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2008年1月31日 (木)

歌留多の会 午前席の様子




この日、六義園は晴天。
あまりの寒さにスタッフから 「 ( 足に ) ぬるホッカイロちょうだいー! 」の声が(笑


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  野庵 歌留多の会 はじまり はじまり です♪


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まずは短冊に歌など。 
この短冊は美濃の里へ行った際、持って帰ってきた職人の手漉き和紙。


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大皿の上になにがのっているのか、興味深々。
粽(ちまき)は甘いくず餅が仕込まれているものが多いですよね。


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お味はいかがでしたでしょうか? 福槌さんの季節の粽は本当にオススメで。
今回はヒラメ。
季節に応じて 鮎・すずき・秋刀魚・うなぎ ・・・

はぁはぁ お腹すいてきた~(*´ρ`*)



各自、酒盃を自分の手に沿った形にしていただきました。


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寿ぎのお酒で場がちょっと和んだなか、いよいよ歌留多へ。


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野庵 歌留多の会は百人一首を知らない人の参加が9割。
上級者さんもみんなが 真剣に 楽しめるように
毬詠、ちょっと考えました。

  北海道 限定の木札 です。


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何て書いてあるか読めんーっ。

歌はわかるのに、札が見つからん・・・

これだよね?! となんだか協同作業的なムードに・・・


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やっぱ歌留多はこんな感じかな (笑


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はいっ!はいっ! と元気よく! 


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身を乗り出して!


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真剣に


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そしてやっぱり楽しく ♪


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小判を数えるように1・2・3・・・
結局、読めない木札をもってしても、優勝者は左の奥様へ。

50枚・・・ すご過ぎです。 
しっかりした教養があると応用が利くなぁ と実感。


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実は神楽笛/篠笛の奏者もいっしょに楽しんでおりました。

  若手の実力派 笛奏者 ことさん (詳細は スペシャルなお客様編で!)

早春を感じさせる、寿ぎの曲を演奏してくれました。
それはとても爽やかな日本の音、思いがけない音の Surprise。


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一席を無事終え、清々しい気持ちでお見送り。

次のお席のための準備がすぐ始まります!


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2008年1月29日 (火)

歌留多の会 (前日→当日準備編)





前日から女子全員泊まり込み合宿。
お世話になったお宿は 鳳明館 。

今年は女子の控え室付き。 全員に1台鏡台付 (* ̄  ̄*)
すごくね?! 女子気分盛り上がりまくりなシチュエーション (笑


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前日なのでミーティングも真剣。
 (机の上がなんか女子やねー♪)



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寝る前も頭の中でイメトレ。今回、お菓子とお抹茶だけじゃなかったので、各自やることが増えてちょっと大変でした。



そう、お着物女子の荷物がお宿に前日届かないアクシデントがっ!
着物も百人一首もかんざしも入ってる彼女の荷物。
泣いてリタイアに。


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なんてね。 彼女はそんなタマじゃありません Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
翌朝早朝、営業所に 殴り 駆け込み、荷物回収して参加っ。

われらがYUKOセンセにとりあえず拍手。

当日女子7名、どんなことがあってもね。自信もってお客様の前に立てるのは
ひとえに彼女のおかげなのです。


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当日、TEAM野庵 ぜんいん集結!
男子は朝、準備の合間に短冊をしたためました。


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次は歌留多の会のはじまり はじまり編 !!

野庵HP『お知らせ』で 2008 歌留多の会 お品書 ご紹介してます。


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庵に新しいArtisanが加わりました!





野庵にまた、新しく力強い新芽がっ☆

歌留多の会で作品お披露目となりました
つまみ簪作家 姫コさんです。

このハレの日用に毬詠の簪を創っていただきました!
(寝不足な顔ですいません、、女子としてがんばらねば・・・)


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簪 【季空(キクウ)

「いつの四季でも似合う事と菊を掛けています。
今回のこだわりですが、一番はなんといっても配色です。
渋さ・かっこよさ・四季・をイメージに大人のツマミ簪を表現しました。
江戸時代の縮緬生地を取り入れ、現代の髪飾りの中に時代を感じさせる印象を
加えています。」


Kikuu


ちなみにお花のモチーフは菊。

それはこの日着ていたアンティークのお振袖が
友禅の乱菊と影になって舞い散る花に覆われていたから。

こんな勢いのあるつまみは初めてで。古い着物を着るというと
色や雰囲気を合わせるために、江戸時代の古布を使って
制作下さいました。


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姫コちゃんはなんと21歳! これからどうひろがっていくか、
本当に楽しみな作家さんです。

みなさま、これからどうぞ宜しくお願いいたします。

また、5月18日 【野庵 つまみ細工の会】 を池袋で行います。
(浴衣にあわせるミニ髪飾りをみんなで作ります。)
ご興味ある方は要チェックです!






