冬至 Black Snow ご報告 2



▲ 【 冬至 Black Snow 】 Index に戻る ▲





12月21日 冬至 Black Snow @ 日暮里 本行寺



イベントの核となる 雪 についてすこし調べていたとき、
雪に閉ざされる国の人が抱く 雪への想い を知りました。



それは日本だけでなく世界中に似たような民話で伝わる。





Masumi_2





雪のなかから現れてくるもの
それは手にすることを望み期待し、夢に見るほど待ち続けた存在





2_2





迎える予感は "畏怖" と "期待"、表裏の関係





Dancer_2





諦めきれず溢れる想いは雪に魂を吹き込みました



子のない老夫婦のもとに可愛い雪童(わらし) 
独り身の猟師のもとへは美しい雪女が





Dancer1_2





Black Snow この寓話を最初から最後まで音で紡いでくれた DJ Taromix





Tarosan1





その音に重なり闇を照らし 雪 を降らせる    Artist 神田サオリ





Kandasaori6_2





Kandasaori





吹雪が戸を叩きこする音



     待ち望む者が来たのではないか 



そんな期待感が 「障子さすり」 という言葉を生みました





Kandasaori1





待ち望んだ雪の人 ともに暮らすにぎやかな日々



つかのまの夢は淡く、お話の終わりにはみな溶け消えいなくなる





Kandasaori2_2





儚く淡い夢ではない気持ちのなかに降り積もり咲き続ける冬の華



そんな雪を抱いて帰っていただければと今回のイベントを企画しました。





Tarosan





ほんとうに 描いている最中 



私には Taroさんの音がほんとうに気持ちよく響き



こころが潤って 涙がでて



それが筆につたわって 描いていました



                           (神田サオリ)





Kandasaori3





とりまく灯りはサオリさんのご主人がつくった





Kandasaori7_2





キャンドルに灯をつけ、大事な時の集積を照らす





Kandasaori4





絵から飛び出し覚醒の空気を場にふりまく





Velvet_2





生命感溢れる ベリーダンサー Nati & Tae





Velvet1_2





観ている間、冬のにおいが変わっていったことに
気がつきましたでしょうか



2種の香を焚きわけました



  * 雪華      * 燈花





Au





記憶のなかの雪の華  



それは忙しない日々のなかふと四季を感じたり
そばにいる人に感謝をあらわしたりする気持ち





Kandasaori5_2





天からの贈りものを歓び迎える気持ちを継いでいきたいと思います



              野庵 四季と出逢う 冬  終了 




                                        photo 佐藤 祐介





▲ 【 冬至 Black Snow 】 Index に戻る ▲



掲載日:2008年12月29日 (月)

yarn