ナヌカビ (ねぶた祭り最終夜と花火)
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ナヌカビ(七日目)、お祭りの最終夜は青森港から花火が上がって
大賞をとったねぶたが船で海を巡航する。
夕方、会場アスパムは人でイモ洗い状態(笑
朝からの場所取り、ありがとう (人)
この日の夕焼けはいまでも覚えてる。
ずっと雨雲模様だった空がスアッと開けて、薄く撫子色に染まっていった。
お囃子方の 「ラッセラ」 の声が聞こえてくる。
毬詠が跳ねていた「板金」のねぶた台船も巡航していて、
なんだか意味もなく誇らしく思ふ。
眼前であがる花火は本当にきれいで。
今までのご褒美かと思った。
今年最初の花火、降るような光が人をとおりぬけて消えていく。
もう今年はこれで見なくていいや。
ながれるように静かに人がひいていった マツリノアト
北の地方の夏の夜は闇の密度が濃い気がした。
明日は東京。
翌朝は雨。ねぶたが出陣している間は絶対に降らなかった雨。
ねぶた期間中、台風の影響でずっと東北の天気はぐずついてた。
地元のおばちゃんたちは「ねぶたの神様がついてるから雨は降らん」って。
そのとおりだった。
昨夜の花火の会場に行った。
あの光の中のねぶたの解体作業を見に。
大賞を取った ねぶた師 北村 隆さんのねぶた
そして「板金」 北村蓮明さん(北村隆さんの双子の弟)のねぶた
「ねぶた」の生命は1週間。 鮮やかに祭りの翌日に消えていった。
誰に聞いたんだっけな、、 「ねぶたは真夏の夜に咲く桜」だと。
日本人のDNAが呼ぶのかもしれない。
ねぶた祭りは「燃える体感アート」で、それ以上に奥底に「日本の心」をとても感じました。
また、来年 。
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コメント
やっぱり花火はデジイチでも難しいそうだね。粒子っぽいし、ちょっとピンボケ気味に見えますデス(--;
感度はISO400程度にして、ピントは無限遠ちょい前、それでもって被写体深度を深くすればうまく行くのかなぁ…等と漠然と考えているでございますデス。
#けど写真は素人だから間違ってる可能性大(爆)
そうそう、ねぶたの解体だけど、その昔、ターミナルでキャンプしていた時代の事。キャンパーの有志は、跳ねさせてもらったお礼を兼ねてねぶたの解体を手伝いにして行ってたんだって。今のキャンプ場ではそれはなくなったけどね。
──以下余談です(^^;──
実は何人かが9日まで残ってキャンプ場のお掃除をしているんだって。知ってた?
おいらも含めて美味しい所取りしてる人が多いけど、知らない所で『また来年も皆がここでキャンプしながら跳ねれたら良いよね』という気持で動いてる人が居るってのも知っていてもらいたいな。
多分、ちょっとづつで良いから、自分は何ができるだろうと考えて行動に移していければ自然と良い方向へ向かうと思う今日この頃。
投稿: 山ちゃん | 2007年8月23日 (木) 15:37
やまちゃん
花火ほんとう難しい、、負けへーん。
来年の夏、絶対リベンジ。
やっぱISO400位のほうが良かったのかな。1000とかで撮ってた(爆
粗くなるの当然よね。。
解体はせつなかった。でも最後まで見届けれてなんか「終焉」を実感できて、
見れて良かったです。
有志がお掃除してくれてたんだね。
教えてくれてありがとう。
ホント自分にはなにができるだろう。
ふふ、なんかやまちゃんらしい余談で嬉しいすっ♪
投稿: 毬詠 | 2007年8月23日 (木) 22:54
いやぁ~ よかったですぅ。
今年、ねぶたにトライしようと考えてましたが あまりの高さとこみように・・・断念したのです。
でも いつか観にいきたい!!
鈴の音、聴いてみたいです。
投稿: 砂里 | 2007年8月24日 (金) 21:18
青森はこの時期、価格を上げない
ビジネスホテルがオススメです☆
それか、今から旅館をとる。
とにかく、とりあえずおさえる(爆
鈴の音、忘れません。
是非、跳ねて体感してみてください。
ふふ、実は来週、富山「おわら風の盆」
行きます。お楽しみです♪
投稿: 毬詠 | 2007年8月25日 (土) 09:41