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野庵 歌留多の会 無事終了!




2008年1月27日 六義園 にて歌留多の会を開催しました!

まずはTEAM野庵全員と足を運んでいただいたお客様、
そして関ってくださったすべての方に心から感謝します。

みなさまのおかげで、無事盛会を迎えることができました。


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はふぅ みんな 本当ありがとですー (人)

女子が可愛いとほんと嬉しいねぇ むひゃひゃひゃ ~ ヘ(= ̄∇ ̄)ノ ♪


Suisennokimi


ゆっくりご報告レポがあがりますので
気長にお付き合いくださいなっ☆=





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2008年1月25日 (金)

三十六歌仙にお参りしてるからね

せや! 書くの忘れてたっ!!

金比羅宮で三十六歌仙さんに手あわせてきたからねっ (人)
だからだいじょうぶ。

はぁ。 どきどきどきっ。

  千とせまで かぎれる松も けふよりは 君にひかれて よろづよやへむ

和歌って最上級の想いを伝える言葉やと思う。
自然の美しさとか想いを伝える言葉は何百年たっても褪せない。


36kasen


1月ももう終わり。たまには歌留多でも取り出してみません?

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2008年1月23日 (水)

日本のお正月をさがす旅 INDEX

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● 12月31日  高野山 (@和歌山県)
年越しは高野山
大晦日の行事 御幣納めの火  
宿坊に泊まろう (高野山宿坊 無量光院)
初詣は金剛峯寺&高野山奥の院! 


● 1月1日 加太 (@和歌山県)
鯛の1本釣りと雛流しの町
あの日見た海の色
紀伊徳川家の城と庭


● 1月2日 和歌の浦 (@和歌山県)
和歌の浦の夕陽
雑賀崎灯台のわんこ
絶景!番所庭園


● 1月3日 徳島・高松 (@四国)
移動日 こんな旅もいいもんぇ
金比羅山でしゅら しゅ しゅ しゅ♪


● 1月4日 直島 (@四国)
そして直島へ


● 1月5日 直島 (@四国)
直島 むふーんでアフォーンなネコ
海と日の出と日の入りと   


● 1月6日 香川県 MIMOCA  

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2008年1月22日 (火)

金毘羅詣で そして直島へ





金毘羅山は子供がとっても元気よく走り回ってました。
階段も全力でダッシュ。 あのパワーはありえないよね(笑


Runrunrun


美味しいおうどんに大満足して (●´▽`●)/
琴平の駅へ。 付近は水鳥が多かった。


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電車を待つ間、ずっと魅入ってました。
今回の旅は動物をたくさん撮ったょ♪


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そして船で直島へ向かう   もう夕暮れ
この日はタレルのナイトプログラムに参加

夕方から夜にかけて光と色の魔法
心地よすぎて寝ちゃう人も (笑


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ベネッセの夜はしずかで  計算されつくした水面の光。
はぁぁぁ。 来たばっかりだけど今度はいつ来よう (笑

ここの夜が好き。
海の音が聞こえて 真っ暗で星がすごいん。

お夕飯はテラスレストラン(地中海?!)で。
ミュージアムレストラン(和懐石)よりこっちの方が美味しいと思う。


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今回はお庭に面したパークに宿泊。TVがないお部屋は心地いい。
CD Player がおいてあって好きな曲を聞ける配慮もすてき。
窓を開けるとちゃんと海も見えるし波の音が聞える。
シンプルで機能的でミニマムな賢いお部屋。

次は星に一番近いオーバルか、波の音が聞こえる海際に泊まろう♪
23時には就寝っ。


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だって早く起きて朝陽を見んといかんー!

  左下に黄色い南瓜が写ってますw

 
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2008年1月21日 (月)

金比羅山でしゅら しゅ しゅ しゅ




金比羅 こんぴら 聞いたことあります?

