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2007年11月26日 (月)

琵琶湖ビエンナーレ2007




そだっ。 この間行った琵琶湖ビエンナーレのこと!

近江八幡の駅からずいって入ったところにある
国の伝統的建造物群保存地区が会場。
八幡掘という水路を中心に会場が散らばる。


Hatibanbori


旧吉田邸の屋根につきうさぎ

平面作家 井上信太氏 【羊飼いプロジェクト


Sky_in_biwako


古い家がもつ空気はすごいな。静謐な空気感に小さく佇む。
ただ心地がいい。


Shadow


小さい作品から大きなものまで包みこむ空気感。
ん、、 ほんと圧倒されました。

今も記憶に残っているのは、300年の歴史を持つ酒造の搾り蔵で
大舩真言氏が創りだした世界

薄い暗闇の蔵の中を誘導されながら彼方の橋を渡る。
時間をかけて陰影と蔵の持つ空気感に包まれながら
作品と対峙。時間帯によって作品の印象が変わっていく。


Oohunemakoto


朝の光と夜の光で違う空気を醸す作品。 押しつけることなくそれでいて圧倒される。 
PM6:00 蔵の中、お向かいの教会の音が響く、鳥肌が立った。

崩れかけた土塀に手を入れた跡、この家は死んでない。
蔵の屋根には当時の神棚が残してあって お手入れしなおされていた。
作家ご本人ともっかいお話したいなぁ。すごく素敵な人やったん。

あ、今書いてて気づいた。
私は1会場まるっと使いきった展示が好きみたぃ。
その作者の世界観にまどろんでいたいんだと思う。

古い家屋を複数の作家の作品で埋め尽くす
ビエンナーレ会場のあちこちでキラリと目だった
サージ(匙)+ヨージ(楊枝)」 

すごく可愛くてカトラリー大好きな毬詠はハフハフッ☆

サージ+ヨージ」 クスタケシ氏作 

Photo_2


最後に野庵のイベントにもご参加いただいたことがある
写真家 堀江崇さんの展示。
【 多重露光 】 おもしろいぃ。
風をこんなふうに表現できるなんて!

        うぁああぁ。 

すごい写真を前に、奥深くて楽しくてスゲわくわくしちった(笑

           
The_house_of_a_spider


八幡掘り地域は今からの場所だと思う。
守るべきものが在って、若い力が加わって。
ほんと今後が楽しみなとこでしたっ!





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