散り菊の章/2009焔Final
▲ 【2009野庵 焔 Index】 に戻る ▲
闇に浮かぶは焔か華か
独り立つ寂々の夜
あとどれだけ走れば終わりがくるのか
わからないなにかを探す
誰かにみつけてほしいのか
ぼんやりと暗くみえるほどに深い淵
秋の野辺 やわらかな風と光の匂い
空を見あげ季節をはじめて心で受けた
愛しいと思うと
気持ちの遠くがほぁっと灯る
相想い 相見る
それは自分だけの特別
なにも見えなくなる深い夜、自身のうちにある闇テラスモノに
どうか気がつきますように
心のうちに燃える炎、チロリここそこに感じる焔
そんな小さくてかわいい火を野庵は大事にしたいと思います
天から降りそそがれた吉祥の赤い花、庵の方々に散りました
最初は小さな火種が、多くの人の気持ちを照らすものとなりましたら
こんなに嬉しいことはありません
- 野庵 焔 Homura 終宴 -
------------------- 焔 Final 小さな火種の行方はこちら -------------------
* かんざし作家 榮 作品HP 【 鏡花水月 】 OPEN
* 「野庵 小さくでっかい一歩展」 2009年11月14・15日 @千駄木空間
* 野庵 オリジナル和紙帯 【 一期一会 】 お披露目
* 2010年の十二獣 お出迎え
------------------- 焔 Final 散り菊の章 関連作品 -------------------
各作品はすべてこの物語とつながっています。お手隙時にゆっくり読んでみてください。
● かんざし作家 榮作 かんざし 【 糸菊 】 【 曼珠沙華 】
● かんざし作家 姫コ作 かんざし 【 ape'nipek 】
● 照明作家 gennai 作 時分けの灯 【 穂 】
● 絵師 神田サオリ作 足袋 【 宴 Utage 】 誂え浴衣 【 炎月 】
------------------- Special thanks -------------------
minami masumi 月夜
photographer ヤギマサル
特別協力 澤乃井 櫛かんざし美術館
小澤酒造株式会社
秩父多摩甲斐国立公園 奥多摩清流の宿 おくたま路
▲ 【2009野庵 焔 Index】 に戻る ▲
掲載日:2009年10月 1日 (木)