お道具のお話 針について
▲ 【 2010 春 お針箱の会 -半衿編- 】 Index に戻る ▲
<お道具のお話 針について>
みなさんはお裁縫をするとき
どんな道具をそろえたらいいのだろう?と思ったことはありますか?
今回は針のことについてお話してみようと思います。

まず、針には大きくわけて和針と洋針があります。
和針は和裁に使う針で
たとえば 三ノ一、四ノ一 などと表示されています。
三 というのは木綿用の太さ、四 は絹物用の太さを表していて
三ノ一、四ノ一は約3.3センチです。
三ノ二、四ノ二は約3.6センチというように
数字が大きくなるにしたがって長くなります。

運針がしやすいように自分の指の長さにあった針を
選ぶようにするといいです。
洋針は洋裁に使う針です。
針穴が長めで針先は急にとがっていて縫うときは針が通りにくいのですが、
曲がらず折れにくいです。
太さによって1~12番まであり、数の少ないほど太くなります。
他には まち針、刺しゅう針、ミシン針などですね。
ミシン針は番号によって太さが違い、普通の家庭用には9~14番が用いられます。
針の品質の見分け方は、
さびていないこと、糸が通りやすいこと、曲がっていないこと、
外観がなめらかで、針の反射光にむらのないことなどでみます。

針に糸を通すことが苦手~(×)という人もいらっしゃるかと思いますが、
今は便利な道具なんかも!
お裁縫をやるからには慣れたら楽しくなってきます。
がんばりましょう!
折れたお針を供養する日が1年に一度あり、今年行ってまいりました。
関連記事はこちら ↓
* おつかれさま 感謝して◎針供養の日
▲ 【 2010 春 お針箱の会 -半衿編- 】 Index に戻る ▲
掲載日:2010年3月22日 (月)