いつもBlogを書く時は、2・3人の顔を思い浮かべて書くん。
今日は、私のBlogを読んで下さっている色んな立場の人に書きます。
大切なハニーに、お子さんに、気の合う仲間に 「こんな映画、やってるよ」 って
すこしでも伝われば嬉しい。
○●
映画、行きました。
「それでも生きる子供たちへ」
下記に、レビュー載せました。
子供たちは決して可哀そうなだけじゃなかったし、陰惨な内容でもなかった。
「知ることから」 だと思うから、あえてこのBlogに載せました。
子供の眼が明るくて、監督がどこかに希望を見つけたいと願って
それがとても伝わる映画でした。1人でも多くの人に見て欲しくて。

もう、写美で「世界報道写真展」がやってる。
見とかなきゃと思う。
以前、自分で書いた言葉なのですが、2年経った今も同じ想い。
知ることからはじまることがあると思います。
平和の国のあなたに伝えるために撮ったと思うから。
できるなら、7月31日まで開催されていますので
1人でも多くの人に見て欲しい。
▲ 2005 世界報道写真展 毬詠レビュー
そう、こんなにネットワークが通じている今だからこそ、
どこかで隔絶した世界だと思っている世界とはつながっている。
気付いた時点でしんどいですが、そのことに鈍感でいたくない。
*** 以下、mixi レビュー ***
1人で見に行って良かった。 言葉にできなかったから。
泣いたのは子供たちがあんまりいじらしいから。
汚い大人にクチャクチャにされても這いあがってくる。
タイトルの「それでも…」という言葉の重み。
私、弱い大人になったなぁ。頑張らなきゃ。
▼ 以下監督ごとに
● 監督 カティア・ルンド
貧民窟のお兄ちゃんと妹がいじらしくて。
人はね、信頼しあう相手がいて、手を握りあえれば
寂しい眼にはなれないんじゃないかなぁ。
この監督の「シティ・オブ・ゴッド」見とこう。
● 監督 ジョーダン・スコット 、
戦場の子供たちがキラキラしていて、楽しそうで。
子供ってタフで、先が見えない分底抜けに明るい。
その存在が大人を救うんだろうなぁ。
全体の色が優しくてせつなくて、セピアでなくて透明な湖の色、
そんな印象の映画でした。
● 監督 ステファノ・ヴィネルッソ
この作品好き。静かに少年の怒りや寂しさが世間に向けられていく。
危ういほど繊細で、ぞっとするほど冷酷で無知で単純な少年に
とても惹かれてしまった。 彼はメリーゴーランドに乗りたかったのかな。
取り返しがつくころにきっとファミリーで乗りたかったんだと思う。
うん。この映画の1シーン1シーンがとても心象に残った。
● 監督 ジョン・ウー
女の子がお人形遊びをするとき、お人形に自分を投影させて一体化する。
オチビちゃんの頃、可愛がっていたお人形に八つ当たりしたことを
思い出してしまった(笑
この監督わかりやすいけど深い。女の子たちの環境に負けない眼と
やさしいお話しの仕方がとても印象的でした。
● 監督 メディ・カレフ
戦争へ行くことが誇らしく、手榴弾や銃をもらうことが
プレゼントだと思っている子供がいる。
「怖かった」と言えないそんな世界の子がとてもいたましい。
私の生きている世界とは隔絶しているけれど、
まず知ることからだと思う。
日常として学校へ行くことは平和でなければできない。
子供の学びたい欲求は、まわりの大人が絶対に
守らなければいけないものだと思う。
● 監督 エミール・クストリッツァ
子供にとって親はすべてだ。誰より一番強くてえらい。
だからこそ親は子供の前だけではスーパーマンであるべきで、
頑張っていて欲しい。擁護者であって欲しい。
自分の親を否定できるようになったのはいくつだったろう。
「あー、この人はダメなんだ」って。
いつから「親って言っても人だしね。」と思えるようになったんかな。
そんなことを思い出した。
● 監督 スパイク・リー
この監督見るの「マルコムX」以来。それぐらいちょっと苦手。
でも、この作品が一番好きだ。情けないダディは
それでも全力でファミリーを守ろうとする。
子供ってスゴイ。そのこのためだけに親は大人の顔になる。
頑張ってなる。エイズベィビーの話は知っていたけれど、
初めてリアルに感じた。
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