かつて、一生に一度は金比羅まいりと
民間信仰をあつめた金比羅大権現(こんぴらだいごんげん)


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ここの奥書院にね。若冲さんが部屋中に描いた花丸の図があって
120年ぶりに公開されることに。

応挙の子虎ちゃんたちはこないだ上野にきてて見に行ったのですが…
陳列されてて標本見たくなって可哀そうだった。
だから彼らのホームに行って見たいなと。

毬詠、あのぐりぐりしたお眼目とむっくむくの骨太の
ネコみたいな虎が大好きなん。 肉球さわらせてー みたいな(爆


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白虎とご挨拶。
今度ここがガラス越しではなく開かれるのは33年後。

  33年後にまた逢いに来るょ。

東京では色んな展示が見れて楽しいですが。
やはりその作品のあるべき場所で見るほうが
おこがましいですが深く共鳴しあえる。

虎の間で立って座って佇んで。  随分な時を過ごした。
ドキドキがとまらんくなって近寄って。  係員もドキドキして(爆) 毬詠を監視して
「それ以上、近寄ってはいけません!」 みたいな(笑

若冲の華の続きの間はがくたいの蝶が乱舞。
奥書院  すごすぎだっ  宇宙を感じた。

そう!すごいとこはまだまだ他にも 金比羅山には試練の階段があるねん。


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子供も大人もわんちゃんも必死。


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なぜかスーツ姿でダッシュする汗だくお兄ちゃんを数人見かける (笑



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企業の初詣かな。
 すげー、根性試しだ。




奥社までの道々には神様のフェイントが隠されていて。
その人の素が出ます。 出ちゃいます(笑

   「まだか (ガックシ・・・)」 
   「もうええやんかぃ (怒)」
   「げ、、もうちょっと。もうちょっと。」

   ボク もう いいわ、、


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毬詠はフェイントの度に笑い転げてました。
  「あははっ しんどっーははh まだ着かんー ゲラゲラゲラ」
ここにこんな面白い階段を作った人、エライしすごいw

そしてやりました 1368段 踏破したぁ!!
こんな達成感はいつ以来だろ(笑

  往復2736段 翌日しっかりひざにきました ≡(:D)┿━<


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大好きな人と一緒に、またここに来よぅ。


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金毘羅山はいろんな意味で、もんすごいお山でした(笑





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和歌山→徳島→高松 移動の日 




和歌山港までてくてくてくてく。 

旅館のおっちゃまのお話やと20分で着くはず…
不安ななか歩いていると廃線になった線路があった。

わしわし入ってく。こういうのが大好き。
いつもそう 地図に載ってないとこのがドキドキする。


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時間とかもあんま気にならない。
期限をもうけて効率的にこなすのは仕事だけでいい。

無駄なこととか意味の無いことって結構楽しいょ。
そういうのがOKな人とダメな人がいるってことも最近わかったけど。

でもねー、旅のときぐらい携帯の存在を忘れればいいのにね (笑
カナキチも私も同タイプだったから今回の旅行はかなりゆるゆる。
道に迷ってても楽しくて、乗り遅れたらそのときにまた笑いながら考える。

久しぶりに夕陽を追っかけて走ったりした。


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やっとこさ 四国上陸~。

徳島は一瞬でそこから香川に向かいます。
おうどん!! おうどん!! 讃岐うどんっー!!

高松に着いたのはもう夕方で。
以前立ち寄った港の倉庫群 北浜アリーナ
この間とは違うカフェに立ち寄ったのですが、ここは本当にカフェレベルが高い。


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次に立ち寄るときはまたお店が増えてるはず。
高松へ行かれる方は是非っ。

そいでもっておうどん(笑  ホテルの人に聞いた「皇室御用達の・・・」

そのおうどんやさんがダメダメでね。

しかも高いん。 商店街のなか突っ切って、本店まで行ったのに。

 あかんやんねっー!!!  ヾ(。`Д´。)ノ彡☆クヤシイ


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ご機嫌ななめのまま ministop でビールを買って
1人ヤサグレてました。
カナキチはお酒が呑めないんだよぅ、、

明日は忙しい。 早朝から金比羅詣で。
この旅最大の目的 金比羅宮の 「奥書院」 。

   白虎ちゃんまでもうちょっと!


