場仙版」とよばれるものが実は沢山あります。)
着物のとき、お扇子は必須コモノじゃないですか。
庵で製作にあたって、ヒロシゲブルーを出した伊場仙さんに
ご相談にのっていただきました。
深堀金魚の深い色、そぅ、特に赤が出ないんです。
どれだけの試し刷りをしただろぅ。
和紙にこだわって、柄にこだわって。
「扇子の折がついたときに水中を揺らぐ涼感が出したいんです。」
オマエ まだ注文つけるかー ヽ(∴`┏Д┓´)ノ彡 みたいな(笑
老舗 しにせ という言葉の重み。
それはそのお店が出すなら、間違いはないという信頼や安心感。
暖簾が続いていくには、守ろうとする継ぐ人々の相応の努力がある。
新しいことをやろうとする気概、柔軟さ。仕事への自負と誇り。
積み重ねた経験に裏付けされた底力の厚さ。
伊場仙さんの深い懐に甘え、待望の 金魚扇子 がお披露目となりました。
原画もそれぞれ大きい画面で見れるので、是非覗いてくださいね。
かつてTVも写真もない時代、伊場仙版の絵が江戸の町を鮮やかに彩り、
時代の渦に消えていきました。
今夏、時を超えて 伊場仙 × 深堀隆介金魚 が東京の町を泳ぎます!!
6月1日、庵HP要チェックですっ ☆
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コメント
いつも本物でありたいね。
投稿: BOSS | 2008年5月30日 (金) 13:49
【香】の金魚さん蛍みたいですね♪
いつもは丸丸っちぃ赤金魚に魅かれるのですが、
今回は【透 すき(黒木)】 のしんとした水にやられました。
軽く揺れる度すいーっと泳いでるように見えて、
まわりの人まで涼しくなっちゃいますねきっと♪
投稿: | 2008年5月30日 (金) 17:13
Bossさま
本物、、むずかしいお言葉。
ただ揺るがない、確固たるもので
ありたいですー
***************
お名前なしのごんべ様
そぅ!爽やかに陽をうけて泳ぐ
蛍みたいなん~♪
この作品、愛らしくて大好きです。
透き の寂々とした静謐な空気感は
夏の山寺に漂う空気感。
お扇子を広げると、ふわっと運ばれます
投稿: marie | 2008年5月30日 (金) 20:15
やっと待ちに待った扇子がお披露目ですね♪
どれも素敵で選べません!迷っちゃいます
ぜひ実物を手に取って見たいです!
投稿: sakura529 | 2008年5月30日 (金) 23:28
sakura529様
わたしにとっても念願でした。
ずいぶん前から言ってましたものね(笑
目指す色 が、本当出なかったんです、、
夏に直接見ていただけますよん♪
(あり?遅いかな。)
投稿: marie | 2008年5月31日 (土) 11:23