野庵 ハレの日の装い
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新宿駅徒歩5分 ここは高層ビル街の谷間
新春 極上の空間に人々が集う
その場にふさわしく ヨソオフトイウコト
それは奥深く楽しい格別な遊び
● ハレの日
髪飾りは紅梅の蕾をイメージした自作
このお振袖はかつての花嫁衣装
やわらかに飛ぶ鶴はアンティークでしか見ない彩色
この特別な着物を着こなすために、1年寝かせ気持ちを準備した。
それだけの価値あるヨソオイ 今日はハレの日
● 飛翔
艶やかな総刺繍の孔雀柄
20歳のころは着こなせない迫力、今がきっと一番似合う
半襟と帯は黒で締めて 挿し色は緋色
クジャクは毒蛇や毒虫を喰らうことから、邪気を祓う象徴だったとか
あらたまの年、もっともっと自分らしく羽ばたけますよう
● 新年の音
アンティークの少女用の着物は格別の愛らしさ
おはしょりを出さずに対丈で
このコーディネート詳細は 野庵 キモノけもの道 でご説明したいと思います。
鼓の花音が聞こえてきそうな総柄は今見ても斬新でCUTE
昔の人はなんて華やかに装うことを楽しんだのでしょう
● 梅
願いを叶えてくれるといわれる梅の花コーデ
初春の爽やかな雰囲気を出したくて挿し色は常緑
オネイサンを目指したはずが今年も失敗。
相変わらず千歳飴が似合うと言われ大ショック、、
二重太鼓でも自分らしさを出して遊びたい
奇跡的に大人な1枚が!
日本髪を結ったおしたくでいらしてくださったお客様
その気概が伝わり、優勝なさいました!
静岡から着物でいらしてくださった可愛いお客様
またハレの日に元気でお会いできればと願います
= 番外編 =
ファイアーのYukiさんにも着物で歌留多の会に参戦いただきました
男子着物もまた格別な趣があって良いですね
男女問わず、着物の袖に手をとおすときの高揚感は
洋服では味わえないドキドキで溢れていると思うのです。
大人の遊び心を本気で愉しむ、そんな機会をこれからも
創っていければと思います。
- photo YUE SUE -
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掲載日:2009年1月25日 (日)