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2008年1月20日 (日)

和歌山城のねこと養翠園




ちょっとさかのぼって、、

徳島へ渡る前に和歌山城へ行きました。


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暴れん坊将軍 吉宗を輩出した徳川御三家のひとつ

吉宗はこの天守閣から紀ノ川を遠望するのが好きだったとか。
星を愛し質素倹約 質実剛健なお殿様


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そう! 和歌山城ですんごいとこにやんちゃさんが寝ててべっくらした。
降りれないのかと観察してたのですが、そんな気配はなく。
最初誰も気がつかずなかった静かに寝てるやんちゃさん。
毬詠が写真を撮りだすと人垣ができててビックリ。


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港の近くに海水を引き入れた「汐入」の珍しい日本庭園が
あると聞いて伺いました。

マツ の ミドリ を ヤシナウ ソノ 養翠園
名のとおり、松がとても美しかったです。


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海水を取り入れた大名庭園 水面が広くてとても気持ちいいお庭でした。

「汐入」のお庭は、ここ「養翠園」と「浜離宮庭園」の2ケ所だけ。
機会があれば是非立ち寄ってみてください☆


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この庭園の休憩所は資料閲覧だけでなく、お茶とお茶菓子も無料。
この日のお生菓子は虎屋さんと松屋常盤さん。 すごくね?!

カナキチと朝もしっかり食べたのに、ここでもほっこり長居 (笑
行き当たりばったりの旅が好き。


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この日は船で移動。


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和歌山港から徳島港まで2時間 ¥2000
船旅って安くて助かるー  楽しいしねっ☆

四国へ。 目指すは金毘羅宮 !!
応挙が描いた 水のみの虎 に会いに行く。


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2008年1月18日 (金)

今宵 群馬へ

朝、yukoセンセにメール。

「私、群馬行くの、明日と思ってた!!!!ぎゃほぅーーーー
 新札つくらなきゃ!」

今日は、木曜日 ? きんようび ?

2008年、初お出かけは群馬県!
結婚式なん。

もちろん ふりそで (笑

日々が飛ぶようデス 。。;


Beaute


さむそやな  おぃ。

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2008年1月17日 (木)

1月17日 午前5:46 君を想ふ

あの日は翌日ドイツ語のテストで。。 学校近くの友人宅で5・6人の試験合宿。
明け方ものすごく揺れた 随分長い間 それだけ憶えてる。

連日のテスト疲れで全員が起き上がれなかった。
翌日学校へ行くと地震でテストが延期に。

そのとき初めて被害の大きさを知った。

携帯へ毬詠ママンは必死で電話してたらしく、、
電波が殺到してほぼ丸1日つながらなかった。
ああいうときは公衆電話なんね。
とりあえず安否を連絡できてホッとした。

京都の古いお家に下宿してた子は部屋の壁が崩れたって。
のほほんバカ娘が友人の死を知ったのはTVだった。


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情報が錯綜して訳がわからない状態で。
法曹の世界で夢を見ようとみんなでがんばってた1人。
道は違ったけれど、みな一生懸命生きてる。

まだまだまだ、なんでもやれたはずだった。 
だからすごい悔しいし、ヘボヘボだけど恥じないよう頑張らなきゃって思う。


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すごいつらいことがあってもね、みんなが最終局面でがんばれるのは
あなたを思い出すからなんよ。

やっとねー、やっと泣かないで思い出せるようになった。
大人になったもんだわ。 

あの震災の怖さは今でも尾をひいてて、
微震でも飛び起きちゃうし、2階以上には住みたくない。

今日この日は、何年経っても君を想う。

みなさん!防災セットは常にご準備くださいね~。


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2008年1月16日 (水)

番所庭園とほふく前進撮影隊 (@和歌の浦)




和歌山で行きたかった場所がここ、和歌の浦

和歌の浦は、山部赤人、柿本人麿に代表される万葉びとが愛した土地
その歌は今に残る。
海の風、渚の音、都人の鄙への想い
1200年以上を経た今も、ちゃんと感じるなにかが残る土地。

お宿の窓からは天然の砂浜が見えました


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窓を開けると海の風が。 そう、ここは 【潮風荘
毬詠、寒くても不便でも遠くて歩いても、海の最近に泊まるのが好き。

だってフォトジェニックなんやもー ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ♪
(雑賀崎の灯台もここから徒歩5分)


