
「夕焼けの空」
茜色にあこがれて
まだ残暑が厳しい日々が続きますが、着物の暦は単衣の季節へと変わりました。
敬老の日あたりからは朝夕も涼しい風が吹くようになり、夏着物とはしばしお別れです。
秋といえば夕焼けを真っ先に思い浮かべます。きれいな夕焼けを見て「ああ、夏も終わったんだな…」としみじみ。
アキアカネ、夕焼け、茜雲…
茜色の帯を締めたくて、秋の単衣のコーデを考えました。
季節を纏うよろこび
「季節を身に纏う」
洋服ではなかなか難しいかもしれないけれど、着物ならではの愉しみの一つ。
季節の柄が思い思いにデザインされたアンティーク着物、自分の秋を思い描きながら組み合わせを考えるのって、すごーく楽しい。
遊び着物なら、フォーマルほどナーバスにならなくても良いんじゃないでしょうか。
とんでもなく季節外れの素材や柄じゃなければ、好きなものを組み合わせていけば良いのは洋服と一緒かなと思います。
私の秋は、こんな感じw

*****************************
今回の長月コーデは、いかがでしたでしょうか。
ご興味ある方は info@a-yarn.comまで。
このコーディネートはお嫁入りが決定しました。
*********** 詳 細 ***********
●四季柄銘仙着物 正絹単衣
身丈 153cm 裄丈 62cm 袖丈 49cm
・アンティーク銘仙、四季柄
・上前おくみ裾より55cmに7cm角程度の茶色っぽい薄ジミ、
大きめですが模様に紛れてそれほど悪目立ちはしません(上拡大写真左側参照)
・時代のくすみや着用皺等ありますが、致命的なダメージは無く美品です
●菊柄八寸名古屋帯 交織
長さ 345cm 幅 30.5cm
・柔らかくさらっとした手触りの塩瀬風生地
・墨絵のようなタッチの菊、花弁の真ん中は薄白手書き?
・お太鼓下部分に膨れ織のようになっている部分(生地ムラ?)あり、
締めるとほとんど目立ちません(上拡大写真右側参照)
柄の出し方によってはうまく隠れると思います
・時代のくすみや着用皺等ありますが、致命的なダメージは無く状態は良
この記事へのコメントは終了しました。
コメント