世界文化遺産 五箇山 (日本の原風景)
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世界文化遺産に指定されている村、五箇山へ行きました。
ブルーノ・タウトが、彼の著書「日本美の再発見」によって
「合理的で美しい」と絶賛した合掌造りの山郷。
谷あいの秘境の村。
かつて富山県と石川県の県境、倶利伽羅峠で、源平が戦い、
平家の残党がここまで落人として逃げ隠れてきたとか。
茅葺きの合掌造の家屋は叉首(さすぐみ)構造の切妻屋根。
雪が滑り落ちやすいよう傾斜勾配になっているのが特徴(その角度60度!)。
なんだか昔、子供のころ感じたおばあちゃんちの匂いがした。
(今はもうなくなっちったよ…)
そんなことを考えながらお散歩してると、普通に流れる外の水で昔ながらの
洗濯をしているお婆ちゃんと目が合う。
そう、ここはテーマパークや整備された追憶の観光スポットじゃない。
今、ここで生活し生きる人々がいる場所。
富山弁って、奥深いん 。。;
ばあちゃん 「どこから来たが?」
毬詠 「とうきょうですっ!」
しばらく雑談
毬詠 「お写真撮って良いですか?」
ばあちゃん 「つかえんちゃ。」
毬詠 「・・・(う、やっぱあかんか。)」
ばあちゃん 「はよ、撮らんけ」
毬詠 「うみょみょ?!」
そしてパシャパシャ。
少女のように微笑んだばあちゃんが、とても愛らしかった。
(写真、送りますからねー。また、元気に遊びに行きます!!)
今年初のコスモス。去年見たオレンジのコスモスよりすこし優しい色。
もう秋だ。
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