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翌朝、日の出前にモソモソ起きだす

風の気流に乗るとんびが頭上を旋回

 その飛行はシンプルでとても優雅


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誰もいない砂浜だいすき 

朝焼けがきれいだから今日も晴れやね


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毬詠、ほふく前進撮影隊に入隊してます(笑

  恥ずかしいからやめなさいぃ! と言われてもー☆
  

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「潮風荘」の前は黒船の見張り所 (今は番所庭園という) 。


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ひとむかし前、関西の新婚旅行の主流が
熱海になる前は、ここ和歌の浦だったとか。

風光明媚なリアス式海岸 奇岩の壁面は緑色


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お庭番のおっちゃまがとても熱心に案内してくださったん。

「海の色は太陽の色だから」 彼が言った一言がここのすべてを表すと思う。
この場所を愛する人が見守る。
だからここのお庭はとてもとても丁寧にお手入れされていて美しい。
見晴らしが良いのでお勧めしますw。


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今日は和歌山港から四国は徳島へ渡ります!
目指すは金毘羅山だっ!!!




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2008年1月15日 (火)

やっぱり世界はね (@雑賀崎灯台)




小さな灯台を駆けあがる あたりは終焉の色。


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海風がはんぱなく強い。カメラを持つ手が揺さぶられるほど。


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負けへーん。 だって空には金斗雲が見える。


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やっぱりね、やっぱり世界は美しいもので溢れていると思う

  ● きみに


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弱っちくて、這いつくばって、うずくまってエグエグしてても
ここに来れた


Gameover


カメラ、あって良かった


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灯台への途にミカン売ってたのー☆
さすがっ 和 歌 山 県

もちろん買たー。 お宿のお風呂で食べるんだもー♪

しかも ¥100 やすっ!


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2008年1月13日 (日)

雑賀崎灯台のワンコ




和歌山港にほど近い、和歌の浦に来ました

オトコマエわんちゃん 発見!
かまいたくなるのが女子ってもんです ヘ( ̄▽ ̄*)ノ・ウヘヘヘ


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思いきり怒らせました (笑


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珍獣と仲良くするのは得意ょー(笑  すぐ仲良しさん ☆
まふまふがっつり遊んだあと


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バイバイと手を振ると

  なんだよ もう行っちゃうのかよ、、 いいけどべつに

そんな顔 
              もうちょっと一緒にいようね


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  風の音が強い日なんかに きみが寂しくなければいいんやけど

ちらっとこんな眼をしたコを思い出した


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あの坂を登ると海だって教えてくれた。
小さな雑賀崎の灯台へ走る。

もうすぐ日が暮れる。


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見上げた空は言葉にならない色になっていた

 Fly High  (←大きく見れます)


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加太の海と淡嶋神社 





お山の次は海でしょー♪
海沿いを移動し和歌山県加太(かだ)へ。
ここは漁師町。夜のお膳には天然鯛が☆


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ただお正月、天然モノはヒレが切れてくるので冷凍せざるを得ない。
女将が「今度は平日、舟を出せる日に遊びに来てください」と。
捕れたてぴちぴち わっしょぃ わっしょい  >゜))))彡   <゜)))彡

朝、海を撮ろうと思って早く起きた。
元旦の朝、海は大荒れで (爆

浜辺に出ると事件になりそうなのでお布団に戻る(笑
これは朝9時頃の海。 だいぶおさまった感じ。


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朝ごはんを食べてお散歩。
すれ違うおばあちゃんと 「おめでとうさん」 のご挨拶。


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小さな静かな町。 朝のお散歩楽しすぎ~♪


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そう、雛流しで有名な淡嶋神社がありました。
(知ってたら来ません。毬詠、お人形の類が超絶苦手です、、)

ひと時代前、着物を誂えるとき、同じ生地で妹分の着物も作る。
手刺繍のすばらしい着物をきた彼女たちは、かつてちゃんと名前で呼ばれていたはず。
大事にされていた記憶・思念はヒトガタに宿る。


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アンティークのお着物も同じ。前に着ていた人の想いがある。
おばあちゃんの生地、できる限り丁寧に優しく扱いたい。

この神社への奉納は郵送不可。この地へともに来て祭られる。
ここにいる子たちはいろんな意味で置いていかれた子。
ここまで連れてきてもらえた、ある意味幸せな子。

あまり長居できなかった。


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敷地内にはコーナーが出来てましたょ。
シュールすぎやね…


