【野庵】 歌留多の会 お品書き



▲ 2008野庵 歌留多の会 Index に戻る ▲



新しき年のはじめにかくしこそ 千歳をかねて楽しきをつめ

       古今和歌集   大歌所御歌

ハレの日のお客様のために、特別に取り寄せました諸々、
あらためてご紹介いたします。

お席の表趣向は Surprise 、みなさまに新しい風が吹きますようにー
そんな春一番になればっ、とドキドキしながらご用意させていただきました。

                * * *

まずは、お抹茶がでるかなと思わせて、、
口を湿らす程度の振舞酒 を (笑)

● 大吟醸 木曽 中善酒造店

ここの酒蔵の蔵人と夏の青森で出会いました。
ここの甘酒はどなたにさしあげても喜ばれています。


Sake


甘い粽(ちまき)ではなくて粽寿司を。
● 粽寿司 (鯛、海老、鱒、あじ、ひらめ) 赤坂 福槌

この日の朝、「一番美味しいころあいを」 と、福槌さんが六義園まで届けてくださいました。
(ここの茶巾と秋の刀魚の押し寿司は毎年必ずもとめます!)


Karuta


● 菓 子  

想ひそめしか   長岡京 小倉山荘

「人知れずこそ思ひそめしか」 百人一首にちなんだ菓子は
ベルギーチョコレート×あられ この組合せ、とても美味しいのです!


Omohisomesika


白熱戦の歌留多取りの後は、重くないお茶を。

● 茶

  紀州産 塩梅(あんばい)    四天王寺あられ

「塩梅」とはそもそもお料理用語。本来はお塩と梅酢をあわせた調味料のこと。
良い具合に仕込まれたものを「良い塩梅(あんばい)」と言うように。
お正月に和歌山に行った際、持ち帰りました。


Tya


● 菓子

この一服に節分にちなみ丹波産の黒豆菓子。 
(かたそうに見えてやわらかなのです)

 京の大黒          長岡京 小倉山荘


Mamemame


みなさま、お口にあいましたでしょうか。

素材にこだわって丁寧に味に取り組むー
庵が自信を持っておすすめする 「食」 でした。



▲ 2008野庵 歌留多の会 Index に戻る ▲



掲載日:2008年1月29日 (火)

yarn