官能的な酒器 うすはり
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【うすはり】 という名前、きいたことがありますか? この夏、1つのグラスと出逢いました。
それは極薄で氷を入れると共鳴し、その融けていく瞬間を共有させてくれるグラス。
その繊細なグラスは硝子職人が1つ1つ作っていると書いてあり、初めて使ったときは緊張と感動で、とてつもなくドキドキして胸が一杯になった。
うすはりの はり は漢字で書くと 玻璃 。 ガラスの古い呼び方。ガラスより硝子、でも、このグラスには玻璃という語がしっくりくる。
うすはりグラス はなんと東京製。墨田区錦糸町で生まれていた。
ご縁あって現場を訪れることに ☆
● 松徳硝子株式会社
ここでは 「型吹き」 という技法で職人が次々と物を生み出していた。
工場で、製品ができるまでを見学させていただきました。
ガラスの原材料は砂って知ってました?
ガラス製品は単純に書くと
① 砂をとてつもない温度で溶岩のようにして
② 冷えて固まる前にいろいろな形に成形 して出来ます。
精製された珪砂 (けいしゃ)
↑ は窯(1300度~1350度)の中で溶かされ 種(タネ) として待機。
種 を取りに行きます。手に持っている棒は、 友竿 。 これも自作。
玻璃は透明色だと思ってたょ。生まれたての玻璃は炎の色。
数秒の間に色が劇的に変化していく様に釘付けになった。
まず小さい玉を吹く。
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コメント
たぶん10年近く前
錦糸町のガラスってどんなんだろう。って
美術館=販売所みたいなとこ見に行きました。
そのころは、正直ダサくて
生意気にも
あきれたものです。
今は、ちゃんと若い職人が育ち
こだわりが出てきたのですね。
【うすはり】興味津々です。
投稿: BOSS | 2007年12月13日 (木) 09:15
Boss様
うふふん。
興味津々どんとこぃですっ♪
ダサい・泥くさい、、何が良いか
私も本当のところはわかってない(笑
でも「本物」は残る。
時代を経ても誰が見ても良いものはよい。
判断基準はそんなとこです。
このグラスで呑めるお店が青山にあるので
ご紹介します☆
投稿: 毬詠/marie | 2007年12月13日 (木) 16:27
うすはり・・・日本酒用に私も欲しくてたまりません!!
でも私、扱いが荒いのでダメですかねー?
錦糸町あたりには、ガラス屋さんが多いんですかやはり?
投稿: お象様 | 2007年12月13日 (木) 17:35
お象さま
扱い、結構平気ですよっ♪
見ため程、脆くありません。
薄さゆえに口当たりがダイレクトで
すばらしくエロイ(笑 グラスです。
自信を持ってお勧めします!
投稿: 毬詠/marie | 2007年12月14日 (金) 00:42