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木彫り熊 ・ 狸 ・ 博多人形 等々 


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七福神  こ、怖いにょー


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このこたちは3月3日の桃の節供に海へ流すのだそうです。
(最近は環境問題で後に回収されるとか)

加太には温泉もあり☆
立ち寄り湯もしましたょ。温泉好きすきー。

漁港なのであちこちにお魚が干してあって日本酒が恋しくなる(笑


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ただ海が荒かったので、もすこしやさしい海を
見たくてこの日移動しました。

あ、今回の旅の相棒 カナキチ 


Kanakiti


カナキチが 「毬詠っちの写真撮ってるトコ、面白いから送ってあげるね」って、、


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最初の海写真のときやね。 
海に落ちなくて本当良かった。。; 
ここ一応砂浜なんやけど。





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2008年1月11日 (金)

あの日見た海の色




初めて海を見た日のこと 憶えてますか

 ● 大きい写真はこちら!


Family


高野山を下山し、和歌山は太平洋に臨む場所へ移動。
そこは鯛の1本釣りの町 (@加太)

海がドまん前のお宿でした。




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金剛峯寺・高野山奥の院詣で




真言密教の聖地であり総本山となる金剛峯寺
早朝、詣でてきました。(お正月は拝観料ただなんっ☆)

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お寺さん、好きです。
その時代の文化の護り手であり、作家の後ろ盾を務め
きちんと保管してくれている。


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天井ひとつとっても、こんな仕事はもう見れない。


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堂々とした佇まいのなか静寂がひろがる。
拝観はやっぱ朝イチやね。
旅行に出ると5時起床があたりまえ (笑


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日々の清掃がすべてに行き届いていて。
この規模のお寺でこれを維持するのは並大抵じゃない。

ここは隙のない聖域 一切の澱みは排除される


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0度をしたまわる気温 あまりの寒さに足の裏にもカイロ。
堂内は広くて金箔の部屋あり。狩野元信、探幽、探斉らの襖絵あり。
(作品の撮影は基本的に不可なので、、見応え十分です!)


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でもって、こういうちょっとしたところにも ハァハァ。
すてきすぎー o(>▽<)o ♪


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そして高野山 奥の院へ。 
奥の院には20万とも30万ともいわれるお墓の数。
取り囲む千年杉。

空気の流れが変わるのがわかる。


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世界遺産に登録され観光地化されているけど、
ここは確かに聖域で。

も一度ここに来ることがあっても、もう写真は撮らない。
ここは静謐な祈りの場。

苔むした時のなか静かに眠る人がいる。


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奥の院に入るとさらに気温が下がる気がした。
じっとしてられない程の冷気。


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参堂途中にあたたかいお茶をいただく場所があって
ありがたかった~(涙


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なぜか福助 横には 「足袋」 の文字まで…


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六十二歳で入定し即身成仏となり、今も奥の院御廟に葬られている弘法大師 空海。
高野山 奥の院はその世界観で覆われ、独特の風が流れる場所でした。


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2008年1月 9日 (水)

宿坊ってこんなとこ (高野山 無量光院)




毬詠がお泊りした宿坊は 【 無量光院 】 
1泊朝夜のお部屋食付き・大晦日の宿泊で¥10000/人

朝の勤行に興味を持ったのはこのお寺にね、
ゲルマン系のお姉ちゃん2人とお兄ちゃん2人が
袈裟を着用して修行してたんっ! (剃髪はしてなかった。)
そいでもってこの宿坊、海外のドミトリーみたいに異人さんだらけやった。
(安いからここにしたのだけど海外ではここのお寺、とても有名だとか。)

朝5:30起床 6:00からの勤行には色んな人種が参加。
毬詠みたいなカメラ組も。
なんでみんな般若心経を唱えれるのっ? あれって世界共通言語なんっ?!

