【野庵】四季に出逢う =立春=
大寒の後十五日 斗柄(とへい) 艮(うしとら)に指すを立春といふ
* 斗柄 ; 北斗七星の柄の部分 * 艮 ; 東北
野庵、2008年はみなさまとともに、四季を楽しむ年にしたいと思います。
春夏秋冬をとおし、それぞれの時節を、言葉ではなく五感で感じる
機会をもちたいと思いますので、どうぞ宜しくお付き合いください。
まずは 春 、実感としてまだまだ先の春の気配。
各作品とともに、春を迎えるお支度を楽しんでいただければ嬉しいです。
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彫金師 月成作 【 子(ね) 】
「子(ね)」の字は、事の初まりである「一」と、終わりである「了」を組み合わせた稀有な文字。
庵の吉祥十二獣のはじまりとして今年1年、幸運の小判を片手に走り回ってもらいます。
( * 次郎冠者は12年に1度、その干支年にのみお求めいただける作品です。)
鞄作家 亜弥作 【 恋ふ 】
"シックにあまく" 大人の恋をテーマに贈ります。
彫金師 月成作 【 天鼠 】 月夜に飛ぶコウモリにどこか浪漫を感じます。
"小さくても手を抜かない" ミニマムに封じこめた月成氏の世界を存分にお楽しみください。
(根付にも帯留めにもご使用いただける作品です。)
蒔絵師 伯兆作 【 kotan kor kamuy コタンコロカムイ 】
それはフクロウに顕現された静かに民を守る村護りの神
その動物神は森の奥で静かに冬の冷気を覆い、春を待つ。
野庵 歌留多の会で、次の告知の意味を込め、満開を先取りしました 桜 。
春 をお迎えしました際は、滋賀は近江八幡の桜の名所で
庵の展示を行います。 関西初の展示にドキドキ準備中。
西の大切なお客様、お目にかかれる日を楽しみにしております。
掲載日:2008年2月 7日 (木)