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2007年10月21日 (日)

ムンク展(@国立西洋美術館)

朝、開館と同時にムンクを見に行きました。
(土日の上野の美術館の混みっぷりはおかしぃ・・・)

朝からムンクか のまれんかな・・・
と思っていたのですが。

あ 。

ムンクさん、面白い。 かなりのやんちゃさん♪ 
そんなことが判り、今回好きな作品も出来ました。

0706_munk


「叫び」とか「不安」とか、わかりやすく情緒不安定系で、
その印象ばかりが強かったのですよ。

でもね、今回、繊細なんだけど明るく力強かったり、
素晴らしく高いところまで昇華された色彩感を感じれて。

「太陽」という作品が気持ちに残った。
北欧の人たちにとっての太陽。
その空気感は白夜の国で実際に感じないとねっ。


ムンクさんが手がけたチョコレート工場や大学の壁画を
見に行こうと思う。映像で見たそれら壁画作品は彼らしい
繊細さが瑞々しくて勢いがあって、ステキな作品群でした。

  オスロ  北欧旅行ステキ~ (妄想モード スイッチオン!)
    ((o('∇'*)oドキドキo('∇')oワクワクo(*'∇')o))

毬詠、だいたい個展のときはザッとまず流し見します。
そいでもって全体の雰囲気とか、伝えたいものを感じて
アンテナが立った作品だけを集中的に見てきます。

面白かったのは「声/夏の夜」 (←想像してほしいので画像載せませ~ん)
彼のモデルに対する思い入れの深さがビシバシ感じられる。
今回、108点ある作品の中で唯一(と私は感じた)、顔がしっかり
丹念に描かれていて、彼の気持ちの中で永遠に美しい彼女と
夜の闇と月光が、鮮やかに描かれ世界観に惹きこまれた。
お相手は人妻で不倫だったとキャプションが。
でもね、絵に邪(よこしま)さがまったく感じられなくて
溜息が出るほどキレイな世界だったから、
きっと素敵な恋をしたんだろうなぁ ってそう思う。

タイトルに「声」ってあって、、
ムンクさんがこの作品と向かい合うとき、
作品の中で永遠にあの日の彼女と共鳴しあえるんだろな、とか
色んなことを考えて見てたら、いつの間にか長蛇の列が後ろに
続いててビックリした。

やっぱり「マドンナ」は見ごたえあったなぁ。
生々しくエロイところが、氏のやんちゃっぷり全開 で楽しくなった♪
だってマドンナの周り中、精子泳がせてるんぇ、、 
↑ここ笑うとこやんねぇ     えっ、、ちゃうの?!(ノ*゚▽゚)ノ アフォーン~

「子供部屋のための絵画」に事前に描くなと言われている情景を
(抱擁シーン)描いて、注文者にキャンセルをくらったり。
「絶望するよ、こんな仕事」と友人に知らせた小劇場の作品は
笑えるほど手が抜いてあって、愉快なエピソードを感じて、とても
ムンクさんを近く感じられた展示内容でした。


               ●○


国立西洋美術館の常設展も面白いん。

クロード・モネ 《 雪のアルジャントゥイユ
(画像なんかじゃわからんほ 是非、実際見てくだされ)

雪の色が優しくてしびれる。
今から雪景色が楽しみになりました。

そう、初雪が降るころに、庵ですてきなお知らせが
出来そうっ☆ がんばるほ~。


       

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