勤行は厳粛な雰囲気でみっちり1時間半。
正座ができない人用に椅子完備。 板間にはホットカーペット それでも寒い堂内。

写真はこれ1枚だけしか撮らなかった。 
積み重ねられたあの空気を切りとることが憚られたから。


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住職さんが日本語でのごあいさつの後、英語でも同じことを
お話されていたのが印象的で。 高野山の懐の広さを感じた。

朝の読経が終わると朝ご飯っ。
この日は元旦。 かずのこもあり。 田作りもー♪
新年のお祝いにお寺から般若湯が振舞われ(笑  (しかも1人1本!) 
とても清々しいお正月の祝い膳。


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このお寺にはわんちゃんもお泊まりできる。
空海さんの名前から1字いただいた 「くうちゃん」

最初 遠目で見たとき 毛並みの良いシェパード(?) って思った。


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次の瞬間、くうちゃんはコーギーに変身。
あり?! でかいよね… でもこの足の長さはコーギーちゃんだ(笑


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宿坊はお部屋が面白いっ!襖絵に壁には水墨画。
床の間は掛け軸に縁起物。 おこたも完備。
宿坊に寄っては国宝の襖絵やお庭の見えるお部屋で
寝れるとこもあるん。
なんだかすばらしく贅沢な空間ですな。 


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お隣とは襖1枚で隔てられているので夜は静かに。
先述のくうちゃんが廊下を通ると響きがスゴイ。
全然吠えなくて良い仔なのにすぐわかった (笑


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お寺の廊下はとても寒いのですが、お部屋は暖かいん。
でもお膳を運んでくれるお坊さん方はみな薄着で素足なんー。
これにはビックリ。


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あと年末だからかな。TV部屋ってのが用意されてた(笑


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そう。大晦日の夜ご飯はこんな感じ。
湯豆腐やごま豆腐が美味しかった!

お野菜やキノコがふんだんの精進料理。
大好き~♪



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そして年越しのお蕎麦もでました。
お腹 いぱ~い (= ̄∇ ̄=)



お風呂はね、大きくてジェットバス付き(笑
スラブ系のお姉ちゃん2人とご一緒してそのままTV部屋で蜜柑食べながら年越し。
カウントダウンはジャニーズで、、みんなで A HAPPY NEW YEAR!!

なので宿坊自体はだいじょうぶ。ここのお寺は勤行も自由参加でした。
みんな「宿坊に泊まる」って言ったら「なんかあった?」ってスゲ心配されたけど
普通なんやって。
京都にもたくさんあるからもっとみんなお寺さんに泊まったらいいと思う。
ホテルよりいろんな面で不便かもしれんけど文化やし。

何よりお坊さんがみなとても礼儀正しくて親切で気持ちがいい。
背中がビシッとしてます。


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外の寒さはねー。こんな感じ。
生まれて初めてタートルのセーターを2枚重ねた。
極厚タイツにスパッツにスウェットにデニム。靴下はスキー用。
上着もスキー用 (笑  それでも寒かった・・・   
     いゃ、私はあかんたれですょ。 はぃ。


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朝起きて、お庭に出ると松に雪の華が咲いていてうっとり。


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世界遺産に認定された高野山。いまや温泉付きの宿坊もある。
ベッドルームとか。
わたしは普通のところがよかった。華美でない昔からのお寺さん。
トイレは超恐いけど、洗面はお湯も出る。

 宿坊 一度お試しあれ!!






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大晦日の行事 御幣納めの火 




高野山に向かったのは新しい年を見るため。

日常は直線的な時間の延長で続いていく。
人はどうして元旦を迎えたとき、リセットした気になるんだろ。

古代からのお正月の行事は穢れを払い原始(0)にかえす儀式が多い。
業火で浄化し、闇に戻し、新しい年の若水をいただき清める。

儀礼的でなく、古いお寺さんでなら体感できると思ったん。


弘法大師御住房であった龍光院から突然現れた御幣の火


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囲む人間に挑むように火は勢いを増し形を変えていく


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暗闇の森の鳥居をくぐりぬけ 


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明神社に松明と御幣の奉納が行われた

数十の僧侶の幾重の般若心経が周りを取り囲み高野の空を包む
その声は拡がり 祈りに鳥肌がたった


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そしてただ静かな闇が広がる


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境内の光だけが点々と灯る夜 荘厳な空気に圧倒される
信仰心も知識もないけれど来てよかったと思う


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除夜の鐘が鳴り響く 108の煩悩が除かれると人は救われるのかな


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人が集まったところに戻るとお神酒と葛湯がふるまわれていた。
あたたかい場所と人の気配にすこし震えた。
五感がものすごい緊張状態にあったみたい。


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宿坊へと帰る途々、一年の重さを振り返る。
きれいな新雪にザクザク足跡がつく。
また降ってきた雪がきれいにそれを消してくれるはず。


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宿坊は静謐な空気に包まれていた。
軽く興奮して浮遊感。

新しい年、お正月さまを感じた。


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明日の朝は年明けの勤行(ごんぎょう)だとか。
撮影許可がでたので、好奇心だけで参加してみた。




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年越しは高野山!




