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2008年3月17日 (月)

いのちの食べかた

映画、見ました。

セリフやナレーション、音楽すらなにもない映像。
淡々と流れる記録画像。

それは食べ物が私達の手元に至るまで。

  ● いのちの食べかた

牛の種付け・帝王切開での出産、子豚を育てる為に
機械に固定されただ横たわるお母さん豚の数十。
効率のもと 「いのち」 が作出される現場。

ヒヨコ、おびただしい数のヒヨコ。それは検品され数千の鶏になり、
ブロッキングされ、システマティックに処理されていく。
大きな牛の屠殺のシーン。それは静かな流れ作業。
聞こえてきた音は牛の暴れる音と機械音。

機械に見え隠れして、生命体を切れば、当たり前に出てくる
臓物と体液。 大量の血と補助の人の手。
いのちが肉の塊となり、日常へ流れ、私と繋がる。

広大な土地に広がる野菜の収穫作業の風景、
虫のようにうごめいていたのは作業員だった。


Life_is


見た人それぞれ、いろんな感じ方がある映画。
思うことは、知らないって怖い。
どれも日々営まれているであろう風景。

"食" を楽しむ人にみてほしい。
自然と 「(感謝して)いただきます」 が出てくる。
それは 罪 じゃなくて 業 だと思うから。

丁寧に作ったご飯を美味しくいただく-
   それはこんなにも深いんか。

見てると消耗するので、寝ないよう気をつけて!
(3月いっぱい東京だと渋谷でやってますー。)

そろそろ、春野菜が美味しい季節。
糠床かっちゃん復活させよう~っと♪

 

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コメント

美味しく感謝して「いただく」、その通りだと思います

ある肉食の動物を飼っていると、自然、自分が「作業員」を疑似体験する
また、丸のままの魚介を調理する時も然り
食べるって業な所作だなあとおもう

ある肉食の動物の餌やりの話をすると
「えー平気なの」とか「(餌になる動物が)かわいそう」という反応がよく返ってくるけど、
必ずココロノ中で「えーお前だって肉や魚食ってんじゃん」っておもう
「作業員」は見知らぬ誰かにやらせておいてねえ…
ジブンは美味しく焼き肉とかお刺身とか食べてるのにねえ
その反応ってどうよw
(ゴメン、ブラックな性格で)

投稿: 月夜 | 2008年3月17日 (月) 21:46

ん。さすがですね。
そぅ、まさに「作業員」を誰かが担っていて
それを映像が淡々と指摘してくれたって感じ。
その作業を、怖いとか知らないとか言う人間で
ありたくないし。

ブラックじゃないですょ。
そいうのも含めていつも美味しくいただきたいし、だからきれいに食べたいって思った。

面白い映画でしたっ☆
今度の宅呑みも楽しみにょー。

投稿: 毬詠 | 2008年3月17日 (月) 22:17

ありがとう。


充分映像が浮かんだ。真の愚かさに気がついた。
 
また 目をあけることができた。
 

投稿: BOSS | 2008年3月18日 (火) 08:47

Bossさま

できれば見てください。
頭での理解じゃなかった。

そして美味しいごはんを
食べに行きましょう♪

そう、わたしは今の時期の
白いお花は木蓮が好きですw

投稿: marie | 2008年3月19日 (水) 01:11

ごぶさたしてます
私も「いのちの食べかた」見ましたヨ。

同感!やっぱり食べ物を粗末にするべきではないし、食べ物に対する感謝の気持ちを
忘れずに、美味しくいただきたいですね。
ぜひ多くの人に見て欲しい!!

投稿: KAORI | 2008年3月24日 (月) 21:03

KAORIさま

ご無沙汰しております。
ときどき美味しいものが満載のBlog
覗いております *^^*

この映画は衝撃でしたね。
でも、一緒にご飯を食べる人には
見ていて欲しいーそんな内容でした。
また映画情報も楽しみにしておりますw


投稿: 毬詠 marie | 2008年3月26日 (水) 14:04

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