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2006年12月15日 (金)

蕨野行(わらびのこう)観ました。

2003年以来、観たい人が主催する「自主上映」のかたちで
日本各地をまわっている【蕨野行】という映画を観ました。

恩地日出夫監督 製作;「日本の原風景を映像で考える会」

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ストーリーとかは他で任せて。

「死ぬまでをどう生きようとするか」 を山形の厳しい自然風景のなか、静かに映されていました。
おじじとおばばがメインですよ。泥くさくて野暮で地味で悲惨、でも誇り高くて高貴なお話しでした。


最近生と死の存在はそんなに遠くないんなぁ、と感じた私にはとても衝撃が大きかった。

私はどんな60歳を迎えれるかな。
どんなことになってても、愉快な仲間たちがいて
ヘロリや仔豚ちゃんがわぁわぁうるさいんやろか(爆

Dsc_4301

「人は独りで生まれきて独りで死んでいく」って言われたことがあって、
そんなんは重々承知。

生きていく過程で、身体が震えるほど恐い「本当の瞬間 」を
迎えるときは、独りやないとあかんくて。。
だからこそ、独りは最期の瞬間だけでええやんって思っちゃう。

人の輪のなかで育てられた私にとっては誰かの手を握って死んでいきたい。
甘ちゃんで最期まではた迷惑な奴と言われても(笑
「虹の橋」の向こうにはらっしーちゃんが待っててくれるし。
そう思ったら、もっともっと楽しんでGame overの直前まで笑いあって
みんなで共感しあって育める「生」でありたいなと、そんなことを思いました。

この映画をあと20年して観た時、もっとマシな感想が言えるかな~。
この映画の感想は残しておかねば、そう思った毬詠でした=


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