12月31日、徹夜明けのまま和歌山県へ向かう。
そこで見たいものがあった。

  見たいのか、在ることを確かめたいのか。

標高約1000m級の山々 そこは弘法大師空海が開いた霊場 高野山


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ロープウェィに乗った途端 冷え込みがきつくなる。
スキーウェアの上をひっぱり出してきて良かった。


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2日前から雪が舞うようになったと伺った。
一年の穢れを覆い尽くすのだろうか。

高野山の冷気はささるほど寒い。


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年越しは中心に位置する宿坊にお世話になる。


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夕暮れ、もうすぐ1つの年の終焉をむかえる。


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日が落ち、雪が凍りつく音をきく。
静かに闇を待つ。


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2008年1月 8日 (火)

人日の節供 (限定菓子;六瓢息菜)

昨日は七草粥を食べる日でしたね。

昔はなんで道端に生えているペンペン草をお粥さんに
入れるのか不思議で仕方なかった・・・

この日の節供菓子、「六瓢息菜(むびょうそくさい)」 無病息災にかけて
竹篭に縁起物の瓢箪にみたてた道明寺。まぶした緑は小松菜だそう。
昨年行った近江八幡は たねやさん の銘菓。

このお菓子は年に2日、この日のためだけに売られる。
(東京だとたねやさんの各店舗で取り扱われてましたょ。)

 やわらかくて爽やかな甘さが美味しいん☆


Taneya


昨日、庵の仕事始めのご挨拶はこのお菓子でした。
夜、日付変更線が越える間際、美味しいものつながりの
おともだちと 「六瓢息菜」 を分け合う。

暮れに最後の「良いお年を!」を声掛け合い
帰ってきて最初の乾杯! 。( ̄∇+ ̄)□ゝ 
あー。 ホームに帰ってきた気がするょ (笑)


Akariya


まずは元気でないと楽しくないからねー♪
今年も美味しいものをみんなで食べる機会を
大切にしたい。

息災って不思議な言葉。
ちょっとわからなかったので広辞苑をひいたら

「息」はとどめるという意味が。

「災い」 を 「とどめる」 のか。 ふむふむ。

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2008年1月 6日 (日)

帰りましたー☆

西へ西へ、12月31日に発ち、ただ今戻りました!

直島の朝6:30の空
お陽さまとお月さまの光がまぜこぜになるとき。


Dream


ほぼ毎日、日の出と日の入りを見て過ごしました。
凍てつく冬の星空は360度に広がって、宇宙のなかの
小さな小さな自分がなんだか気持ちいい。


Dream2


明日からボチボチ旅日記あげてきます。今年もよろしくお付き合いくださぃー。


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2008年1月 1日 (火)

野庵からのお年玉☆

新しき年のはじめにかくしこそ 千歳をかねて楽しきをつめ

       古今和歌集   大歌所御歌

明けましておめでとうございます。

今年も各作家とともに、すてきなドキドキをみなさまへ
お届できるよう頑張りたいと思います!!

各作家から寿ぎの作品がみなさまへ届いております。
庵開きの7日まで、奇数日の7:00にUPしていきますので
楽しみに覗いてみてください。

1月1日 AM7:00 作品 あらたま

1月3日 AM7:00 作品 ももとせ

Aratama


そして2008年にちなんだ「子」の帯留 太郎冠者/次郎冠者
月成氏から「みんなでお正月を祝おう」 と1月いっぱいは祝年価格で
おめでたいモチーフをご案内しております。


Ne


また、普段よりゆっくりHPを見ていただけるかなと
面白い企画をご案内。

ウェッブデザイナーの卵さんが2人、殻を破る卒業制作に
榮さんのかんざしをテーマに庵のHPを紹介するサイトを手がけました。

  ● 野庵 ひよこっこスペシャル頁

未発表のかんざし作品もあるので、榮さんファンはハフハフできますょ (笑


Special


まだ眼もあいていないひよこちゃん。
いろんなご意見をお寄せいただければ嬉しいです。
 
今年も1年、みんなで楽しきを積んで笑いあいたいと思います。
どうぞよろしくおつきあいくだされ m( )m

TOPページのフラッシュがお正月バージョンになってるので
見たってくださぃ~☆


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