【野庵】 歌留多の会 お品書き
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新しき年のはじめにかくしこそ 千歳をかねて楽しきをつめ
古今和歌集 大歌所御歌
ハレの日のお客様のために、特別に取り寄せました諸々、
あらためてご紹介いたします。
お席の表趣向は Surprise 、みなさまに新しい風が吹きますようにー
そんな春一番になればっ、とドキドキしながらご用意させていただきました。
* * *
まずは、お抹茶がでるかなと思わせて、、
口を湿らす程度の振舞酒 を (笑)
● 大吟醸 木曽 中善酒造店
ここの酒蔵の蔵人と夏の青森で出会いました。
ここの甘酒はどなたにさしあげても喜ばれています。
甘い粽(ちまき)ではなくて粽寿司を。
● 粽寿司 (鯛、海老、鱒、あじ、ひらめ) 赤坂 福槌
この日の朝、「一番美味しいころあいを」 と、福槌さんが六義園まで届けてくださいました。
(ここの茶巾と秋の刀魚の押し寿司は毎年必ずもとめます!)
● 菓 子
想ひそめしか 長岡京 小倉山荘
「人知れずこそ思ひそめしか」 百人一首にちなんだ菓子は
ベルギーチョコレート×あられ この組合せ、とても美味しいのです!
白熱戦の歌留多取りの後は、重くないお茶を。
● 茶
紀州産 塩梅(あんばい) 四天王寺あられ
「塩梅」とはそもそもお料理用語。本来はお塩と梅酢をあわせた調味料のこと。
良い具合に仕込まれたものを「良い塩梅(あんばい)」と言うように。
お正月に和歌山に行った際、持ち帰りました。
● 菓子
この一服に節分にちなみ丹波産の黒豆菓子。
(かたそうに見えてやわらかなのです)
京の大黒 長岡京 小倉山荘
みなさま、お口にあいましたでしょうか。
素材にこだわって丁寧に味に取り組むー
庵が自信を持っておすすめする 「食」 でした。
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掲載日:2008年1月29日 (火)